中国ドラマ『沈香の夢』全話ネタバレあらすじ・相関図を解説!切ないロマンスファンタジー

タイトル | 『沈香の夢』 , 原題『沉香如屑』 |
---|---|
公開日 | 2022年 |
監督 | グオ・フー |
脚本 | チャン・ユエンアン |
キャスト | ヤン・ズー , チョン・イー , チャン・ルイ |
原作 | 同名小説『沈香の夢』 |
中国ドラマ『沈香の夢』は、同名小説を原作としたファンタジー史劇です。ドキドキハラハラの大冒険と、切なく甘いロマンスがバランスよく融合し、多くのファンを虜にしました。 本記事ではそんな『沈香の夢』について、全話あらすじをネタバレありで紹介します。
タップできる目次
- ドラマ『沈香の夢』相関図・あらすじ
- 『沈香の夢』前編ネタバレ1~4話
- 『沈香の夢』前編ネタバレ5~9話
- 『沈香の夢』前編ネタバレ10~14話
- 『沈香の夢』前編ネタバレ15~19話
- 『沈香の夢』前編ネタバレ20~24話
- 『沈香の夢』前編ネタバレ25~29話
- 『沈香の夢』前編ネタバレ30~34話
- 『沈香の夢』前編ネタバレ35~38話
- 『沈香の夢』後編ネタバレ1~4話
- 『沈香の夢』後編ネタバレ5~9話
- 『沈香の夢』後編ネタバレ10~14話
- 『沈香の夢』後編ネタバレ15~19話
- 『沈香の夢』後編ネタバレ20~21話
- ドラマ『沈香の夢』キャスト・登場人物解説
- ドラマ『沈香の夢』の放送日は2025年2月11日!
ドラマ『沈香の夢』相関図・あらすじ
『沈香の夢』前編

三界の平和を守る応淵(チョン・イー)に救われた顔淡(ヤン・ズー)と芷昔(モン・ズーイー)の姉妹。妹の顔淡は修練にも励まず、のんびりと暮らしていましたが、ある日応淵に仕えることに……。 応淵に不満を抱いていた顔淡でしたが、彼のことを知っていくうちに惹かれていきます。しかし身分の違いが2人を引き裂き、顔淡と応淵は記憶をなくした状態で、人間界にて再会します。 妖怪退治をする唐周として生きる応淵は、顔淡に特別な感情を感じながらも、人間界で起こる事件に巻き込まれていき……。
『沈香の夢』後編

神器のおかげで仙力を取り戻した応淵(唐周)。一方、記憶を取り戻した顔淡は、応淵と結ばれなかった過去を思い出し、彼を拒絶するようになっていました。 しかし敵と激しく戦う中で死の淵に立ってしまった応淵を、再び顔淡が救います。そしてようやく記憶を取り戻した応淵は、顔淡と余生を過ごす決意をするのです。 その後、天界に戻った2人は、新たな敵・桓欽に立ち向かうことに。果たして応淵と顔淡は三界の平和を守り、結ばれることができるのでしょうか。
『沈香の夢』前編ネタバレ1~4話
500年前、応淵(おうえん)は魔族から癒しの力を持つ蓮に咲いた2輪の花を守り抜きます。そして蓮の花を美しい姉妹、芷昔(しせき)と顔淡(がんたん)に生まれ変わらせたのです。 現在、姉の芷昔は霊力が弱いながらも、鍛錬に励み、妙法閣の副主事となっていました。一方妹の顔淡は霊力が強いにもかかわらず出世欲がなく、北溟仙君の下でのんびりと暮らしています。 ある日、応淵の大切な宝石を壊してしまった顔淡は、彼に仕えることになりました。応淵は仙法を教えるため、わざと顔淡を刺激します。 そんな中、姉を守るため代わりに危険な任務を買って出た顔淡。試練を乗り越えた顔淡と彼女を手助けした応淵の間には絆が芽生え始め……。
『沈香の夢』前編ネタバレ5~9話
仙族の母と修羅族の父の間に生まれた応淵。複雑な血筋だからこそ、応淵は恩人である帝尊に忠実に仕え、自分を律して六界の平和を守ってきました。そんな応淵にとって明るく人懐っこい顔淡は心の癒しとなっています。 しかしそんな時、魔界が仙界に宣戦布告し、応淵は上仙たちを率いて出陣することに。顔淡は余墨(よぼく)と共に祈るしかありません。 なんとか魔族を退けた応淵でしたが、大勢の犠牲者を出し、自身も毒に侵されてしまいました。姿を消した応淵を人間界で見つけた顔淡は、なんとか彼を救おうとしますが……。
『沈香の夢』前編ネタバレ10~14話
自分の心臓で応淵を救えると知った顔淡。心臓をえぐり取って解毒剤を作り、応淵に与えた顔淡は瀕死の状態に……。 後日、余墨の看病もあり目覚めた顔淡。しかし芷昔が応淵を救ったと主張していることを知った顔淡は、姉の嘘を守るため、応淵への気持ちに蓋をするのでした。 そんな時、応淵に恋心を抱く蛍灯が姉妹を陥れ、芷昔の嘘によって顔淡が処刑されることに。取り返しのつかないことをしたと気づいた芷昔は、顔淡に嫉妬していたことを打ち明け、妹に謝罪します。一方、応淵と余墨は彼女を救うべく奔走しますが……。
『沈香の夢』前編ネタバレ15~19話
処刑台に送られた顔淡は、応淵から「私情はない」と告げられ、橋から身を投げました。そんな顔淡を応淵は救いましたが、天界へ戻ることはできない彼女を夜忘川へ送ることしかできません。 川を渡れば記憶が消え、人間になれますが、顔淡は応淵との思い出を忘れられず苦しみます。このままでは顔淡が灰になって消えてしまうと知った応淵は仙法で彼女の記憶を消し、人間界へ送りました。 人間界で絳辰(こうしん)という役者に助けられた顔淡。しかし顔淡は自分が誰かわからず、白漂亮(はくひょうりょう)と名乗ります。
『沈香の夢』前編ネタバレ20~24話
天界では芷昔が蛍灯への復讐を遂げ、蛍灯は人間界へ追放されます。 一方、顔淡を探していた余墨は、人間界で役者として生きる彼女をようやく発見。余墨のことを覚えていない顔淡に本当の名前を教えます。 かたや魔族調査のため人間界に降りた応淵は、記憶と仙力を封じ、唐周(とうしゅう)という名前で生きていました。そのため顔淡に再会してもお互いに気付かず……。 ある日、神仙に戻るため四大神器を探していた唐周は、顔淡と共に沈家の屋敷へ行くことに。しかしそこに住む沈湘君らの様子は奇妙で……。
『沈香の夢』前編ネタバレ25~29話
沈湘君を成敗した顔淡と唐周は四大神器の一つである七曜神玉を獲得します。その後も共に過ごす顔淡と唐周の仲は少しずつ深まっていき……。 顔淡は唐周と異変が続く王都へやってきました。そこに顔淡を追ってきた余墨も到着し、三角関係が激化します。 そんな中、人間界で王・裴洛の側妃である聖徳(せいとく)となっていた蛍灯が顔淡に嫌がらせを行いました。顔淡は妖力が弱って花の姿になりながらも、裴洛の悪行を見抜き、四大神器の「理塵」を手に入れました。
『沈香の夢』前編ネタバレ30~34話
南海青龍族・公主の朝瀾は余墨に片想い中。しかし余墨の命を狙う敖宣を止めるため、朝瀾は敖宣と結婚する決意をします。 その事を知った余墨は唐周らと敖宣に立ち向かいますが、敖宣の暴挙は止まりません。顔淡らは苦戦しますが、最終的に唐周を守りたい聖徳が敖宣を殺害。朝瀾が四海の王に即位し、平和が訪れました。 ところが聖徳が本性を現し顔淡を襲ったため、唐周は聖徳を石にします。 その後、謎の老婦人に理塵を奪われた唐周、顔淡、余墨らは彼女を追って歓楽街「尽歓坊」へ。そこで顔淡と唐周はお互いへの複雑な気持ちに困惑し……。
『沈香の夢』前編ネタバレ35~38話
老婦人に理塵を盗ませたのは、謎の組織「神霄宮」の公主・柳維揚(りゅういよう)の仕業でした。柳維揚に協力することになった顔淡らは3つ目の四代神器「楮墨」を手に入れます。 柳維揚の正体は邪神・玄襄(げんじょう)でしたが、彼は敵ではありませんでした。 その後、夜忘川で唐周に口付けされた顔淡はすべてを思い出し、目の前の男性が想い人・応淵であることに気付きます。 しかし石から蘇生した聖徳が現れ、顔淡と応淵を殺そうとしました。なんとか聖徳を倒した顔淡でしたが、応淵への気持ちは断ち切り、自分の人生を生きることにします。
『沈香の夢』後編ネタバレ1~4話
夜忘川から戻った唐周は、3つの神器のおかげで力を取り戻しつつありました。唐周は顔淡へ愛の告白をしますが、顔淡は過去のトラウマから彼を信じきることができません。 そんな中、凌霄派 (唐周が所属する妖族退治の門派) を率いる蒼鴻(そうこう)が現れます。唐周は蒼鴻が弟子たちを利用していたことを知り、愕然。激戦の末なんとか蒼鴻を倒しますが、唐周は心に深い傷を負ってしまいました。 唐周の本心を知った顔淡は、彼を救うため百花露を探しに出かけます。顔淡はそこで猫妖に悩む謝家の当主と出会い……。
『沈香の夢』後編ネタバレ5~9話
唐周の協力で猫妖を退治した顔淡。唐周はこの先どんなことがあっても顔淡を守ると胸の中で誓いました。 しかし仙力の激しい消耗で倒れてしまう唐周。そんな中、応淵の神器「地止」を回収する任務を受けた芷昔が天界から人間界にやってきます。またもや心臓を唐周に捧げ、死にかけた妹・顔淡に、芷昔は自分の心臓の半分を与えて救いました。 唐周は記憶が戻り、応淵として天界へ戻ります。そこで帝尊へ「帝君としての務めが終わったら人間界で顔淡と余生を過ごす」と告げた応淵。
『沈香の夢』後編ネタバレ10~14話
余墨の看病で回復した顔淡。もう応淵には会わないと決意した顔淡でしたが、応淵は再度人間界に現れ、顔淡に告白をします。 そんな中、不穏な動きを察し、天界へ戻ることになった顔淡と応淵。以前と様子が違う帝尊は、応淵を陥れ、顔淡と共に刑に処します。80もの刑によって満身創痍になりながらも、顔淡と脱出した応淵。しかし2人を救おうとした芷昔が帝尊に殺されてしまい……。 深く悲しむ顔淡を優しく慰める応淵。そして現在の帝尊の正体は桓欽(かんきん)であり、本物の帝尊はすでに死んでいることを突き留めた2人は……。
『沈香の夢』後編ネタバレ15~19話
帝尊を生き返らせることに成功した顔淡らは、彼から応淵の出生にかかわる悲しい過去を聞かされます。 そんな中、顔淡を人質にとった桓欽は応淵を脅迫しました。しかし応淵は見事顔淡を救い、彼の正体を明らかにしたのです。さらに柳維揚も戦いに加わり、応淵らは桓欽の力を弱らせることに成功します。 桓欽と激闘し、一時的に新たな帝尊として天界を統治することになった応淵。そんな応淵は、三大神器を召喚すれば、桓欽を完全に倒すことができると知り……。
『沈香の夢』後編ネタバレ20~21話
応淵は顔淡らの力を借りて、儀式の準備をします。そんな中、応淵の自分に対する想いを知った顔淡は、彼にキスをし、2人は親密な夜を過ごすことに……。 翌日、顔淡、応淵、余墨の3人は三大神器を召喚する儀式のため魔相へ入りました。しかし後を追ってきた桓欽も魔相へ侵入。応淵は身を粉にして戦い、なんとか桓欽を消滅させました。 しかし決壊が破れた三界へ修羅の亡者が迫っていたのです。応淵は自分の命を犠牲にして三界を守ることを決めました。必死に止める顔淡に「ごめん」と言い残した応淵は、魂を結界に変え、消滅します。そして最愛の人を失った顔淡も、自ら魂を砕いて応淵の後を追い……。 三界には平和が訪れましたが、そこに応淵と顔淡の姿はありませんでした。
ドラマ『沈香の夢』キャスト・登場人物解説
顔淡役/ヤン・ズー
顔淡は四葉蓮族の仙子であり、応淵帝君に救われて人の姿になった美しい女性です。強い霊力を持ちながらも、性格は怠け者でマイペース。しかし応淵に仕えたことで彼に惹かれていき、その能力を開花させていくことになります。 応淵に恋をし、身分の違いから運命に翻弄されていく顔淡。そんな顔淡を演じるのはヤン・ズー。天才子役と呼ばれ、中国では国民的女優として愛されています。また顔淡のような天真爛漫な女性を演じさせたら彼女の右に出る者はいないでしょう。
応淵役/チョン・イー
神界の四大帝君の長である応淵。天界の平和を守る責任を感じており、帝尊のもとで情愛を捨てる誓いを立てました。しかし顔淡に惹かれていく自分に気付き、悩み苦しみます。 人間界では唐周として記憶をなくした応淵。顔淡と再会し、彼女との絆を再び深めていくことに……。 そんな応淵を演じるのは中国のトップ俳優であるチョン・イーです。1人3役を演じた本作で演技力の高さが評価され、ファンタジー作品に多く出演しています。
余墨役/チャン・ルイ
北溟仙君が育てていた魚でしたが、顔淡に救われ人間の姿になったのが余墨です。顔淡に世話を焼かれますが、彼女に恋をし、やがては顔淡を守る存在として活躍していきます。しかし応淵に対して深い愛情を抱く顔淡をそばで見守ることしかできず……。 実は上古の遺族である九鳍族の末裔である余墨。そんな余墨を演じたのはチャン・ルイです。俳優業だけでなく、歌手や司会としても活躍し、多才な人物として知られています。
芷昔役/モン・ズーイー
顔淡の姉である芷昔も、応淵によって救われた四葉蓮族の仙子です。顔淡に比べて霊力が低い芷昔ですが、出世欲が強く、修練に励み、妙法閣の副主事という地位を確立しています。 しかし実は妹・顔淡に対して劣等感を抱いており、顔淡を出し抜いて裏切る芷昔。その後、自責の念に苛まれますが……。 そんな芷昔を演じたのは、高い演技力で知られている女優モン・ズーイーです。ミスキャンパスに選ばれた経歴を持つ美貌も注目されています。
帝尊役/チュー・ヨンタン
帝尊は神界をはじめとする六界の長であり、応淵帝君の恩人です。大変古い上古の時代からずっと神界に尽くしており、神界を乱すものは絶対的に排除します。その1つとして情愛が乱れの原因だと感がており、応淵にも情を禁じる誓いを立てさせますが……。 応淵の父親代わりである帝尊。そんな帝尊を演じるのは、俳優のチュー・ヨンタンです。ドラマ「月光変奏曲」(2020年)や「花と将軍」(2017年)など、数々の作品に出演しています。
蛍灯役/シュー・カイニン
応淵に一途な思いを寄せる蛍灯。恋路の邪魔になるものはすべて排除しようとし、顔淡と芷昔にも執拗な嫌がらせを行います。その嫌がらせはかなり悪質で、最終的には姉妹を陥れ、命の危機に立たせるほどです。 そんな悪女・蛍灯を演じたのは、女優のシュー・カイニン。2012年にドラマ「宮廷の泪・山河の恋」でデビューを飾り、その後も数々の作品で演技を披露しています。プライベートでは本作のプロデューサーとの不倫がスキャンダルされ、話題となりました。
ドラマ『沈香の夢』の放送日は2025年2月11日!
中国ドラマ『沈香の夢』はBS12にて前編が2024年12月19日、後編が2025年2月11日から再放送がスタートしています。壮大な世界観で繰り広げられるラブファンタジーをぜひ味わってみてください!