『ペントハウス3』の最終回ネタバレ・全話あらすじ！死亡キャラや結末の謎も考察

『ペントハウス3』は、ありえない展開で中毒者続出の作品「ペントハウス」シリーズの最終章。本記事ではそんな『ペントハウス3』のあらすじを全14話ネタバレありで紹介します。最後まで目が離せないストーリーを堪能してください！ ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 ＞最終話の考察が気になる人はこちら

ソラ殺害への関与が明らかとなり、ダンテたちが刑務所へ送られたシーズン2のラスト。ようやくヘラパレスに平和が訪れたと思われましたが、本作はダンテたちが相変わらずのずる賢さで復活するところから幕を開けます。 服役中のダンテは自作自演で怪我をして脱走に成功、ソジンも精神障害を演じて釈放されてしまうのです。そしてスリョンの目の前でローガン・リーの乗った車を爆発させたダンテ。さらに裏で手をまわし、無罪となったダンテは堂々とヘラパレスに戻ってきます。 そこでユニを釈放させたスリョンは彼女と共にソジンを脅し、ダンテへの復讐に協力することを約束させました。しかしダンテと偽装結婚したソジンは、彼が本当の正体を知り……。

刑務所で服役するヘラパレスの面々。チュ・ダンテはわざと怪我をして病院へ搬送され、隙を見て脱走に成功します。 一方アメリカからペク・ジュンギという男性と共に戻ったローガン・リー。スリョンに会いに行きますが、彼女の目の前でローガンの車が爆発します。爆弾を仕掛けていたのはダンテでした そして再び逮捕されるも、アリバイを作り無実となったダンテ。釈放され最初に向かったのはペントハウスにいるスリョンと子供たち(ソクフンとソッキョン)の所。ダンテはスリョンに宣戦布告をするのでした。 その後、精神病のふりをして執行猶予を勝ち取ったソジンはスリョンとユニに拉致され……。

ソジンはスリョンとユニに“ダンテへの復讐に協力する”と約束し、解放されます。一方ユニは、ロナの身を案じたスリョンが自分を釈放させてくれたことを知るのでした。 その後、自分の財産がダンテに奪われたとわかったソジンは、彼がローガンを殺害した証拠を盾に、ダンテと契約夫婦となることに成功します。 そんな中、ソウル大の実技試験がスタート。ところが密かにダンテと接触していたソッキョンに追い込まれたジェニは試験を辞退。またロナとウンビョルも失格になってしまいます。 そして試験後、ソッキョンと食事をするダンテに、車の爆発から逃れていたジュンギが銃を向け……。

ジュンギの襲撃を阻止したスリョンは、彼が本当のチュ・ダンテであることを聞かされます。そして爆発の日、ローガンがスリョンにプロポーズする気であったことも。ジュンギは両親を殺害して自分の名前を盗んだダンテに復讐すると言います。 一方ソジンの財団を買い取り理事長になっていたスリョンは、娘ソッキョンの行いに気づき、更生させるため委員会を開きました。しかしソッキョンが態度を改めなかったため、スリョンは仕方なく娘を退学に。 その頃ジュンギはヘラパレスに現れ、ダンテを脅して彼の家に入り込みます。何かおかしいと感じたソジンがジュンギの荷物を探ると、そこにはジュンギの名前で写るダンテの写真が……！

ウンビョルの家庭教師のチンは、娘のように溺愛する彼女を手に入れるため、ダンテと手を組んでいました。ところがダンテに裏切られたため、ソッキョンと協力してウンビョルを拉致します。 その頃ユニは“ソッキョンがスリョンの実子である”という事実をつかんでいました。実は爆発事件の前、ユニはローガンから財産を託され、調査を頼まれていたのです。 そしてウンビョルが誘拐されるところを目撃したユニはスリョンとソジンに連絡を入れ、後を追います。ダンテの別荘に到着したチン先生が拘束された隙に、ウンビョルを連れて車で逃げるユニ。しかし追ってきたダンテによって崖に追い詰められ……。

ユニからの連絡を受けて駆け付けたスリョン。ところがそこには気を失ったウンビョルと半狂乱のソジンの姿しかなく、その後崖の下からはユニの遺体が発見されました。 ユニの遺体が正式に見つかる前、すでにローガンの金庫の鍵と書類を彼女の身体から抜き取っていたダンテ。しかしダンテが金庫を開けると、残っていたのは金塊のみでした。ダンテはユニが接触した人物を探るよう部下に指示します。 実はソジンが崖に到着した時は、まだ生きていたユニ。ウンビョルを助け出したソジンは、ユニへの劣等感から車を押して崖の下へ落としたのでした。

ウンビョルは病院で意識を取り戻しますが、蘇るのはおぞましい記憶。ウンビョルはソジンがユニを殺す瞬間を見ていたのです。 一方スリョンはマリを味方につけ、ダンテ殺害に向けて計画を進めていました。またユニがジュンギに疑いを持っていたことを知ると、彼の正体を探り始め……。 そのジュンギは7か月前、誰かと電話をしていました。その相手とは、なんとソジン。ジュンギはソジンと手を組み、爆発時にローガンを運び出していたのです。 そしてソジンからの指示とは知らないまま、ユンチョルはローガンの手術を行い……。

相変わらず卑劣なやり方で土地の権利を手に入れようとするダンテ。しかし裏ではスリョンとマリが動き、復讐に燃えるソジンの邪魔もあって、ダンテの作戦は失敗に終わります。 激怒するダンテを攻撃し殺そうとするスリョンですが、そこにソクフンが現れ、父を助けました。ソクフンはダンテの誘いを受け、父の会社で働くことを決意します。 一方ソッキョンはイタリアの留学だとダンテに騙され、身寄りのない子供たちが集まる施設に送られていました。そしてスリョンはユニの形見である時計から、「ソッキョンはあなたの娘です。」という録音を聞き……。

ソッキョンが実の娘だと知ったスリョン。そのソッキョンが行方不明になったことをソクフンに伝えます。妹を心配したソクフンはダンテを信用させつつ、裏でソッキョンの行方を探り始め……。 その頃、施設から逃げようとするソッキョンの前にダンテがやって来ます。スリョンをおびき寄せるため、ソッキョンに出生の事実を告げるダンテ。そこへソクフンが仕掛けたGPSによってスリョンが到着するも、ソッキョンは逃げ出し、1人身を隠すのでした。 一方ユンチョルの治療によって意識が回復したローガン。ダンテによってローガン殺害の犯人に仕立てられたスリョンは監禁されますが、そこにローガンが現れ……。

ローガンがスリョンと再会しているとも知らず、ダンテと手を組むことにしたソジンはペントハウスで祝杯を挙げます。2人はローガンが死んだと思っているのです。その裏ではローガン、スリョン、ユンチョルがユニの復讐を誓っていました。 一方こっそりと自宅に戻ったソッキョンは、スリョンに“ソジンが彼女の父親を殺した”と教えます。 その後起工式を迎えたダンテ。ソジンからのお祝いのメッセージが流れると、そこには「ローガン・リーを殺したのはチュ・ダンテ」の文字が。 さらに時を同じくして理事長就任式を行うソジンのもとへは「元理事長を殺したのはチョン・ソジン」と書かれた贈り物がダンテの名前で届き……。

スリョンたちの狙い通り、対立し始めるダンテとソジン。そしてロナはスリョンから、母親を殺した真犯人がソジンであることを聞かされます。 その後ユニが載っていた車載カメラの映像が見つかり、警察は再捜査に乗り出しました。ダンテに命じられた者たちも自白を始めます。警察に追われるダンテは中国へ逃亡を図ろうとしますが、罠にはまり日本の精神科病院に送られ……。 一方ソジンはダンテが指名手配犯となったことで勝利の笑みを浮かべていました。しかし母の記憶を失くしてあげたいと思ったウンビョルはソジンのワインに大量の薬を溶かしたのです。何も知らないソジンはワインを飲み干し……。

精神科病院で目を覚ましたダンテ。そこにソッキョンが現れ、ローガンとスリョンの生存を知ります。助けを求めるダンテですが、ソッキョンは応じません。 一方ソジンが会長に就任する日。待ち構えていたのは死んだはずのローガンとスリョンでした。2人にはめられ、500億ウォンの借金を抱えたと知ったソジンはウンビョルだけでも逃がそうとヘラパレスへ急ぎます。 ところがその時ウンビョルに飲まされた薬が効き始め、ロナを娘と勘違いするソジン。ロナを連れて行こうとするソジンを止めようとしたユンチョルは階段から落下してしまいます。そしてソジンも落下したシャンデリアに押しつぶされ……！

階段に倒れるロナとユンチョル、そしてシャンデリアの下で血を流すソジンを発見したマリ。3人は病院へと搬送されます。命に別状はなかったものの、ソジンはウンビョルのことがわからず、ユンチョルも脳を損傷していました。 その頃ソッキョンはスリョンと再会。スリョンに優しく諭されたソッキョンは、泣きながら謝罪の言葉を口にします。 一方ダンテはついに病院から逃亡。ローガンとスリョンが婚約パーティーを開くと聞いたためダンテはヘラパレスに戻りますが、これはスリョンの罠でした。 現れたダンテに銃を乱射するスリョン。しかし死ぬ間際、ダンテは仕掛けていた爆弾のスイッチを押し……！

最上階の窓から転落するダンテ。爆発によりヘラパレスは崩壊を始めます。スリョンはローガンに救出され、事なきを得ました。 その頃ソジンの症状が嘘だと見破ったユンチョルはウンビョルに事実を告げようとします。ところがソジンに制止され、高所から転落。スリョンとウンビョルが見つけた時にはすでに死亡していました。 ユニが死んだ崖にソジンを呼び出したスリョン。その様子をウンビョルに目撃させ、ソジンの病気が嘘だったことを示します。 事実を目の当たりにし愕然としたウンビョルは、警察に「母がユニを殺した」と通報。今度こそ絶体絶命と思われたソジンでしたが、スリョンを崖から突き落とし……。

ソジンの裁判。証人として法廷に立ったウンビョルは、認知症のふりをするソジンに向かって演技だと言い放ちます。そして責任を感じ、自分の首を刺したのです。 さすがのソジンも娘の行動に取り乱し、演技がバレます。ソジンは無期懲役となりました。 そして3年後。外泊を許されたソジンは、教会で歌を教えるウンビョルの姿を遠目に見た後、自ら命を断ちます。一方ソッキョンはアルバイトをしながら歌の講師をし、ロナはソプラノ歌手として世界で活躍していました。 そんなロナを笑顔で見守るスリョンと、彼女を迎えにきたローガン。しかし2人はすでに亡くなっています。スリョンは崖から落ちた時に死亡し、ローガンもその数年後、後を追うように病死したのです。 ようやく結ばれた2人は幸せそうに光の中へ消えていくのでした。

シーズン3では、スリョン、ユニ、ソジン、ダンテ、ユンチョル、ローガンの6人が死亡しました。しかも自殺したソジンと病気で亡くなったローガン以外は誰かに殺されています。 最後までとことん悪人だったダンテは、スリョンに撃たれて死亡。そしてスリョン、ユニ、ユンチョルの3人は全員ソジンによって殺されており、シーズン3で最も多くの命を奪ったのはソジンという結果になりました。 本作では“死んだと見せかけて実は生きていた”という展開が多かっただけに、ほとんどのメインキャラクターが死んでしまう結末には驚いた視聴者も多かったようです。

最終話では、焼肉屋でアルバイトをするソッキョンがホームレスに食事を施すシーンが登場します。なんと、そのホームレスの顔がチュ・ダンテと同じだったのです。 本作は現実離れした展開が多すぎるため、“ダンテが実は生きていた”と予想し、シーズン4があるのでは、と期待をする視聴者もいました。ただし頭を銃で撃ち抜かれ、ヘラパレスの最上階から転落した人間が生きているとはさすがに考えにくく……。 おそらくホームレスの正体はダンテではなく、似ているだけの人だったか、“ソッキョンがダンテを思い出した”という演出だったのでしょう。

『ペントハウス3』のあらすじを中心に、キャスト情報や気になる謎についても紹介しました。 どんでん返しの連続とキャストの熱演で見始めたら止まらなくなる本作は、韓国ドラマ好きなら一度は観るべき作品です！ぜひチェックしてくださいね。