『わたしの宝物』最終回ネタバレあらすじ!美羽が選んだ結末とは……?
2024年秋、フジテレビ「木曜劇場」枠で放送されたドラマ『わたしの宝物』。主演を務めるのは松本若菜で、「昼顔」スタッフ陣による愛憎劇を繰り広げます。 この記事では『わたしの宝物』の各話あらすじとネタバレ、キャスト、原作があるのかについても詳しく解説していきます。
『わたしの宝物』あらすじ【ネタバレなし】
このドラマのテーマは「托卵(たくらん)」。托卵とは、夫以外の男性との子供を、夫との子だと偽り産んで育てることです。 専業主婦の神崎美羽(松本若菜)は、子供欲しさに仕事を辞め家庭に入りました。しかし夫の宏樹とはすでに冷め切っており、妊活どころではない状態。そんな時、美羽は幼なじみの冬月稜に再会します。美羽は冬月と一夜を共にし、彼の子を身籠ってしまい……! 離婚してシングルマザーになる選択肢のない美羽は、冬月がくれた宝物を守るため悪女になることを決めます。宏樹を騙し、宏樹の子供として一緒に子供を育てることに決めた美羽。しかしこの決断が、3人の運命を狂わせていくことになるのでした。
第1話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
美羽(松本若菜)は夫の宏樹(田中圭)と結婚して5年。今は完全に冷え切った夫婦生活を送っており、宏樹の機嫌を取るも厳しい態度を取られています。美羽はそろそろ子供をと考えていましたが、「自然に任せればいい」と言われてしまいました。 ある日、美羽は給水塔を見て中学生時代を思い返していました。そのまま昔よく通っていた図書館へ行ってみると、ある男性に声をかけられます。それは、幼馴染の冬月(深澤辰哉)。会うのは中学生ぶりでした。 冬月は、もう少しで仕事でアフリカに旅立つとのこと。その後2人は再び図書館で再会し、冬月は美羽に最後にフリーマーケットをするから手伝ってほしいと頼み……。
ネタバレ
帰宅後、美羽は宏樹に改めて子供のことを問いかけます。すると「暇だから子供が欲しいのか?」と言われ、宏樹は何不自由ない生活を与えていると振りかざします。 フリーマーケットの日。美羽が楽しく過ごしている様子を、チラシを見た宏樹はこっそり見つめていました。美羽の帰宅後、「ごめんな、最近」と抱きしめる宏樹。宏樹は無理やり美羽にキスをし、ベッドに押し倒します。 美羽は呆然と、図書館に向かいます。すると冬月は図書館で、中学時代美羽が使っていた栞を探していました。そして美羽は、「冬月くんと会ってからずっと心が痛いよ。助けて」と寄り添い……。 2人は冬月の部屋で結ばれます。冬月は「迎えに行くから待ってて」と美羽と約束しました。 美羽はつわりの症状で、妊娠していることに気づきます。その時、テレビで冬月がアフリカの大規模テロの犠牲者になったと報道が出ていました。美羽は子供のDNA鑑定を行い、子供の父親が冬月であることを確認。 美羽はずぶ濡れで帰宅し、宏樹に妊娠したことを報告。その時、「あなたの子よ」と告げ……。
第2話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
美羽(松本若菜)は、お腹の子が宏樹(田中圭)ではなく冬月(深澤辰哉)だと知ります。しかし宏樹には「あなたの子よ」と言い、宏樹の子として育てることに決めたのでした。 その頃アフリカで水木(さとうほなみ)は、ある遺体の遺品が日本人のものだと分かり放心状態に。一方妊娠を告げられた宏樹は、より一層美羽に強く当たるようになっていました。 宏樹は会社で上司や部下に厳しく当たられており、不安でなかなか会社に行くことができません。そんな時喫茶店のマスター・浅岡(北村一輝)と出会い、妊娠が分かった美羽があまり嬉しそうではないと相談し……。
ネタバレ
宏樹は浅岡に「本気で好きならちゃんと考えないと」と、離れるか父親になるか真剣に考えるよう告げられます。美羽もその頃宏樹との離婚を考え、離婚届を書いていました。 するとその時、美羽の母・かずみ(多岐川裕美)の容体が急変。何とか山を超え、かずみはシングルマザーで美羽に寂しい思いをさせてきたことを謝りました。美羽は「そんなことない」と寄り添います。 宏樹は早めに帰宅し、美羽に子供をどうしたいのかと問います。絶対に産むという美羽に、宏樹は来月から忙しくなるから家のことや育児は何もできないと宣言。「金の苦労はかけないからそれでもいい?」と聞きます。 美羽は納得し、美羽も子供は自分だけで育てることを誓います。そして美羽は離婚届やDNA判定の書類を燃やしたのでした。 その頃アフリカでは、なんと冬月が生きていることが判明。亡くなっていたのは重傷だと言われていた同僚・下原(持田将史)でした。 水木はベッドに横たわる冬月を見つめます。そして、そこに現れた現地の警察に「この患者は下原か?」と尋ねられますが、水木は冬月が日本に帰ったら大切な人と一緒になると言っていたことを思い出し、「Yes」と嘘をついたのでした。 その後美羽は、無事に女の子を出産します。
冬月が生きていたうえ、なんと水木も冬月が好きで嘘をつくという衝撃の泥沼展開……!第3話では冬月と美羽が再会しているようですが、この三角関係も気になりますね。
第3話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
美羽(松本若菜)の出産後、赤ちゃんを抱いた宏樹(田中圭)は大号泣します。その姿を見た美羽は、赤ちゃんの名前を宏樹に決めてもらうことに。 その頃生きていた冬月(深澤辰哉)は、水木(さとうほなみ)と共に日本に帰国。2人は冬月と間違えられた本当の犠牲者・同僚の下原(持田将史)の弟・隼人(西垣匠)の元へ向かいます。 冬月は隼人の気持ちを聞き、遺族の思いを背負って生きていくことを決め……。
ネタバレ
美羽は無事退院し、慣れない育児に奮闘します。そんな時真琴(恒松祐里)から、宏樹が体が辛そうな時期はなかったかと聞かれました。美羽は気づきませんでしたが、宏樹の仕事の邪魔はしないと改めて誓います。 宏樹はたくさんの候補を考え、子供の名前を「栞」にすると決めます。そしてお宮参りの日。宏樹は仕事で欠席の予定でしたが、入院する美羽の母・かずみ(多岐川裕美)を連れて姿を見せます。 それから宏樹は育児を手伝うようになり、仕事のプロジェクトリーダーを離れる決意をします。迎えた1ヶ月検診。美羽は寄りたいところがあると、冬月との思い出の図書館へ向かいました。 そこで思い出の栞を本に挟んだ美羽。すると目の前に現れたのは、死んだはずの冬月で……!冬月は美羽を抱きしめ、「やっと会えた」と伝えたのでした。
第4話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
図書館で冬月(深澤辰哉)に抱きしめられた美羽(松本若菜)ですが、ふりほどきその場を去ります。それからの美羽は冬月が生きていたという動揺から、複雑な感情を抱えて暮らしていました。 宏樹(田中圭)は元気のない美羽を見て、産後うつなのではないかと心配するように。宏樹は美羽の親友・真琴(恒松祐里)に相談し、今度栞を預かって美羽に真琴と2人でランチに行ってもらおうと決めます。 冬月は電話をかけても出てくれない美羽に、「最後にもう一度だけ会って話したい」とメールをします。美羽は冬月が気になりつつも、待ち合わせ場所に行くことができず……。
ネタバレ
その頃宏樹の会社に、水木(さとうほなみ)がプレゼンにやってきます。冬月の仕事ぶりに興味を持った宏樹は、今度水木に冬月も連れてきてもらうことにしました。 宏樹は美羽のためにシチューを作り、美羽に寄り添います。そして土曜日、美羽は真琴とのランチのために真琴の店に行きました。真琴が打ち合わせのため少し店で待っていると、そこに現れたのはなんと冬月で……。 冬月は真琴に、フェアトレード商品を提案。その時店のバイト・殿山(簡秀吉)は美羽に栞のことを尋ね、冬月は美羽に子供がいることを知ってしまいました。その後美羽は冬月に連絡し、プレゼントを渡し忘れた真琴は美羽を追いかけていきます。 美羽は冬月に出産したことを伝え、「今の家庭を大事にしたい」と伝えます。冬月も美羽にこれまでの感謝を伝え、最後に美羽を抱きしめました。 その様子を、真琴は見てしまい……!
第5話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
美羽(松本若菜)と冬月(深澤辰哉)が抱き合っているところを見てしまった真琴(恒松祐里)。2人が不倫しているのではないかと疑い始めた真琴は、再び美羽をランチに誘います。 真琴は美羽に、「私、美羽さんのこと信じてますから。ちゃんと話してくれるって」と伝えます。しかし美羽は冬月のことは語らず、そろそろ外で働きたいとごまかしました。 真琴は「そんなことだったんですか」と呆れつつ、美羽を自身の店で雇うことに。
ネタバレ
その頃宏樹(田中圭)の会社に、水木(さとうほなみ)と冬月がプレゼンの続きにやってきました。宏樹はようやく冬月に会えたことに喜びますが、冬月は会話の内容から宏樹が美羽の夫だと気づき……。 しかしその時宏樹の会社でトラブルが発生。トラブルを上手く処理した宏樹は昇進が決まり、上司は左遷されることになりました。宏樹は早速美羽に昇進を報告し、後日お祝いをすることに。 翌日真琴は、冬月を店に呼び出します。冬月に対し「不倫したことありますか?」などとぶつける真琴。そこに美羽が栞を連れて出勤し、再び2人は鉢合わせることに。そして真琴が栞を冬月に抱かせようとした時、美羽は「辞めて!」と叫び……。 美羽の子供と対面し、改めて落ち込む冬月。そんな冬月を見た水木は、「私冬月が好き」と告白し……。その頃真琴は宏樹を呼び出し、ずっと宏樹が好きだったこと、美羽が不倫していることを涙ながらに明かします。そして動揺する宏樹に対し、「栞ちゃん。女の勘、母親の勘です」と告げ……。 宏樹は悩みに悩んで、DNA鑑定を行います。結果を見て、涙を流す宏樹。栞のハーフバースデーを終えたあと、宏樹は栞を連れて家を出て行ってしまったのでした。
第6話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
DNA鑑定の結果にショックを受けた宏樹(田中圭)は、栞を連れて家を出てしまいます。翌朝、必死に探す美羽(松本若菜)。宏樹と連絡も取れない中、美羽の前に真琴(恒松祐里)が現れました。 真琴は美羽に、美羽と冬月(深澤辰哉)が抱き合っているところを見たこと、宏樹に話したのは自分だと打ち明けます。そして宏樹と栞に何かあったら、責任は美羽にあると厳しい目を向けました。 宏樹の書斎でDNA鑑定書を見つけてしまった美羽。その頃宏樹は絶望し、栞を抱いて海に向かって歩き出していて……。
ネタバレ
思いとどまった宏樹は、浅岡(北村一輝)に相談します。浅岡は真琴が宏樹に暴露したことを知っており、真琴に「人の家庭に首突っ込むな」と忠告したばかりでした。浅岡の説得を受けた宏樹は、家に戻ることに。 宏樹は帰宅後すぐ仕事へ。その時美羽は母・かずみ(多岐川裕美)の病院へ行き、栞を真琴に預けました。美羽は、かずみの容態が悪く余命幾ばくも無いことを知ります。 栞を迎えに行くと、真琴は冬月を呼んでいました。しかし美羽は冬月に本当のことを言わず、冬月には隠し続けると決意。その後冬月は水木(さとうほなみ)の元に行き、「しんどい」と吐露したのでした。 美羽は帰宅後、宏樹と話し合います。美羽は宏樹を裏切ったこと、どうしても産みたくて宏樹に嘘をついたと告白。けれどもこれから、宏樹と栞と生きていきたいと伝えました。 宏樹は栞を父親は誰なのかと問いますが、答えない美羽。すると宏樹は「栞の父親は俺なんだろ。栞と離れるくらいならあの子と一緒に死ぬよ。出て行ってくれ」と告げ、美羽は荷物をまとめて家を出て行くことになり……。
第7話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
宏樹(田中圭)に家を追い出された美羽(松本若菜)は、行き場を失ってしまいました。宏樹は栞をベビーシッターに預け、仕事に家事にてんやわんや。冬月(深澤辰哉)と再度打ち合わせをしていた宏樹ですが、栞が熱を出したとベビーシッターから連絡が入ってしまいます。 冬月は美羽の夫が宏樹だと知っているため、栞が熱を出したと焦る宏樹を見て、夫婦に何かあったのではと悟ります。冬月はタクシーがなかなか拾えない宏樹を助け、宏樹は冬月の優しさに感謝しました。 美羽は入院中の母・かずみ(多岐川裕美)に会い、給水塔の見える公園へ外出。美羽はこれまでの過ちを全て明かし、かずみは驚きながらも娘を抱きしめたのでした。
ネタバレ
水木(さとうほなみ)はしばらく会社を休んだ後、冬月に会社を辞めたいと告げます。そして冬月に、冬月が好きな人のところに行くのが嫌でわざと死んだことにしたことを謝罪。優しい冬月は、「愛しちゃいけない人だったんだ」と水木のせいではないと庇います。 真琴(恒松祐里)からかずみが長くないと聞いた宏樹は、栞を連れてかずみの病室へ。久しぶりに美羽は宏樹と栞と再会し、家に戻って涙を流します。 冬月は区切りをつけるために美羽に手紙を書き、真琴に託します。真琴は美羽に手紙を渡し、これまでの全てのことを聞きました。その後かずみが亡くなり、冬月の手紙を読んだ美羽は、帰宅した宏樹に「家を出て行く」と伝えます。 しかし宏樹は、自分が家を出ていくと言い出します。美羽が栞の父親の名前を明かさなかった辛さや、栞が産まれても自分は全然変われてなかったと胸の内を明かし……。宏樹は「離婚しよう」と美羽に突きつけたのでした。 水木は過去のフリーマーケットの出品者リストから、冬月が大切にしている栞を刺繍したのが美羽ではないかと気づきます。一方の宏樹も、冬月の会社の資料から美羽の刺繍を見つけ……!
第8話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
美羽(松本若菜)と宏樹(田中圭)はお互い、大事なことは話さずすれ違う日々を過ごします。相手の男が気になる宏樹と冬月(深澤辰哉)が好きな水木(さとうほなみ)は、それぞれ刺繍の栞のことを気にしていました。 美羽は「想いはちゃんと受け取った」と、冬月がくれた手紙の処分を真琴(恒松祐里)に頼み……。
ネタバレ
水木は冬月が想う相手が誰なのか気になり、宏樹からのメールを見て行動に移します。宏樹に直接電話をした水木は、宏樹の妻に以前開催したフリーマーケットの感想を直接聞きたいと頼みました。 夜、帰宅した宏樹はLINEで美羽に相談。美羽は黙ってフリーマーケットに参加したことを宏樹に謝罪し、水木からの依頼を受け入れたのでした。 後日美羽が水木に会いに行った時、宏樹は美羽をフリーマーケットに誘った友人が誰なのか気になり始めます。図書館に向かった宏樹は、そこで冬月と対面。冬月が美羽と中学時代の幼馴染で、フリーマーケットに誘った相手だと知り……。 その頃美羽と水木も対面し、話を掘り下げた水木は「冬月は救われましたか?冬月は私の大切な人です」と切り込みます。一方宏樹と冬月もコーヒーを飲み、宏樹は「私の妻は神崎美羽です。妻が不倫してたんです。その相手は・・冬月さんですよね?」と突きつけました。 水木は、冬月がアフリカでも美羽を想い続けていたこと、美羽に会いたい一心で生きて帰ってきたことを告げます。そして「あなたは夫も子供もいる。私はあなたが許せません」と厳しい言葉を投げつけ……。
第9話のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
美羽(松本若菜)は水木(さとうほなみ)に呼び出され、冬月(深澤辰哉)のことを詰め寄られます。しかし美羽は水木に言い返したため、水木は美羽の顔に水をぶちまけました。 一方宏樹(田中圭)も、冬月に美羽との関係を問いただします。この時宏樹は、冬月が栞の本当の父親が誰か知らないことに驚きました。 こうして美羽は宏樹に、栞とは離れないと離婚について話し合いたいと伝えます。真琴の雑貨屋を辞め、本格的に就職活動を始めた美羽。そして宏樹は冬月に、「融資は見送らせていただきます」とメールを送り……。
ネタバレ
冬月は宏樹に、私情を挟んでいないかと訴えます。しかし宏樹は、「信用の問題です。嘘をつく人は信用出来ません」と冷たく返したのでした。 融資が下りないと分かり、水木は美羽に会いに行ったことを冬月に報告します。冬月は「もう俺の大切なものに関わらないでくれ!」と激怒し、会社を畳むことを決意。 冬月は宏樹を呼び出し、美羽との不倫をきちんと謝罪します。そして宏樹と美羽は、改めて2人で向き合う時間を作りました。 宏樹は栞と2人で海に入って死のうとしたこと、冬月とは仕事を通して会っていることなどを美羽に報告。美羽も本当のことを告げたら、宏樹が栞への愛情が変わるんじゃないかと不安だったことを打ち明けます。 さらに美羽は、刺繍の栞は冬月との大切な思い出だったと明かし……。自らの罪を謝罪し、「だけど後悔はしない。このことがなかったら、栞に会えなかったから」と本音をぶつけました。 宏樹は「これからのことは弁護士を通じて話す。栞を幸せにして」と言い残し家を出ていきました。後日、美羽の元に弁護士から連絡入ります。宏樹は今後、栞との面会を希望しないとのこと。 最後に宏樹と3人で会うため、美羽は動物園へ。しかしそこにやってきたのは冬月でした。宏樹はわざと、美羽と冬月を引き合わせていて……。
最終回のあらすじ・ネタバレ
あらすじ
宏樹(田中圭)によって、動物園の前で鉢合わせた美羽(松本若菜)と冬月(深澤辰哉)。宏樹は、栞が血の繋がりのある冬月と生きていくという選択肢もあると考えていたのでした。 美羽は戸惑いながらも、冬月と動物園を回ることに。そして冬月は別れ際、美羽にあるお願いをして……。
ネタバレ
それは、栞を抱っこしたいというもの。「案外重たいんだね」と涙ぐむ冬月は、美羽に「栞ちゃんって俺の子?」と問いかけます。美羽ははっきりと、「違うよ。栞は私の子」と告げ、2人は別れたのでした。 その後、冬月は喫茶店にいる宏樹の元へ。冬月は「栞ちゃんは僕の子ではないと美羽が言いました。それを伝えたくて」と報告し、立ち去ります。 宏樹は離婚届を記入し、美羽の元にやってきます。宏樹はたった半年だったけれど、栞の父親をやらせてくれてありがとうと感謝を伝えました。美羽も、栞を1人で育てていく覚悟を決めます。 冬月は隼人(西垣匠)が働く児童養護施設に行き、久しぶりに水木(さとうほなみ)と再会します。冬月はアフリカのプロジェクトが軌道に乗り、宏樹にも報告にやってきました。 冬月は宏樹に「あなたが栞ちゃんのお父さんです。俺には幸せにしたい子供達がいます」と告げます。将来について改めて考えた宏樹は、美羽に「離婚届、待ってほしい!」と駆け寄り……。 宏樹はこれまでのことを謝罪し、栞を一緒に育てたいと言います。美羽も「宏樹と離れたくない!」と本心を伝えることができ、2人は抱き合いました。 美羽の就職も無事に決まり、3人は新たな生活をスタートすることとなったのでした。
『わたしの宝物』原作はある?
『わたしの宝物』には、漫画や小説などの原作はありません。完全オリジナルストーリーで描かれます。
「昼顔」「あなして」のスタッフによるオリジナルドラマ
本作は「昼顔」(2014年)や『あなたがしてくれなくても』(2023年)などを手掛けた、三竿玲子がプロデュースを担当します。三竿による夫婦のタブーを扱った作品第3弾となり、「托卵」という難しいテーマを扱います。 「昼顔」では不倫物語、「あなして」ではセックスレス問題と、これまでの2作品は男女のドロドロ劇が描かれています。よって本作は「ドロドロ感」がより高まるのではないでしょうか。 また「あなして」の脚本を担当した市川貴幸が本作を執筆しており、スタッフ陣も再集結することが発表されています!
『わたしの宝物』登場人物・キャスト
神崎美羽役/松本若菜
本作の主人公・美羽を演じるのは、松本若菜です。美羽は子供を守るため、托卵という禁断の決意をしました。この決断が、美羽たちの運命を狂わせていきます。 演じる松本は、2024年7月期には『西園寺さんは家事をしない』に主演として出演中。フジテレビの木曜劇場は『やんごとなき一族』(2022年)にも出演しており、このドラマが出世作の1つとなりました。本作がフジテレビ系連続ドラマ初主演となり、ドロドロの愛憎劇に挑戦します!
神崎宏樹役/田中圭
美羽の夫・宏樹役を演じるのは田中圭です。大手商社に勤める優秀なサラリーマンですが、家庭では美羽にモラハラまがいの言動を繰り返してしまうというような役どころ。 田中圭は『あなたの番です』(2019年)、『おっさんずラブ』(2016年)などを筆頭に、近年話題作で引っ張りだこの俳優です。二面性のある宏樹をどう演じ切るのか期待が高まります!
冬月稜役/深澤辰哉(Snow Man)
美羽が関係を持ってしまう冬月稜役を演じるのは、Snow Manの深澤辰哉。優しく面倒見の良い性格で、美羽にとって心の拠り所のような存在です。 深澤はドラマ出演経験はあまり多くないものの、これまでの舞台出演経験などを活かし、徐々に演技仕事を増やしています。直近ではドラマ『春になったら』(2024年)で、主人公に思いを寄せる友人役を演じました。 どこか「いい人」というような印象のあるキャラクターを演じるのがうまい深澤ですが、本作の愛憎劇をどう演じ切るのでしょうか。
『わたしの宝物』感想
深澤さんが出るから楽しみにしてた!際どいシーンが来たと思いきやすぐ死んだ・・・辛すぎ。でも冬月ハマり役だな~~!!
1話から激重展開で衝撃・・・。田中圭のモラハラ演技も結構苦しかった。どうにか美羽に幸せになってほしいんだけど、稜が死んじゃった今幸せになる未来はあるのだろうか。。
『わたしの宝物』最終回までチェック必須!
この記事では、本作の各話あらすじ・ネタバレを紹介しました。突っ込みどころはありつつ、最終的にはつい涙をしてしまうような結末だったのではないでしょうか。 ぜひ、この記事と一緒に『わたしの宝物』を楽しんでくださいね。