漫画「離婚からはじめましょう」5巻までネタバレあらすじ＆感想！離婚で豹変した激甘旦那とのラブストーリー

漫画『離婚からはじめましょうー極上社長はお見合い妻を逃さないー』は、お見合いで大企業の社長と結婚したヒロインが、相手に想い人がいると勘違いして離婚を切り出したところから始まるラブストーリーです。離婚によって社長の本音が露わになって、極甘っぷりを見せてくれますよ。 この記事では、本作を全巻無料で読む方法や配信情報、作品概要を調査してまとめています。

本作のヒロイン・白木和歌は、22歳の誕生日を迎えた日に、夫へ離婚を切り出します。彼女の言葉を受け入れた夫は、静かに「わかった」と口して離婚を承諾するのでした。 2年前、祖父から言われた見合いの席に向かっていた和歌。彼女自身はお見合いに乗り気ではありませんでしたが、10歳で両親を亡くした彼女を育ててくれた祖父の顔を立てるために、仕方なく引き受けました。 彼女の祖父はひと声で市場を動かすほどの投資家で、経済界では知らない人はいないほどの人物です。そんな祖父が言うのだから、きっといい人だろうと思ってお見合いの席についたのですが……。

祖父の勧めで大企業の社長・小田嶋慶次とお見合いをしてから5か月後、和歌は彼と結婚式を挙げます。まだ和歌が20歳の学生だったこともあり、結婚は公にせず、親族のみを招いて行われました。 性が変わり、小田嶋和歌としての生活が始まることに、彼女は胸を躍らせています。ただ若い彼女は新居選びや引っ越しなど、どのようにしていいのかわかりません。新生活の準備は、慶次にまかせっきりになってしまうのでした。それでも彼は大人な振る舞いを見せ「これから経験してゆっくり慣れればいいから」と彼女に優しく話します。 さらに和歌は彼から「いつまで小田嶋さんって呼ぶつもり？」と言われて、顔を赤らめるのでした。

結婚をしているのに「初夜」が訪れないことを和歌は気にしていました。ある日、彼女はお酒の力を借りて、寝室から去ろうとする慶次に後ろから抱き着きます。恥ずかしさのあまり顔をあげられない和歌でしたが、気持ちを伝えようと勇気を振り絞ったのです。 しかし、慶次には彼女の想いが届きません。落ち着くように諭されて、水を飲むように提案してきた彼に対して、和歌は「大丈夫だから」と強く言葉にします。 慶次が自分から離れようとしていることを感じた彼女は、ここまでして伝わらないのならもう無理だと思い、あきらめの表情を浮かべるのでした。

ある日、和歌が家にいるととなりの部屋から、慶次と女性が話す声が。自分が家にいないと思った慶次が女性を連れ込んだと思った彼女は、2人の話に耳を傾けます。女性は慶次に対して「奥様のことどうにかしてください！」と懇願。その声を聞いて、声の主が慶次の秘書・七尾であることに気づくのです。 慶次は「このままでいいとは思っていない」と彼女に告げ、「早くなんとかするよ　お前のためにも」と口にします。その声を聞いた和歌は、慶次の気持ちが七尾に向いているのではと思って、ショックを受けてしまうのでした。 そんな和歌の気持ちも知らず、慶次は「和歌に本当のことを伝えなきゃ」と言って、その場を後にします。

和歌から離婚を切り出された慶次は、すぐには理解できませんでした。「どういうこと？」と口にしながら、彼女が離婚を切り出した理由について考えを巡らせます。自分自身を冷静に状況判断できる人間であると認識していた慶次でしたが、彼女からの離婚話には冷静ではいられません。 これまで結婚生活に不満を見せなかった彼女に対して、自分は悪くないと思いたい慶次でしたが、涙を流す和歌の顔を見て何も言えなくなりました。離婚を受け入れて、彼女を実家に送り届けた後、彼は行きつけのバーにやってきます。 いつもとは違う強めのバーボンを飲みながら、慶次は彼女への想いを確認していました。

離婚をきっかけに、本当の気持ちを露わにするようになった元旦那の変わりっぷりが面白いです。相手は22歳の女性ということもあり、遠慮していたのかもしれませんが、離婚するとなると話は別ですね。 容姿端麗でクールな印象でもある慶次が、和歌に対して抑えていた気持ちを爆発させていく展開は、ギャップ好きにはたまらないでしょう。 この作品の本当のスタートは、離婚した後です。激甘旦那と年下妻がどんな愛を育んでいくか、是非、購入してお楽しみください。