漫画『不貞の轍』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！盗撮されて浮気がバレたヒロインの未来とは？

漫画『不貞の轍』は、結婚を控えたヒロインが、友人と一緒に参加した合コンで出会ったイケメンと火遊びをした結果、その様子が盗撮されていてSNSに晒されてしまいます。自業自得ではありますが、なぜ盗撮されていたのか、ヒロインが誰かに恨まれているのかもしれないと気になる物語です。 この記事では、本作を全巻無料で読む方法や配信情報、作品概要を調査してまとめています。

ヒロイン・岬由佳乃は、彼氏の弘夢との結婚を控えたOLです。にもかかわらず、友人・咲希と参加した合コンで、イケメンチャラ男の康生と濃厚なキスを楽しんでいました。興奮した康生が行為をエスカレートさせようとすると、「さっき会ったばっかりじゃん」といって拒否する由佳乃。 後日、由佳乃は弘夢から驚きのメッセージを受けとります。そこには彼女が康生とイチャイチャしている動画が添付されていたのです。彼からのメッセージは「別れよう」で締められ、彼女は弘夢からブロックされてしまいます。 ただ、弘夢にも由佳乃に秘密にしていることがあって……。

由佳乃は、自身の浮気動画を撮影してSNSに流した犯人を追っていました。なかなか犯人にたどり着くことができず、彼女は不安になっていきます。 一方で由佳乃と合コンに参加していた咲希は、由佳乃がエッチをしている場面を撮影する計画を進めていました。 咲希の企みに気づかないまま、由佳乃は偶然声をかけてきた佐々木と飲みに行きます。しかし、佐々木は偶然を装って由佳乃に近づいてきたのです。先輩社員として彼女の相談に乗ったあと、彼は何もせずに解散します。 2人で飲んでいた時の佐々木の振る舞いを見て、彼に対する由佳乃の信頼度は高まるのですが……。

咲希の罠にかかり、危うく飯岡に犯されそうになっていた由佳乃。彼女が目を覚ますと、助けに来たフリをした咲希の姿がありました。咲希は飯岡が撮影したデータを抜き取りつつ、由佳乃と一緒に部屋を立ち去ります。 由佳乃を助けるためにホテルに現れ、何者かにスタンガンで気絶させられていた佐々木は、病院のベッドで警察から取り調べを受けていました。警察は佐々木が一流企業の社員だと知ると、お咎めなしで彼を解放します。 その後、咲希が撮影したデータを確認すると、飯岡と由佳乃の行為は未遂に終わっていました。その結末に悔しがる咲希。さらにフードを被った謎の男が映っていたことで、彼女は混乱してしまいます。

信頼できる先輩だと思っている佐々木に誘われた由佳乃は、喜んで彼と居酒屋に向かいます。食事を終え、店を後にした2人は、雑踏に紛れて熱い口づけを交わすのでした。 由佳乃のハートを射止めたと喜ぶ佐々木でしたが、彼にも不穏な空気が漂っています。佐々木は自分が由佳乃の上司になるために、痴漢冤罪事件を仕組んでいました。事件の真相に気づいたタクヤは、捜査の結果、佐々木の存在にたどりついていたのです。 佐々木は自分がタクヤに尾行されていることに気づいていました。そこで佐々木は逆にタクヤのアパートで待ち伏せして、彼を半殺しの目に合わせ……。

佐々木は、タクヤを助けに来た岩隈と揉み合っているうちに、持っていたナイフを自分の胸に刺してしまいます。かなりの重傷のようで、せっかく約束を取り付けた由佳乃とのデートには行けそうにありません。 一方で、咲希は今度こそ由佳乃のハメ撮り動画の撮影を成功させようと、弘夢を相手にリハーサルを考えていました。実は、弘夢も咲希とのセックス動画を撮影しようと企んでいたのです。 その頃由佳乃は、知らない男に意識を失わされ公衆便所に引きずりこまれていました。男は手際よく彼女のやらしい写真を撮影したあと、身体を弄り始めて……。

咲希とのセックス動画を撮影しようとしていた弘夢。咲希に飲まされた睡眠薬のせいで深い眠りについていましたが、何とか目を覚まします。仕掛けていたカメラで撮影した内容を確認しようとすると、データを読み込むことができません。唯一、天井にあったカメラのデータだけが生き残っていたのですが……。 ある日、由佳乃がエロ動画の投稿サイトを見ていると、自分が飯岡に襲われたときの動画を見つけます。咲希によって助けられたときの動画ですが、よく考えると彼女が助けに来た理由がわかりません。最も怪しい人間は咲希なのではないかと、由佳乃は気付くのでした。

ヒロイン・由佳乃の不貞行為から始まる本作。浮気がバレた女性が地獄に落とされる作品はいくつもありますが、本作はそんなシンプルな展開ではありません。 浮気をしてしまったのは、ヒロインの自業自得なのですが、彼女を罠にはめた存在がいるのです。それだけではなく、ヒロインの元カレにも怪しい点があるなど、まっとうな人間がでてきません。 ヒロインは善人かもしれないと思うほど、闇を抱えた人間が複雑に絡み合う作品を、是非手に取って楽しんでください。