漫画「太一くんに餌付けされてます」5巻まで全巻ネタバレあらすじ＆感想！突然始まる隣人とのラブストーリー

漫画『太一くんに餌付けされてます ～ごはんからエッチまで～』は、キラキラのキャンパスライフを諦めたヒロインが、ひょんなことから隣人と付き合うことになるラブストーリーです。 この記事ではストーリーのすべてを紹介することはできませんが、本作をお得に読む方法も紹介しますので、ネタバレで紹介しきれなかった部分もお得に読むことができますよ！

本作のヒロイン・木下遥は、キラキラのキャンパスライフに憧れていた大学3年生です。最初の1年こそ、頑張ってキラキラした生活を送っていましたが、肌に合わず、最近はお酒とつるんでばかりでした。 ある日、お酒をたくさん飲んで酔っ払って帰宅した彼女は、自分の部屋の前で眠ってしまいます。翌朝になり、寝ている彼女を見つけた隣人の川島太一は、遥を自宅に連れ込み連れ込み介抱しました。目を覚ました遥は、目の前にイケメンがいると言って喜びの表情を浮かべます。 介抱してもらったお礼に、彼女は何かお返しをしたいと伝えます。それを聞いた太一は3つのお願いを口にするのですが……。

隣人の太一と付き合うことになった遥。隣に住んでいることもあって、毎日のように会っていましたがちょっとしたことで喧嘩になってしまいます。お互いに過去の交際相手から冷たい言葉を受けたことを思い出し、臆病になっていたのです。 遥は意を決して太一の部屋に向かい、彼に謝ります。フラれるかもしれないと思っていた太一は一安心。遥は彼を美術館デートに連れ出します。 美術館を堪能した後、遥からどこに行きたいか尋ねられた太一は、ラブホテルと答えます。今まで行ったことがないので、遥と一緒に行きたいと言い出して……。

考え事をしていて帰宅が遅くなった遥を太一は優しく迎えます。財布を忘れて何も買えなかったという彼女に、太一はコンビニでアイスでも買おうと提案。そんな2人の姿を研治の弟・三久が見張っていました。 遥の実家に帰宅した2人は、仲良くアイスを半分こにして、ビングのソファでイチャイチャし始めます。太一は一緒に料理したり、ソファでくつろいだり、まるで新婚気分のようです。 場所を遥の部屋に移動してからは、彼女が子どものころにされた研治からの束縛について告白。辛そうな表情を浮かべながら話す遥を、太一は優しく抱きしめながら「大丈夫だよ」とささやくのでした。

太一の大学院への進学を機に、引っ越して一緒に住むことにした2人。条件に合う部屋が見つからない中、太一は遥に父親が不動産関係の仕事をしていることを告げます。彼は父親とは疎遠になっていたため、連絡を渋っていたようでしたが……。 太一が父親に連絡したのを見届けて、遥はいったん自分の部屋に帰ろうとします。そんな彼女を呼び止めて、一緒にベッドで眠りにつくのでした。 何もせずに眠りについた彼を見て、遥もゆっくり寝ようと目を閉じます。しばらくすると遥を後ろから抱きしめる太一。彼女の敏感なところに両手を伸ばして……。

父親とのわだかまりを解消し、念願の同棲生活を送り始めた2人。一緒に住むようになって、2人の距離はますます近づいています。ただ、2人のラブストーリーはこのまま順調には進みません。 遥が知り合った折原という男に、太一は何かしらきな臭い物を感じます。彼が友人の陽平と歩いていると、遥と折原が談笑している姿を目撃。陽平が遥に近づいて、彼について聞き出すと、何か裏がありそうな男でした。 どうも折原の裏には、太一の元カノがいて、何かしら悪いことを企んでいるようです。太一たちは、研究室の前野先生からも折原に関する噂を聞き出していました。

キラキラのキャンパスライフを諦めたヒロインが、ひょんなことから隣人と愛を育んでいく本作は、物語の冒頭では幼さすら感じさせた遥が、太一との恋愛で大人になっていくところが見どころです。 遥にも太一にも、それぞれ抱えていることがあり、ただただ甘い恋愛を積み重ねていくわけではありません。家族や幼なじみなど、それぞれが縛られていた過去を乗り越えて、未来を描いていくようになります。 2人の成長物語として読んでも楽しめる作品です。