漫画『のみ×しば』最新巻まで全巻ネタバレあらすじ＆感想！男子たちの思春期ラブコメ

思春期の男子たちにフォーカスを当て、彼らの恋愛をコミカルに描いた作品『のみ×しば』。作者「田倉トヲル」が送るBL漫画作品です。 この記事では、漫画『のみ×しば』のネタバレやあらすじ、感想を紹介していきます。また作品をよりお得に読める方法もあわせて解説していくので、興味がある人はぜひ参考にしてみてくださいね！ この記事では、作品のネタバレを取り扱っているので、まだ読んでいない人、内容を知りたくない人は注意してくださいね！

主人公の野宮は全寮制の男子進学校に通う高校2年生です。当然のことながら周りはどこもかしこも男子ばかり。まったく恋愛っ気のない生活を送っていました。しかしそんな野宮に変化が起こることになります。それはルームメイトになった御子柴が原因です。 彼は女子顔負けの可愛い顔……。そんな御子柴を見ているとなぜかドキドキしてしまう野宮。彼と御子柴は実は以前から知り合いでした。ある日、他の男子生徒に御子柴が襲われているところを野宮が助けたのです。野宮は、自分はホモらないと決めていたものの、御子柴の方は彼のことがずっと好きだったのです。

野宮と御子柴が両思いであることは、第三者から見たら丸わかり。それなのに当の本人たちは何も気づいていません。御子柴には彼をよく思っていない生徒がちらほらいます。ある日そのうちの1人が、嫌がらせのつもりで野宮が使っているシャワー室に御子柴を閉じ込めてしまいます。 野宮は仰天するものの、思春期男子なので体が勝手に反応してしまいます。彼のことが好きな御子柴。彼も野宮と同様に理性を失いそうになるものの、なんとか制御します。しかしそんな2人に試練が訪れます。なんと教師から、同室で恋愛関係になったものは部屋を別々にするという注意喚起が出るのです……。 どうしても離れたくない2人は、ルームメイトを解消されないために前より一層告白できない雰囲気になってしまいますーー。

ついに両思いで結ばれることになった野宮と御子柴。初キスも無事に済ませることができました。そして2人が考える次なる展開。それはエッチがしたいというもの！思春期なら当然です。しかし2人が生活しているのは、全寮制高校。プライベートな空間はほとんどないと言っても過言ではありません。 そんな悶々としてる2人に突如としてチャンスが訪れます。それは夏休みのこと。帰省していく生徒たち。寮に残っているのは補講組と部活組のみです。偶然にも野宮と御子柴は補講組でした。こんなチャンスは2度とありません。野宮は男子同士のエッチについてしっかりと調べます。そしていざ、2人っきりになろうという瞬間が、刻一刻と近づいてきていたのです。

夏休みも宿泊体験も終わり、2人にいつもの日常が戻ってきます。そんなある日、彼らは部屋で2人きりになります。キスをし始めた2人。突然、野宮は御子柴を押し倒してしまいます。しかし、御子柴はまだ自分自身の準備ができていません。戸惑いながらも、野宮を見る御子柴。そこで彼は驚くべきものを見ます。 それは野宮のモノのサイズ……。どう見てもXLとしか思えないサイズについ触ってしまう御子柴。そんな彼を見てたまらなくなった野宮は、御子柴のモノも触り、お互いで触り合います。そこで御子柴は自分の準備をしようと決意するのです。 一方、リアルゲイ・宮井の過去にストーリーは向かいます。彼は教育実習に来ている藤間と過去になにかあったようでーー。

本作『のみ×しば』では、主人公の野宮と御子柴2人の恋愛が描かれています。しかし一方でリアルゲイの宮井や腐男子の森下など、強烈に濃い脇役たちが登場します。特に4巻では、リアルゲイ宮井にストーリーが向かっていく模様。 野宮と御子柴の心理状況もしっかりと丁寧に描かれていることで、2人のドキドキがリアルに伝わってきます。読んでいてつい感情移入してしまいますよ。