漫画『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』ネタバレあらすじ＆感想！とことんかわいいジレ恋ラブコメ

『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』は『小説家になろう』発のほのぼのでじれったいファンタジーラブコメです。 本記事ではアニメ化で話題の「イケナイ教」のあらすじをネタバレありで解説！最新話が何巻で読めるのか、本作の見どころ、感想などをまとめて紹介します。

原作のライトノベル・漫画ともに高い人気を誇る『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』ですが、2023年10月4日よりアニメ化されています！ 主人公のアレン・クロフォードの声を演じるのは杉田智和、ヒロインのシャーロット・エヴァンズの声を演じるのは早見沙織と、声優陣も非常に豪華ということで注目が集まっている本作。アレンとシャーロットが画面の中で可愛らしく動き回る姿を、ぜひチェックしてみてくださいね。

森深くに住む「魔王」とあだ名される魔法使い・アレンは、人嫌いだけどお人好しな厄介な性格の持ち主。彼はある日、森の中で少女・シャーロットを拾います。彼女は隣国の公爵令嬢でしたが、王子から一方的な婚約破棄を告げられたうえに無実の罪を着せられお尋ね者になっていたのです。 お人好しなアレンは彼女を住み込みメイドとして雇うことにします。彼女の不遇な生い立ちを察したアレンは、彼女にイケナイことを教えて幸せになってもらいたいと画策。 夕飯代わりのお菓子パーティー、サンドバッグでストレス発散など、彼女が知らなかった禁断のイケナイ世界を教えていくのでした。

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ひょんなことからアレンと同居するようになったシャーロットは、彼との会話の中で少しずつ自己表現をする方法を身につけていきます。言葉選びはやり方は不器用ではあるものの、アレンは無実の罪で家を追われたシャーロットのことを心の底から気にかけていました。 これまで通り質素かつ慎ましい生活を望むシャーロットにアレンはあの手この手で多くのものを与えようとしますが、そんな折彼の家に突然彼の義理の妹であるエルーカ・クロフォードが現れます。 アレンはエルーカにシャーロットの出自を説明した上で、協力をしてくれるように頼むのでした。

1人で街に買い物に出かけたシャーロットでしたが、突如ゴロツキから囲まれてしまいます。遠巻きにシャーロットのお出かけの様子を眺めていたエルーカとミアハは固唾を飲んでその様子を見守りますが、なんとゴロツキたちはシャーロットに深く頭を下げたのでした。 実は街のゴロツキである彼らは、シャーロットに危害を加えないように事前にアレンからボコボコにされていたのです。そのことを知らないシャーロットは彼らの身を案じ、事前にアレンから渡されていた回復薬を一人一人に手渡したことで「女神」と呼ばれることになります。

ある夜眠りについたシャーロットは、かつての家にいた時の夢を見ていました。妾の子として生まれた彼女は「お嬢様」と呼ばれながらも使用人のような扱いを受け、屋敷中で虐げられていたのでした。 そんな中夢に現れたのは、現在の主人であるアレン。彼が手を差し伸べてくれたところで、シャーロットは目を覚まします。寝室を出ると、そこにいたのはアレンの姿。いつも通りの態度で接してくれる彼に、シャーロットは心の底から安心します。 その後「一緒にいたい」という彼女に対し、アレンは「夜にしかできないイケナイこと」を提案しました。

シャーロットに自分の想いを伝えることを決意したアレンですが、どのように伝えるべきか逡巡していました。そんな時シャーロットから「傷ついているドラゴンがいる」とシャーロットから告げられたアレンは、彼女と一緒にドラゴンの元へ。 しかしフェンリル・ルゥの様子もおかしかったこともあり、「これは触れないほうがいい」とアレンが決断した矢先にシャーロットが攫われアレンはルゥと共に崖の下へと落ちてしまいます。 アレンとルゥが崖の下でシャーロットの身を案じていたところ、姿を現したのはすべての魔法を受け付けないノーブルドラゴンの成体。2人は絶体絶命の状況に追い込まれてしまうのでした。

無事に結ばれたアレンとシャーロットは、初めて2人きりでデートに出かけることに。シャーロットが準備をしている間にアレンはルゥに魔法をかけ子犬の姿に、地獄カピバラのゴウセツは自ら変化の術を使いスタイル抜群の美女の姿に変化してデートを見守ることになりました。 あまりにも可愛い態度を取り続ける態度に悶絶していたアレンでしたが、街に入った瞬間にあらゆる方向から殺気を感じ始めます。嫌な予感がしながらも、アレンはシャーロットを連れて魔法道具店へと足を運び彼女に杖を買い与えることにしました。

コミックス最新刊7巻では、アレンとシャーロット一行がシャーロットの故郷であるアテナ島に帰郷することに！“大魔王”であるアレンの妹・エルーカから「シャーロットの妹・ナタリアが一大事！」という知らせが入ったことが理由です。 アテナ魔王学院で学んでいる最中であるナタリアに、一体なにが起こったのでしょうか…。さらに３年ぶりの里帰りということで、アレンはパパやママと一波乱を起こします。2人の行く末から、目が離せません！

アレンは魔王などと物騒な名で呼ばれていますが、普通にいい人で優秀な魔法使いです。シャーロットちゃんも言わずもがないい子で、そんな2人がひとつ屋根の下でじっくり距離を詰めていく様子にニヤニヤが止まりません！ とくに恋心を自覚してからのアレンの百面相は見どころ。天然な無自覚なシャーロットに振り回されていてかわいいです。 シャーロットが不遇なのは序盤のみで、以降は優しい人しか出てきません。平和なので安心して読むことができるのも大きな魅力です！