『アンチヒーロー』1話のあらすじ どんな悪人でも無罪を勝ち取る!ダークヒーロー誕生
「殺人犯へ。あなたを無罪にして差し上げます」“ヒーローとは言い難いアンチな男”の活躍を描く話題のドラマ『アンチヒーロー』がいよいよスタート。この記事では『アンチヒーロー』1話のあらすじを紹介していきます。 白バイを論破し、被告人の無罪に確証がなくても証拠を握り潰せばいいと語るアンチな弁護士・明墨。ドラマの視聴者に「正義の反対は、本当に悪なのだろうか?」と考えさせるストーリーが幕を開けます! ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未視聴の人は注意してください。また、ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
タップできる目次
白バイを論破する弁護士
刑務所で被告人に尋問する明墨正樹弁護士(長谷川博己)は、「殺人者として生きる覚悟があるか」と問います。そして、殺人犯になると人生が終わることを告げ、次のように言うのでした。 「私があなたを無罪にして差し上げます」 その後、急いでいた明墨の乗っていたタクシーがスピードを上げると白バイがやってきて停められてしまいます。しかし、明墨は動画を撮っており、その動画をもとに逆に警官の違反を指摘し論破してしまうのでした。 遅れて明墨が到着すると裁判が開始されます。今回の事件は検察の見立てでは、社長のパワハラに耐えかねた従業員の緋山(岩田剛典)が社長を殴り殺したというものです。
握り潰す証拠は4つ
緋山が殺人を犯したとされる証拠は4つです。新人弁護士の赤峰(北村匠海)が明墨に「本当に被告人の無罪を信じているのか?」と問うと、明墨は「被告人の無罪に確証が持てなくても、弁護士は検察が出す証拠を1つずつ握り潰せばいい」と言います。 第1回公判で弁護側が証人として召喚したのは被害者の息子で5歳の湊くんでした。湊の証言によって検察側の証拠を1つ潰すことができました。しかし、実はこの証言は正しいものではありません。明墨は子どもの記憶があやふやなことを利用したのです。 第2回公判では第1発見者の緒方の証言を覆した明墨。検事が緒方を買収していたのが明らかになりました。
新たな証拠
耳の障害のことを世間に晒され「そこまでして勝ちたいのか?」とキレる緒方に、明墨は平然と「そうだ」と答えます。そして「これまで耳の障害を理由に解雇した職場を訴えれば1千万は勝ち取れるから、いつでも無料で相談に乗る」と言って立ち去るのでした。 その後、第3回公判が行われ検察は新たな証拠を出してきます。それはずっと見つかっていなかった凶器のハンマーでした。これで検察側が一気に有利になりますが、明墨は被告人・緋山に問います。 「このハンマーを以前どこかでなくしませんでしたか?」 緋山は明墨の質問の意図を理解し、その様子を見て明墨は悪い笑みを浮かべるのでした。
緋山は無実なのか?
緋山が本当に殺人を犯したのかどうかは明言されず進んでいく公判。子どものあやふやな証言や知られたくない障害のことまで持ち出し、裁判を進めていく明墨の真意とはいったいどんなものなのでしょうか。 次回『アンチヒーロー』2話では検察側が提出した新たな証拠に対し、明墨はある仮説を立てます。一方、赤峰は弁護士としての正義に揺れ、緋山に会いに行くことに。緋山は本当に無実なのでしょうか?裁判がどう決着するのかに大注目です!