漫画『裏アカに殺される～SNS中毒の女たち～』最終回まで全話ネタバレあらすじ＆感想！SNS炎上加害者の破滅までの物語

『裏アカに殺される～SNS中毒の女たち～』は、原作・クロサワ、漫画・飯富まつりで連載している女性漫画で、2023年12月時点では5巻まで配信中です。Renta!なら1話無料で読むことができます。 この記事では『捨てられた妻に新しい夫ができました』のストーリーをネタバレ込みで解説していきます。どんなお話なのか気になっている人も、結末だけ知りたいという人も、ぜひ最後までチェックしてみてください！

相田悠里は、事務の仕事をしている会社員。便利に使われる単調な毎日に退屈しています。そんな悠里の何よりの楽しみは、SNSで見つけたイタい女を潰すこと。晒し拡散して炎上させ、アカウント削除にまで追い込むのが日課になっていました。 ターゲットにした女がアカウントを削除すると得も言われぬ優越感を感じる悠里は、自分を正義の覆面通報者だと思っていて、炎上用のアカウントを50以上運営しています。 そんな悠里が新たに目を付けたのが、ミルキーというアカウント。赤ちゃんを育てている専業主婦らしく、キラキラした生活を発信しています。悠里は、ネタになりそうな投稿を次々とスクショ保存していきーー。

悠里がSNSを炎上させるときに使う手はいつも同じで、まずはターゲットにしたアカウントにフォロー申請と好意的なあいさつを送ります。これは、万が一相手が鍵アカウントにしたときも投稿を見ることができるようにするため。そして、鍵アカウントで投稿されたものをスクショして拡散するのです。 そんな歪んだ楽しみに没頭している悠里ですが、婚活は上手くいっていません。原因は、理想が高すぎて出会う前から男性を判断してしまうからです。しかしある日、悠里の職場に超有名企業からの転職者が入ってきます。エリートなだけでなく顔もいい月岡修二は、入社初日から女性社員の注目を集めていました。 そんな月岡に気に入られて舞い上がる悠里。しかし、月岡の行動には裏がありました。

3話からは主人公が変わり、新章がスタートします。 ゲーム実況者をしているりおんは、ゲームのキャラのぬいぐるみを連れて出かけている様子をSNSにアップするのが日課。「代官山のオープンカフェでランチ＆シャンパン^^もちろん彼と♡」とぬいぐるみが映りこんだ写真をアップするだけであっという間にシェアといいねのカウントが回り始めます。 ある日、そんなりおんに澤野というアカウントからフォローが届きます。澤野はイラストで活動している人物で、りおんの推しである愛王丸のイラストもアップしていました。りおんは澤野と相互フォローになったものの、どうせ根暗なブスだと決めつけて見下しています。

澤野と一緒に配信イベントに参加することになったりおんは、そこに現れた澤野が想像以上に美しかったことに驚きます。澤野を自分の引き立て役にするつもりで連れてきたのに、むしろ自分の方が霞んでいる状況に絶句するりおん。 配信のコメントは澤野のビジュアルを褒めたたえるもので溢れ、アクセス数と書き込み数が史上最高値をたたき出すほどの勢いを見せます。澤野自身もまんざらでもない様子。しかし、りおんはおもしろくありません。 りおんの推しの人気配信者・皇帝とのコラボまで実現させた澤野への感情は、次第に嫉妬から憎しみへと変わっていきます。りおんは裏アカウントを作り、澤野への誹謗中傷をはじめてーー。

りおんが悶々としているうちに澤野は皇帝とどんどん親密になっていき、イラストだけでなく配信も始めるように。一方りおんのアカウントはじわじわと登録者が減っていき、アンチコメントが湧くようになっていました。 そんな時、澤野から皇帝も含めた3人でコラボ配信をしないかという誘いが来ます。推しとコラボできるチャンスにあらがえなかったりおんはその話を受けますが、実際に配信が始まると皇帝と澤野ばかりが盛り上がり、まったく話に入ることができません。 イライラしてきたりおんは裏アカウントを使ってアンチコメントを投稿します。しかし、アカウントの切り替えを忘れていたため、アンチコメントはメインアカウントから投稿されてしまってーー。

『裏アカに殺される～SNS中毒の女たち～』は、SNSで晒し拡散や誹謗中傷をしている女たちを主人公にしたドロドロストーリーです。2～3巻で新章に入るので、サクサク読めるのが魅力。また、毎回ちゃんとオチがつくため読み味はスカッとしています。 人を傷つけることでストレス発散をしてきた女たちが、最後はその刃で自分をも破滅させてしまうところが見どころです。ぜひサクッと読んでスカッとしてください！