ドラマ「アンメット」最終回までネタバレ・全話あらすじ更新!ミヤビと三瓶の関係はどうなる?
大槻閑人の漫画『アンメット-ある脳外科医の日記-』は、元脳外科医である子鹿ゆずるが原作を手がけた脳神経外科を舞台とした本格医療ヒューマンドラマ。2024年4月より実写ドラマが放送されています。 今回の記事では「アンメット」の最新話までのあらすじとネタバレと、実写ドラマ情報を紹介していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
タップできる目次
- 【ネタバレなし】ドラマ「アンメット」のあらすじ
- 「アンメット」最終回結末を予想!ミヤビと三瓶の関係に注目【ネタバレ】
- 【ドラマ】1話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】2話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】3話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】4話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】5話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】6話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】7話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】8話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】9話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】10話のあらすじ・ネタバレ
- 【ドラマ】最終回のあらすじ・ネタバレ
- 【原作漫画】1〜3巻のあらすじ・ネタバレ
- 【原作漫画】4〜6巻のあらすじ・ネタバレ
- 【原作漫画】7〜9巻のあらすじ・ネタバレ
- 【原作漫画】10〜11巻のあらすじ・ネタバレ
- 【原作漫画】12〜13巻のあらすじ・ネタバレ
- 「アンメット」の見どころ
- ドラマ「アンメット」登場人物・キャスト
- 「アンメット」ドラマ版の最終回ネタバレ・全話あらすじも更新予定
【ネタバレなし】ドラマ「アンメット」のあらすじ
2024年4月放送スタートの実写ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』は、ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(2021年)の主演などで知られる杉咲花が主演を務めます。 杉咲花が演じる主人公は、記憶障害を患った脳外科医・川内ミヤビ。将来有望な脳外科医だったミヤビは1年半前に事故で脳を損傷し、過去2年間の記憶が抜け落ちているのに加え、新しい記憶を1日以上保つことができません。 現在は看護師の補助的な仕事しかできない状態ながら「今日できることを精一杯やろう」と決意しつつも、「私はまだ医者なのか」という葛藤を心の奥に抱えています。そんな中、変わり者の脳外科医・三瓶友治との出会いをきっかけに、再び脳外科医としての道を歩ようになり……。
原作での主人公は三瓶なのに対して、ドラマではミヤビが主人公……!漫画読破済みだけど、ドラマも新しい目線で楽しめそう。
「アンメット」最終回結末を予想!ミヤビと三瓶の関係に注目【ネタバレ】
ミヤビと三瓶の関係は進展する?
このドラマは原作がまだ完結しておらず、原作とは違ったオリジナル展開となるでしょう。ミヤビと三瓶はお互い意識し合っており、ドラマでは付き合う展開になると予想します! 原作では、2人の関係はまさに"いい感じ"。ミヤビは三瓶が眠っている時にそっとキスをしており、三瓶と過ごすうちに気持ちが高まってきていることが分かります。 恐らくドラマでも、ミヤビは三瓶を好きになっていくのではないでしょうか。また原作では三瓶が兄の死に向き合う時、ミヤビに支えてもらっていました。三瓶もミヤビに特別な感情を抱いていく展開になるかもしれませんね。 ただ、ラブストーリードラマではないため激しい恋愛関係にはならなさそうです。
ぜひドラマでも恋愛シーンが見たい!2人が結ばれてくれるといいなぁ。
ミヤビの記憶は戻った?
原作ではミヤビの記憶は少しだけ戻っています。あやふやながらも以前の記憶を取り戻すミヤビは、麻衣から聞いて三瓶とミヤビが婚約したときのことを知るのでした。 2年前、南アフリカで学会の最優秀発表者となった三瓶。当時、関東医大に勤めていたミヤビは三瓶に声をかけます。 そのとき綾野がミヤビに交際を申し込みますが、綾野は麻衣と婚約していました。そのことを知ったミヤビは身を引きます。 しかし、綾野はミヤビを諦めきれずウジウジした態度を見せ、ミヤビは三瓶に「婚約者のフリをしてほしい」と頼みました。三瓶がミヤビの頼みを聞き入れ、2人は婚約したのです。おぼろげながら記憶を取り戻しつつ、これからもミヤビの人生は進んでいくのでしょう。
ミヤビが綾野に迫られ、三瓶がミヤビの婚約者のふりをする描写は原作通り描かれると予想!
ミヤビの記憶障害の原因は?
これ以上、三瓶に迷惑はかけられないとカルテの開示請求を行ったミヤビ。大迫教授は記憶障害になった理由を三瓶が知れば、ミヤビの命が危ういので三瓶に惑わされないようにと言います。 ミヤビの記憶障害の原因は、両側動脈が乖離、両側海馬がペナンプラに陥り機能停止しているためでした。しかし原因がわかっても顕微鏡手術、血管内治療でも処置ができず、もしも手術をしたら死ぬ可能性が高いことがわかります。 ミヤビは記憶障害の原因について知りますが三瓶には言わず、一連のできごとがありミヤビと三瓶の関係は進展せずにそのままとなってしまうのでした。 またミヤビは2年間の記憶を失っていますが、重要な秘密を握ったまま事故に遭った可能性も考えられます。その秘密は主治医である大迫に関連しているもので、大迫はミヤビにその秘密を明かされないよう、主治医として監視を続けているのかもしれません。 そしてその秘密とは、大迫と関東医大病院が何か不正を行っているのではと予想します。病院、理事会、行政で地域医療構想の話が水面下で進んでおり、そこに関連した秘密や不正があると考えます。
ここは闇が深いと思う。病院と行政の不正はありがちパターンだけど、大迫教授はミヤビの記憶障害に関係していそう。
三瓶はアメリカに帰るのか
原作でも三瓶がアメリカに帰ったかどうかは描かれていません。ただ三瓶の自由奔放なキャラクター的に、ずっと日本の病院にとどまっているようには思えませんね。再び海外やアメリカの病院に行って、世界中を転々としながら技術を高めていくのではないでしょうか。 しかし、ミヤビが三瓶と一緒に海外に行くという展開にはならないと予想します。ミヤビは自身の記憶障害の経験を生かして、今後リハビリなどの仕事をしていくかもしれないですね。海外に行くというよりは、日本で同じような病気に悩む人に寄り添っていくのではないでしょうか。 本当はミヤビと三瓶がずっと一緒に働いてほしいなと思うのですが、今後の2人に注目です!
単純な結末にはならなさそう。2人は離れていても繋がっている関係になってほしい!
丘陵セントラル病院はどうなった?
星前先生は関東医大からオファーを受け、病院を去ることになりました。実はこれは病院の要となっている星前たち40人あまりの医師たちを異動させることで、病院の経営がうまくいかないようにするための作戦です。 准教授としてのポストも仮のもので、地域医療構想への協力などの圧力をかけるためだったと知った星前は関東医大への異動を断ります。 これらの出来事を裏で操っていたのは、西島同窓会会長でした。西島に対抗するために患者団体の元代表・岩崎のコネを使います。岩崎の持つ強いパイプのおかげで、知事へ圧力をかけることに成功し地域医療構想の話はこれ以上進められなくなったのでした。
病院の今後は、原作でもまだ明かされてないところ。ドラマではスカっと終わってほしい!
水面下で進む地域医療構想計画
厚生省は地域医療再編を目指しており、西島グループは綾野病院を取り込み、セントラル病院の脳外科を潰そうと計画します。原作でこの計画は実現せず、ドラマでも同じ展開となると予想します。 地域医療構想計画とは、超高齢化社会への対応として回復期病床を増やして、急性期病床を減らす計画のこと。結果的に経営難だった綾野病院はセントラル病院と合併。セントラル病院は綾野病院から70床を移し、増床することに成功します。 以前この地域には、セントラル病院、綾野病院、笠岡病院の3つの病院がありました。しかし関東医大ができたことで、綾野病院と笠岡病院の経営は厳しくなります。 綾野は倒れた父に代わって綾野病院で奮闘。綾野病院にはセントラル病院の医師が交代で出向き、綾野はセントラル病院の脳外科で働くこととなりました。
【ドラマ】1話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
脳障害を抱える脳外科医・ミヤビ(杉咲花)は、朝目覚めてからすぐに日記を読み始めます。昨日の記憶がないミヤビは、日記で記憶を取り戻していました。 そんな時、アメリカ帰りの変わった脳外科医・三瓶(若葉竜也)がミヤビの勤めるセントラル病院に赴任してきます。三瓶は時間が足りないからと、これから病院で寝泊まりするとのこと。 すると脳梗塞を起こしたレナ(中村映里子)という患者が運ばれてきます。レナは女優の赤嶺レナで、三瓶はすぐにレナの夫・博嗣(風間俊介)にオペの承諾を得ました。三瓶はミヤビに助手を頼むも、看護師長の津幡(吉瀬美智子)はそれを断り……。
ネタバレ
レナのオペは無事に終わったものの、レナは失語症になってしまいました。話すのが難しく、言葉が出てきません。 一方ミヤビは、主治医の大迫(井浦新)の元へ。ミヤビは1年半前の事故で、記憶障害が残ってしまいました。2年間の記憶が失われていて、記憶できるのは1日限り。2年より前のことは記憶しているため、脳外科医として働いていたことははっきり覚えていました。 三瓶は院長の藤堂(安井順平)に、ミヤビに医療行為をするよう提案します。しかし津幡は反対。大迫は脳外科医として復帰することは可能だと判断し、必ず誰かが付き添う、無理はしないという条件でミヤビはレナを担当することになります。 レナは決まっていたドラマの主役が降板になり、博嗣が「これからどうしたい?」と尋ねると暴れ始めてしまいます。博嗣はレナと向き合い、レナは再発を防止するためのバイパス手術を受けることを決意。ミヤビは手術を見学していたものの、三瓶に縫合を頼まれ成功させます。 レナはまだ言葉はつたないものの、動画を撮り「私は女優でいたい」と世間に配信。その頃救急部長の星前(千葉雄大)は、ミヤビと三瓶が仲良く写っている写真を見つけ……。
【ドラマ】2話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
ミヤビ(杉咲花)が手術に参加したことが問題となり、大迫(井浦新)は病院に抗議します。そんな大迫は三瓶(若葉竜也)に、「君は昔から変わらないね」と告げました。 その頃、セントラル病院に音羽高校サッカー部の亮介(島村龍之介)が運ばれてきます。亮介は右脳を損傷し、体の左側の感覚を全て失ってしまう「左半側無視」という後遺症が残りました。ミヤビは三瓶の後押しを受け、亮介を担当することに。
ネタバレ
一方ミヤビの同級生で関東医大に勤める綾野(岡山天音)は、セントラル病院を訪れます。綾野は三瓶を見かけると、「ミヤビちゃんには言ってないんだね。本当のこと」と言い……。綾野は関東医大・同窓会長の西島(酒向芳)の一人娘・麻衣(生田絵梨花)と婚約中で、大迫が仲人を務めていました。 亮介はサッカーの練習に復帰しますが、思ったようにプレーすることができません。サッカーができなくなった現実に直面した亮介は、病院から姿を消してしまいました。 ミヤビは亮介がよく練習していたという高架下で、亮介を発見。ミヤビは自身の記憶障害を亮介に打ち明け、「サッカーを好きでいることまで諦める必要はないと思うよ」と寄り添います。 亮介はその後、チームメンバーのために決勝対策ノートをまとめ、チームの勝利を祈ります。音羽高校は見事勝利。チームメンバーは、亮介のノートを掲げて喜んだのでした。 ミヤビは三瓶に、「脳を調べさせてほしい」と頼まれます。そして「これから言うことは日記に書かないでください。事故の少し前、僕と先生は出会っていました。僕たちは婚約していました」と告げられ……!
【ドラマ】3話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
三瓶(若葉竜也)と婚約していたと知ったミヤビ(杉咲花)は、星前(千葉雄大)からも自分と三瓶の2ショット写真を見せられます。星前は三瓶がこの病院に来たのは、ミヤビを治すためではないかと話しました。 一方津幡(吉瀬美智子)は何が何でもミヤビに手術をさせたくないようで、星前と三瓶は藤堂(安井順平)に抗議。すると藤堂は、津幡の過去を語り始め……。
ネタバレ
津幡と藤堂は以前関東医大にいて、津幡はオペ看として明るく働いていました。しかしある患者の手術で全員の連携が取れておらず、患者が亡くなってしまいます。それ以降津幡は手が震え、オペ看として働けなくなってしまいました。 藤堂は津幡がこれだけ手術に反対するのは、脳外科医としてのミヤビを失うのが怖いからだろうと推測します。 その頃ミヤビは、綾野(岡山天音)とランチをすることに。その後ミヤビは森(山谷花純)から、綾野がミヤビのことを好きだったと聞き……。もちろんミヤビにその記憶はありません。 ある日ミヤビは津幡を遊園地に誘い、津幡はそこで大迫(井浦新)に会いに行ったことを明かしました。津幡はミヤビに手術の覚悟が足りないと感じていましたが、ミヤビと語り合うことで「私に足りていないのは、あなたたちを信じること」だったと気づきます。 後日ベッドから落ちてしまった患者の緊急オペが始まり、オペ看は津幡、助手はミヤビが務めることに。手術は無事終わり、ミヤビは少しずつ三瓶の記憶を取り戻していて……。 ミヤビは三瓶に、「私の脳を検査してください」と頼みます。三瓶はミヤビの脳をしっかりと検査したのですが、星前に「ミヤビの記憶障害の原因が見当たらない」と告げたのでした。
【ドラマ】4話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
ミヤビ(杉咲花)は三瓶(若葉竜也)に「記憶障害の原因が見当たらない」と言われたことを、大迫(井浦新)に報告します。すると大迫は三瓶のことを「危険な医者だよ」と告げ……。 ミヤビは加瀬(前原瑞樹)という患者を担当することに。加瀬は破裂の恐れのある動脈瘤が脳に見つかり、破裂の可能性は年間1%に対し、手術では4~10%の確率で後遺症が残るとのこと。加瀬は手術を受けるか悩みます。 ミヤビは大迫に加瀬のことを相談すると、大迫は綾野(岡山天音)のカテーテル手術を勧めました。
ネタバレ
一方三瓶は何度か大迫の元を訪ね、ミヤビのカルテを見せてほしいと頼みます。しかしいつも大迫に会えず、その時偶然翔太という少年と出会いました。両親によると翔太は脳腫瘍を患っており、今大迫による2回目の手術を受けている最中とのこと。 大迫は両親に、「全ての腫瘍を取るのは危険なので、全摘はしない」と説明をします。しかし手術モニターを見ていた三瓶は「一気に取るべき」と反論。なんと三瓶は大迫の助手のふりをして手術に紛れ込み、翔太の腫瘍を全摘することに成功したのです。 大迫は三瓶の行動を非難。大迫は患者に安易に希望を持たせたことが許せないと言い、ミヤビのカルテを三瓶に見せようとせず……。 その頃綾野による加瀬のカテーテル手術が行われ、無事成功。その後綾野は、患者を紹介してくれた大迫に「これで論文が書けます」とお礼を告げたのです。ミヤビも麻衣(生田絵梨花)から、綾野が加瀬の手術をしたのは論文のためだったことを聞かされました。 大迫は会長の西島(酒向芳)に「川内先生だっけ、記憶が戻ってもらったら困るよ」と告げられます。大迫は「あの男には手を出させません」と約束していたのでした。
【ドラマ】5話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
星前(千葉雄大)はミヤビ(杉咲花)たちに、全部の科で専門医レベル知識と技術を身につけた医者になりたいと夢を語ります。しかし三瓶(若葉竜也)は「無理ですね」と切り捨て、星前は怒ってしまいました。 そんな中、お寺の住職・成海(三宅弘城)が読経中に意識を失い運ばれてきます。ミヤビは「もやもや病」と診断し、今後お経を読むのは難しいと宣告。すると三瓶は、ミヤビに成海の手術の執刀をお願いすると言い出し……。 三瓶は何度も、「あなたできますよ」とミヤビに訴えたのでした。
ネタバレ
ミヤビは三瓶に付き合ってもらい、鶏肉を使って手術の練習を始めます。三瓶はストップウォッチで時間を計り、2人の方が効率がいいからととことん練習に付き合いました。 ミヤビは大迫(井浦新)の診断を受け、いつもの薬を処方されます。その頃三瓶は綾野(岡山天音)に、ミヤビの診察記録を盗んでほしいと頼みました。綾野はミヤビが記憶障害になったことで、麻衣(生田絵梨花)との結婚を決めていて……。 綾野の実家は病院で、父(飯田基祐)は往診で忙しく働いています。綾野は病院が大変そうだと心配する母に、「西島グループに入ればなんとかなる」と話していました。 迎えた成海の手術当日。ミヤビは陽南子(山谷花純)の指示で自分が記憶障害だという日記と、今日の手術に関する日記以外は読まずに、手術に挑みます。 手術は無事に成功。皆が見守る中、三瓶は「この景色を目に焼き付けておいてください」とミヤビに伝えます。1人1人の顔を見たミヤビの目には、涙が溢れ……。 その夜ミヤビはいつも通り、大迫に処方された薬を飲んだのでした。
【ドラマ】6話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
ある日、会長の西島(酒向芳)が三瓶(若葉竜也)に会いに病院へ。皆が「何かやらかしたのか」と三瓶に問いかけるも、特に何もしていないと答えるのでした。 その頃、てんかん発作が起きた患者・山本(鈴之助)が緊急搬送されます。今後は発作を防ぐために薬が処方されるのでした。 その日の夜、三瓶は話の流れでミヤビ(杉咲花)も予防として抗てんかん薬を飲んでいることを知ります。しかし一度も発作が起きていない人間への投与は推奨されておらず、三瓶は大迫(井浦新)がなぜ薬を投与しているのか、診断を疑うのでした。そこで、星前(千葉雄大)が同期の綾野(岡山天音)に事情を探ることに。 綾野は星前からミヤビの話を聞き、戸惑いながらも大迫の診断記録などを調査。同時に三瓶はミヤビにてんかんの発作履歴があるのかを調べ始めます。ミヤビは「大迫教授が嘘をついているなんてあり得ない」と言いながらも、抗てんかん薬の服用を止めるのでした。
ネタバレ
そして翌日の夜、ミヤビはてんかんの発作を起こしてしまいます。そして、過去にてんかんの発作を起こしている可能性が高いことも発覚。同時に綾野が大迫の診療記録を復元し、綾野と三瓶はミヤビの発作の記録を見つけるのでした。 検査記録を見ていくと、発作が治ったり起こったりを繰り返していることが発覚。大迫があえて薬の量を調整していたことが分かります。さらに、その動画の中には西島会長の姿もあったのです。 三瓶は大迫に「ミヤビの記憶障害が残りながらも、発作が起きないギリギリの薬を投与していたのではないか」と怒りをあらわに。大迫はそれに対して「自分が西島会長のためにそのようなことをしていると思ったのなら間違いだ」と言います。 抗てんかん薬は認知機能の低下に影響があるため、発作が起きないギリギリの量を投与していたとのこと。また、ミヤビに予防治療だと伝えていたのは、余計な偏見に左右されることなく医師をつづけて欲しいからだったのでした。 その日の夜、三瓶はミヤビに真実を伝えます。そして認知機能の低下のリスクを踏まえながらも三瓶の仮説である「記憶障害が治る可能性」を信じ、薬の量を増やすことに。 一方の三瓶は過去のミヤビとのある思い出を回顧。壁に照らされるろうそくの光と影を見ながら「どこかを照らすとどこかに影ができる、満たされない状態=アンメットを無くしたい」と三瓶はミヤビに吐露。ミヤビは三瓶の隣に寄り添うことで壁の影を無くすのでした。 次の日の朝、なんとミヤビは昨日の夜に豚足を食べたことを覚えていたのです。病院の皆と記憶障害の改善を喜び合うのでした。
【ドラマ】7話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
皆が喜ぶ中、三瓶(若葉竜也)は「薬が原因なら、もう少し改善しても良いはず」とやや晴れない表情。そんな中、皆がいつも訪れる料理屋「たかみ」の大将・高美(小市慢太郎)の料理が濃いことに違和感を感じます。 そして検査をすると、脳に腫瘍が見つかります。手術は出来るが、嗅覚を失う可能性もある難しい手術を行うべきか、高美は悩むのでした。 その頃、患者を間違えたり、手術の予定を間違えたりと、ミヤビ(杉咲花)には記憶錯誤の症状が出現。綾野(岡山天音)が大迫に相談すると、過去にも同じことがあり記憶錯誤を治すなら薬の量を戻すしかないと言います。そして綾野は大迫を疑った頃を謝るのでした。
ネタバレ
ミヤビは自身の記憶錯誤に対し、リハビリを開始。仕事の時は過去のメモを確認し、プライベートではメモを見ずに記憶の答え合わせをすることにします。 場面は変わり、綾野と麻衣の話に。麻衣は実家で、祖父である西島会長(酒向芳)が綾野の実家の病院を利用しようとしていることを知ります。一方で綾野も、母から麻衣が自分の実家に手紙を送っていることを知らされるのでした。 そして迎えた高美の手術当日。難しい手術ながらも、手術は成功。高美の嗅覚も無事残り、皆でいつものように「たかみ」でお祝いするのでした。 ミヤビも薬の量は減らさず、記憶錯誤と向き合うことを決意。そんな時、大将が持ってきたインド料理の匂いを嗅いで「僕たちは婚約していた」という三瓶の告白を思い出します。 同じ時、綾野は麻衣から婚約解消の提案を受け……。
【ドラマ】8話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
綾野は両親に麻衣との結婚の条件を伝えます。しかし、過疎地医療を閉じることに父・勲は反対。麻衣にも婚約解消の理由を伝えられないまま、綾野は困惑します。 そんな中、勲が交通事故に遭い丘陵セントラル病院へ。手術に成功はしたものの、感情が大きく起伏する後遺症が残ってしまったため綾野は勲の主治医となったミヤビに「ミヤビちゃんが主治医で良かった。ホッとするんだよね。」と一言。その時、ミヤビは過去に美術館で綾野に告白されたことを思い出すのでした。 そこでミヤビは「何か思い出すかも」と言う綾野と美術館へ。綾野はミヤビに3回振られたことなど当時の思い出を振り返りながら、麻衣の気持ちが分からないと今の気持ちを打ち明けます。ミヤビは何も思い出せなかったものの、何度も麻衣の名前を口にする綾野の気持ちは分かっていました。
ネタバレ
病院に帰ってきたミヤビは三瓶に「綾野先生と2人で会うのはもうこれっきり」と伝えます。しかしミヤビが婚約のことを思い出したことを知らない三瓶は「なぜそれを自分に伝えるのか」と返事をするのでした。 綾野は勲の代わりに実家の病院で勤務するうちに、父が地域の人からたくさん感謝されていること、患者のために大学病院ではなく綾野病院を継ぐと決めたことを知ります。そして麻衣から実家への手紙を読みながら、自分の気持ちと向き合うことに。 自分の気持ちを決意した綾野は西島に過疎地医療を続けさせて欲しいと交渉へ。すると西島は笑顔を見せ、「さすが勲先生の息子だ」と綾野を褒めるのでした。しかし当然麻衣との婚約は解消する必要がありました。麻衣は別病院の息子と婚約する代わりに、綾野病院を買収して借金を返す条件を取り付けるのでした。 しかし勲は猛反対。他人の思いを優先するのではなく、自分自身の思いを優先して欲しいと怒りを見せます。その時、勲は感情の昂りの影響でくも膜下出血に。ミヤビ達は同時に運ばれてきた患者と2人同時の手術を行うのでした。 勲の手術は無事成功し、綾野は父の言う通り、自分のやりたいことを優先することに。麻衣にもう一度やり直したいこと、そして他を失ってでも綾野病院とカテーテルを続けたいことを伝えます。麻衣も綾野の気持ちを尊重したいという想いのもと、2人で一緒に歩んでいくことを決意するのでした。 ミヤビは皆で笑いながら話している時に、綾野と麻衣、そして三瓶と4人で過ごしている時を思い出します。そして大迫に記憶障害の本当の原因を聞くことにーー。
【ドラマ】9話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
丘陵セントラル病院に、綾野と麻衣の入籍と、綾野病院と丘陵セントラル病院の合併の嬉しいニュースが届きます。そうして綾野病院は存続することができ、綾野はセントラル病院でカテーテル治療を担当することに。結果、希望が叶う形となりました。 その日の夜、ミヤビは以前思い出した記憶と婚約について麻衣に相談。4人で笑い合ってランチをしていたのは、フィラデルフィアでの学会後の食事だったと言います。婚約については三瓶に直接確認した方が良いと言いつつ、「大迫先生がミヤビに隠していることがある」とも伝えます。 それを受けてミヤビは大迫に記憶障害の原因を聞きますが、「君に隠していることは何もない」と言われてしまいます。しかし、その帰り道で西島会長とその隣の男性を見た瞬間に怖くなり逃げたのでした。 西島の隣にいたのは押尾という男で、西島と共に関東医大の建て替えを進めている人物でした。西島は大迫に「あの子が思い出したら全て終わってしまうからね」と大迫に念を押すのでした。 その夜、ミヤビは「たかみ」でグラスが机にぶつかる音をきっかけにあるシーンがフラッシュバック。それは「大迫くん、君まで買収されたのか」という言葉と、車のブレーキ音でした。
ネタバレ
時は遡り2年前。関東医大の建て替え工事にはあと2名の賛成が必要でした。そこで西島、押尾、大迫の3名は賄賂で残りの賛成票を買収。まさにその様子を見てしまったミヤビだったのです。3人に見つかってしまったミヤビはその場から車で逃走。しかし目が覚めると病院にいて、何が起こったかも覚えていないのでしたーー。 そんな過去を後悔している大迫は、ミヤビに記憶障害の原因と、それを隠していた理由を話し始めます。 昔、大迫と三瓶は東都医大で働いていました。その時病院には昏睡状態の女の子がいましたが、三瓶は意識があると信じていました。しかし、それを証明するためには未承認薬を使用することが必要だったのです。 そこで権力に歯向かう三瓶と、多くの患者を救うために危ない橋は渡るべきでないと言う大迫は対立。結果、三瓶は無理やり未承認薬を使用した手術を実行。女の子は最後に発話が出来るようになりましたが、亡くなってしまったのです。 そして大迫は「ほんの僅かでも希望があれば、周りの人間をなりふり構わず直そうとするのが三瓶の怖さ」だと言います。ミヤビの本当の原因を知ったら、三瓶は治そうとするはず。そのため大迫はずっと隠していたのです。 ミヤビの記憶障害の原因は、通称「ノー・マンズ・ランド」と言われる人がメスを入れてはいけない領域にありました。そのため大迫は、二度と目が覚めない可能性がある危険な手術ではなく、現状維持という判断をしていたのです。 その後、大迫は西島会長の悪事を警察に告発。それは西島が三瓶にミヤビの手術をさせようとしているのを止めるためでした。「多くの患者を救うために、人の命を犠牲に出来ない」と言う大迫に対し、西島は「見えない誰かじゃなくて、あの子だからだよね」と笑いながらその場を去るのでした。 セントラル病院に戻ったミヤビと、三瓶は好きな食べ物や小さい頃の思い出など、たわいない話をします。その中でミヤビは、三瓶の兄が重度障害者なこと、亡くなった3歳下の妹がいることを知ります。 涙ぐみながら、兄を障害者施設に入れたことや東都医大時代の女の子への対応が正しかったのか、いまだに分からないと話す三瓶。それに対し、「自分の中に光があったら、暗闇も明るく見えると思います」とミヤビは答えます。それは数年前にミヤビが三瓶に伝えたことと全く同じでした。 そうして2人は泣きながらお互いを抱きしめ合うのでした。その時三瓶は西島会長からの「君ならあの子を助けてあげられるんじゃないかな」と言う言葉を思い出します。 しかし、一方のミヤビは三瓶を見て「すみません、どなたですか」と問いかけーー。
【ドラマ】10話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
ミヤビ(杉咲花)は一過性健忘の症状が出てしまい、三瓶(若葉竜也)のことが誰だか分からなくなってしまいました。大迫(井浦新)は改めて三瓶に、「ミヤビを手術するには危険すぎるから絶対に手を出すな」と忠告します。 そんな中、画家の柏木(加藤雅也)がてんかん発作で丘陵セントラル病院に運ばれてきます。柏木は最悪性の脳腫瘍を患っており、ミヤビは柏木の妻・芳美(赤間麻里子)に余命は3ヶ月から半年だと宣告しました。 ミヤビは、可能性があっても手術は受けないつもりだと三瓶に伝えます。しかし三瓶は細い糸を使い、手術の練習をしていて……。
ネタバレ
柏木は芳美に対し、冷たい言葉を発するように。原因は腫瘍からの出血で、今までは抑えられていた心の中の感情が口に出るようになっていました。 その頃大迫は、ミヤビの手術がいかに困難かを改めて三瓶たちに説明します。0.5ミリ以下の血管、しかも手術を2分で行わなければならないと分かり、三瓶は時間を計りながら手術の練習を重ねます。しかしミヤビは日記に、「手術はしない。失敗したら三瓶先生は自分を責めてしまうから。三瓶先生には笑っていてほしい」と書いていて……。 柏木はついに、芳美が誰だか分からなくなってしまいます。意識はさらに低下するも、最後まで感情は残ると三瓶は芳美に説明しました。芳美は明るく柏木に接しますが、柏木は眠っている時間がどんどん増えていきます。 そんな時、ミヤビに再び一過性健忘の症状が。ミヤビは日記を読み返しながら、「私は何をいつまで覚えていられるのか」と不安に駆られます。一方三瓶も、手術の練習がうまく行かず「クソ!」と叫び……。 実は大迫もミヤビの手術の練習をしており、10分かかってしまうことを告白。しかし三瓶は「僕は8分45秒です」と張り合います。三瓶は大迫も医者であることを確信し、大迫も三瓶に「やっぱり君は生意気だ」と伝えました。 柏木はどんどん記憶を失っていきますが、芳美が来るとご飯を食べたり目を覚ましたりするとのこと。すると柏木は「モデルになってくれませんか?」と芳美に問いかけます。芳美は涙を流し、柏木を抱きしめ「お願いします」と答えました。ミヤビは「失われないものもある」ことに気づいたのでした。 柏木は芳美と共に退院します。ミヤビは三瓶に、「ずっと怖かった。このまま何も残らずに消えちゃうのが。だけどもう大丈夫だなって。失われないものもあるんですね」と微笑みました。するとその瞬間、ミヤビは頭を押さえて倒れてしまい……!
【ドラマ】最終回のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
ミヤビ(杉咲花)は倒れてしまい、今後症状が進むと意識障害が出てくる可能性があると判明します。しかも脳梗塞が完成すると、命の危険も……。必死に手術の練習をする三瓶(若葉竜也)に、津幡(吉瀬美智子)は「彼女が望んでいることをしてあげて」と声をかけました。 三瓶は目を覚ましたミヤビに、「あなたの婚約者です」と告げます。そして三瓶はミヤビに自宅療養を勧め、自分も休みを取るから一緒にいようと提案。数時間しか記憶がもたないミヤビに寄り添い、2人はしばらく一緒に暮らすことになったのです。 一緒にご飯を食べたり、寝てしまったミヤビを三瓶が抱っこしてベッドに運んだり……。2人はミヤビの家で、穏やかな時間を過ごしました。
ネタバレ
ミヤビは寝ている三瓶の頬に手を当て、涙を流しながら三瓶の寝顔を描きます。 三瓶とミヤビが初めて会ったのは、ケープタウンの国際会議。ミヤビが三瓶のスピーチに感動して声をかけ、2人は観光に行くように。しかし現地で新型ウイルスが見つかり、三瓶も感染してしまいます。ミヤビは三瓶の「婚約者のふり」をして現地に残り、三瓶の治療をしたのでした。 現在。翌朝三瓶はミヤビが目覚めないことに気づき、急いで星前(千葉雄大)に連絡します。その間、三瓶はミヤビが描いた自分の寝顔と「わたしの心は三瓶先生を信じています。いつまでも忘れません」と綴られた手紙を読み、涙を浮かべます。そして、ミヤビの日記を最初から読み……。 星前が到着すると、ミヤビは低体温症を併発し体が冷たくなっていました。救急車で丘陵セントラル病院に運ばれ、三瓶は脳梗塞はまだ完成していないこと、8分あれば血流遮断に耐えられる可能性があると訴えます。8分あれば縫えるという三瓶に、大迫(井浦新)は「両側から同時に縫えばいい。僕がやるよ」と提案。 院長の藤堂(安井順平)は全責任は自分が取ると言い、手術を許可。こうしてミヤビの手術が始まります。三瓶はミヤビの日記に書かれていた、「いつまでも医者でいたい。わたしの今日は明日に繋がる」という言葉を思い出しながら血管を吻合。遮断時間7分57分で、手術は無事成功しました。 三瓶はケープタウンで、既に重度障害者だった亡き兄のことを告白していました。その後ミヤビと、アンメットについて語り合います。アンメットは直訳すると、満たされないという意味。三瓶はどうしたらアンメットをなくせるのか、その答えを探していると言います。 するとミヤビは、ろうそくを紙の筒で包み影を消します。そして「お腹すきましたね、日本に帰ったら、焼肉丼が美味しいごはん屋さんに行こう」と三瓶を誘いました。三瓶は「自分の中に光があったら、暗闇も明るく見えるんじゃないかな」というミヤビに「僕と結婚してくれませんか」とプロポーズし……。 ミヤビは「はい」と頷き、お腹がすいたという三瓶にグミを差し出します。「咀嚼のように一定のリズムで同じ運動をすれば、幸せホルモンが出て幸せになれます」とミヤビは言い、「幸せですか?」と問うミヤビに三瓶は「はい」と伝えました。 現在。三瓶はミヤビの手を握り、目が覚めるのを待ちます。するとミヤビは目を開け、三瓶は「川内先生、分かりますか?」と問いかけました。ミヤビの目には涙が溢れ、ミヤビは「分かります」と答えたのでした。
【原作漫画】1〜3巻のあらすじ・ネタバレ
新しく地方の総合病院へやってきたアメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治。仮眠室で寝泊まりするほどの仕事中毒かつ空気を全く読まない三瓶だが、その腕は本物。医師として患者の命を最優先で行動しているのです。 総合診療科の医師・川内ミヤビや救急部長・星前宏太とチームになり、脳内血腫の手術や脳に後遺症を負った患者へできることを模索していきます。 患者のケアにあたる川内ミヤビですが、実は彼女自身も記憶障害を患っており1日分の記憶すら保つのがやっとの状態で働いているのでした。病院内でも雑用ばかりさせられている川内。 そんな中、三瓶は脳の記憶を司る部位が損傷した記憶障害の状態でも川内の手術の腕は確かなものだと提言して……。
脳外科医たちの奮闘に視点をあてた物語!実際の症例をもとに描かれているためリアルかつ、内容もわかりやすく解説されているので読みやすいですね。
【原作漫画】4〜6巻のあらすじ・ネタバレ
くも膜下出血により搬送された女性の緊急治療に臨む三瓶たち。娘の願いも虚しく、女性は脳死といわれる状態になってしまいます。機械に繋ぐことによって心臓は動いているものの、目を覚ますことはありません。 患者が高齢の場合は臓器提供のドナーにはなりえないため、家族が延命治療の中止を希望した時「全脳機能不全」として延命措置を止めることになります。家族に決断を下さなければいけないことに星前は負担の大きさを考えてしまいますが、三瓶は説明のみを淡々とするのでした。 最終的に、母親の呼吸器を外す決断をした娘。三瓶は、評価こそされていないが世に出ている一説として「脳死患者の耳が聴こえているか」の話を口にして……。
医師である以上間違ったことを言ってはいけないという三瓶の信条と同時に、患者やその家族にどこまで寄り添うのか考えさせられるストーリーです。
【原作漫画】7〜9巻のあらすじ・ネタバレ
治療の成果か、少しずつ記憶障害に回復の兆しが見え始めた川内。しかし、三瓶の予想より川内の状態は改善のレベルが低く、未だに些細なミスが目立つ川内の様子に三瓶はやや落ち込んでいました。 馴染みの飲食店の女将から相談を受けた三瓶が大将の脳検査を行った結果、髄膜腫が見つかります。早期の治療を勧める三瓶。しかし、大将はすぐには決断をだせないようで……。 一方、治療の一環として抗てんかん薬の増量を行っていた川内ですが、記憶混乱が生じ今まで以上にミスが増加。そんな川内を見ていられない星前は三瓶に薬を元の量に戻すよう言います。 三瓶はその進言を聞き入れないばかりか、大将の手術を川内に執刀させるつもりのようで……。
川内の記憶障害をなんとかしたいと望む三瓶や、薬の増量でつらそうな様子を心配する星前。皆から支えられる川内の手術の腕が実はかなりハイレベルで驚きますよ。
【原作漫画】10〜11巻のあらすじ・ネタバレ
地域医療構想編がスタート。新しい保健福祉局長の口から、高齢化社会が進む中で国としては回復期病床を増やして、急性期病床を減らしたい方針が語られます。 水面下で関東医大と西島グループ、それ以外の病院などで対立が起きている状況。病床によって診療報酬などに違いがあるため、利益重視で動こうとする人々の思惑が垣間見られます。 一方、関東医大の脳外科医・綾野楓は自身の技術を磨くため関東医大や婚約者の家の方針に逆らっていました。実家の綾野病院の経営方針でも父親と揉めている楓ですが、過疎地医療を続ける中で父親の過去や想いを知ることに。 医療と経営、お金の問題は切っても切り離せません。様々な思惑が巡る中で医師たちがとる道とは……?
医療現場のリアルな現実などが語られる中、登場人物たちの心情や交錯する人間関係は予想できない展開でドキドキハラハラしてしまいます。
【原作漫画】12〜13巻のあらすじ・ネタバレ
関東医大の准教授のポストを用意された星前は、丘陵セントラル病院を離れる決意をしていました。ところが西島会長が丘陵セントラル病院を潰すために星前を別の病院に飛ばそうとしていたことを知り、残ることに。 一方、検査の結果に変化が見られない川内でしたが、病院の前である男性を目にした途端に強い恐怖心と動機に襲われます。星前によるとそれはPTSDの症状でした。 実は西島会長は、川内の治療を阻害しようとしていました。川内に記憶を取り戻されては困るのです。その記憶とは、関東医大の建て替えに関する入札談合と、反対派への買収・強迫行為を見てしまったことにより、車で追いかけられ事故に至ったというものでした。 しかし西島会長は、むしろ三瓶は成功の可能性が低い手術をさせた方が、川内の口を永遠にふさげるのではないかと考えていて……。
医療要素だけでなく、サスペンス要素も面白い作品!ついにミヤビ先生の記憶障害に関する謎が明らかになりました。三瓶は愛する彼女の治療をどうするのでしょうか……。
「アンメット」の見どころ
手術後の後遺症や現実の問題にも着目!
脳外科がテーマの本作品では、高度な医療技術や手術だけではなく脳に残る後遺症や患者とその家族の将来的な問題にも注目しています。様々な症例を元に実際に起こりうることが描かれるためより現実感の伴ったストーリーが続いていくのです。 主人公の三瓶は技術が高いのはもちろんのこと常に勉強し続ける仕事中毒人間で、常に患者の今後に目を向けています。脳のメカニズムや病状、最新治療などもわかりやすく説明されるため、難しい印象のある医療漫画ながらスムーズに読んでいくことが可能です。
ドラマ「アンメット」登場人物・キャスト
川内ミヤビ役/杉咲花
記憶障害の脳外科医・川内ミヤビを演じるのは杉咲花です。ある事故で脳を損傷し、過去2年間の記憶がなく今日のことも明日には忘れてしまうという重い記憶障害を抱えています。 演じる杉咲は『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人俳優賞をW受賞。高い演技力で、その後も数々の話題ドラマや映画に出演し続けています。 そんな杉咲にとって今作は初めての医療ドラマ。記憶障害を患った医師という前代未聞の役どころですが、目の前の患者を救い、自身も再生していく物語をうまく演じてくれるでしょう。
三瓶友治役/若葉竜也
変わり者の脳外科医・三瓶友治を演じるのは若葉竜也です。三瓶はミヤビの記憶障害を知った上で背中を押し医師を続けるきっかけとなる人物。アメリカの大学病院から赴任してきて、ミヤビを「人手が足りないから」と手伝わせようとします。 演じる若葉は『葛城事件』(2016年)、『愛がなんだ』(2018年)などの作品に出演し、幅広い役を演じられる俳優として知られる存在です。 杉咲とは『おちょやん』(2020年)、『市子』(2023年)で共演経験があり、今作でも息の合った演技に期待できます。
大迫紘一役/井浦新
関東医大病院の脳外科教授・大迫紘一を演じるのは井浦新です。大迫は脳外科の権威であることを感じさせない柔和な性格で人望も厚く、ミヤビが脳外科医を目指すきっかけとなった人物。周囲が心配や反対するミヤビの復帰も背中を押してくれます。 演じる井浦はマルチな活躍をする俳優で、昨年は『福田村事件』など話題の映画に出演。2024年も『おっさんずラブ‐リターンズ‐』や『光る君へ』など途切れることなく話題作に出演し続けています。 記憶障害の医師を支える人物として、今作でも存在感を発揮してくれるでしょう。
「アンメット」ドラマ版の最終回ネタバレ・全話あらすじも更新予定
今回の記事では、『アンメット』の最新話までのあらすじ・ネタバレを解説とドラマ化の情報を紹介していきました。 様々な症例を主軸にしながら脳外科医たちが立ち向かう医療のリアルを描いた本作品。ぜひお得に読めるコミックシーモアで作品を楽しんでくださいね。