漫画『嫌われすぎて死にかけていたらヤンデレ変態公爵に溺愛されました』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！【ヤンデレイケメンに激重執着される】

「白髪の魔女」と忌み嫌われていたヒロインがイケメン公爵様と出会う漫画『嫌われすぎて死にかけていたらヤンデレ変態公爵に溺愛されました』。 この記事では、本作の最新話までのネタバレあらすじをまとめています。電子書籍サービスでの配信状況や作品の見どころも紹介していくので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね！

ユオタ王国の外れにある田舎町に住んでいるファニ。近所の子供は彼女の白髪と青い瞳を綺麗だと言いますが、隣にいた母親は物凄い剣幕で「近づいてはいけない」と叫びます。ファニは何もしていないのに「白髪の魔女」と呼ばれ不幸の象徴だと忌み嫌われていたのです。 去年から行方不明になったおばあちゃんの"18歳までは村を出てはいけない"という言いつけを守り、貯金しながら耐え忍ぶ日々。18歳になったら村を出ておばあちゃんを探しにいく予定でした。 そんなある日の夜更け、ファニは不審者の集団に襲われそうになったところをイケメンに救われます。見知らぬ彼は「自分にはファニが必要だ、助けて欲しい」と言い残して倒れてしまい……。

"自分のせいで倒れた男性を助けて欲しい"と祈るとファニから眩い光が。男性の意識が戻り、血まみれで重傷だと思っていたのは返り血で一安心。それどころか、彼はなぜかファニの方を心配してくるのです。「初めて聖女の力を使ったのでしょう？」。そこで彼女の意識は途切れます。 男性の屋敷で目が覚めたファニ。従者から「リリ様」と呼ばれている彼に自分は聖女ではないと伝えてもなお「あなたは私の聖女様です」と言われてしまいました。そしてリリは彼女を休ませている間に昨夜の男を尋問。カーターという人物の差し金だと判明し、ファニを安全な屋敷で匿おうとしますが……。 ファニはリリが自分を必要とする理由が分からず「自分が聖女だなんて誰も信じない」と泣いてしまいます。

リリは「命を食う呪い」を受けていてファニの助けを必要としていました。ファニが体に触れると痛みが和らぐようで、安心したように寝てしまったリリを見て自分の力を信じ始めますが……。突然暗闇から黒い手が伸びてきて、彼女はそのまま吸い込まれていきます。 気が付くと目の前にはリリの呪いと同じ気配をした男性が。彼はリリを呪った張本人ですが、今は後悔していると言うのです。「聖女にしか開けない王宮の禁書庫に呪いを解く鍵があるはず」。信用はできないものの他に方法も無く。一晩考えるようにと言って立ち去って行った男はカーターと呼ばれていました。 そして翌日、ファニはカーターと共に馬車で王宮へと向かいます。

王宮内の人と何やら話し込んでいたカーターは、ファニに"自分とリリは次期国王候補"だと説明。ピンとこないまま謁見の間に向かうと、王はファニが若い頃のローズに似ていると言いました。ファニのおばあちゃんの名前です。まだ生きていて、信じて待っていれば必ず会えるとのことでした。 朗報に舞い上がりながら禁書庫へ向かうファニ。扉はあっさりと開き彼女が聖女であることを証明しました。早速リリの呪いを解く方法を探そうとしたその時。「ファニがいれば俺が王になれる」と不敵な笑みを浮かべたカーターが迫ってきて……。 「さぁ帰りましょうか、私の聖女」――。どこからともなくリリが現れカーターと対峙します。

兄弟が激しい戦闘を繰り広げている中、聖女の書を見つけたファニ。不思議と理解できる文字を読んでいると背後から彼女を呼ぶ声が。カーターの攻撃を身を挺して庇ったリリは致命傷を負います。 ファニは祈りを捧げ、迫ってくる呪いをリリから遠ざけます。呪いは薄くなったものの、彼女の身体にも同じ痣が現れて全身に激痛が。そんな中でも聖女の書のおかげで能力の使い方が分かったファニは、目を覚ました彼にキスをして聖女の力を発動しました。 完全復活したリリはカーターを圧倒し、カーターは王とその護衛に連れて行かれて一件落着。彼の呪いも解けて用済みなファニは晴れて自由の身……。とはならず、リリに強引に引き寄せられてお姫様だっこをされてしまうのでした。

特異な外見を｢白髪の魔女｣と恐れられ村八分にされていたヒロイン。唯一味方であったおばあちゃんも行方不明、孤独でひもじい生活。挙句の果てには聖女の力を利用しようとする次期国王候補の手下に攫われそうになり……。 そんな踏んだり蹴ったりな状況から助け出してくれたのはヤンデレを拗らせたヒーロー！ヒロインの意思すらも無視して執着してくるところは恐怖ですが、それ以上に強い愛情が感じられてキュンとしちゃうんです♡