韓国ドラマ『ハベクの新婦』のあらすじネタバレを全話紹介！話題のキスシーンは何話？

2017年にtvNで放送され、キスシーンの多さも話題になった韓国ドラマ『ハベクの新婦』。人間界に降り立った神と、人間の女性の恋を描くファンタジーラブロマンスです。この記事では、『ハベクの新婦』の全話あらすじをネタバレありで紹介します。 本記事にはストーリーのネタバレが含まれるため、未読の人は注意してください。

『ハベクの新婦』ノーカット字幕版が、TBSのCS有料放送「TBSチャンネル2」にて再放送！2024年11月27日より、毎週月曜～金曜午後0時から2話ずつ放送されます。

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本作の主人公ハベクは、水国の次期王にして神界の次期皇帝。即位の条件である3つの神石を管理神から受け取るため人間界に降り立ち、神の従者の子孫であるソアと出会います。 ハベクを演じるのは、ドラマ「麗」(2016年)でブレイクしたナム・ジュヒョクです。ドラマ『二十五、二十一』(2022年)ではキム・テリの相手役を務めました。

ユン・ソアは精神科医で神の従者の子孫。過去のトラウマから他人に親身になれず、患者もすぐに離れていってしまいます。失踪した父親の借金がある上、開業したクリニックも経営難に……。 ソアを演じるのは、ドラマ『善徳女王』(2009年)などのシン・セギョンです。ドラマ『魅惑の人』(2024年)では、キャリア初の男装ヒロインに挑戦しました。

ビリョムは天国の神で、第2の神石を預かる管理神。幼馴染みのムラを一途に愛しています。人間界の空の管理を任されており、自由奔放なトラブルメーカーです。 演じるコンミョンは、2013年に俳優グループ「5urprise」としてデビュー。大ヒット映画『エクストリーム・ジョブ』(2019年)では、若手刑事の役を好演しました。

ムラは水国の女神で、第1の神石を預かる管理神。水を管理するため人間界に派遣され、普段は女優として活動中です。幼馴染みのハベクに片想いをしており、ソアに嫉妬心を燃やします。 ムラを演じるチョン・スジョンは、アイドルグループ「f(x)」のメンバー。2009年に女優デビューし、『相続者たち』(2013年)などに出演してきました。

シン・フエは「ベリウォンリゾート」の代表にして、謎多き実業家。地方の開発事業を進めており、土地買収の交渉をきっかけにソアに恋心を抱きました。 フエを演じるイム・ジュファンは、2004年にドラマ『マジック』で俳優デビュー。それ以降、ドラマ『ああ、私の幽霊さま』(2015年)などの話題作にも出演しています。

水国の王に即位するため、家来のナム・スリと共に人間界へと降りてきた神ハベク。彼らの目的は、即位に必要な3つの神石を人間界の管理神から受け取ることでした。時空の歪みの影響で想定外の場所に放り出され、そこで精神科医のユン・ソアと出会います。 ハベクは神の従者の子孫を探す道具も、神力の大半も失って途方にくれることに……。その後、隠された「神の門」がある地を訪れると、そこにはソアの姿がありました。 ソアの車でソウルまで戻ると、ハベクは神の従者として覚醒させるため彼女にキスをします。

水の国の王＝神界の皇帝になることが決まってる世界観なんですね。どんなロマンチックな初対面になるかと思えば、ハベクが『ターミネーター』ばりの全裸で登場とは……！「神石」や「神の従者」など専門用語のオンパレードで、どうなっていくか楽しみです。

ソアは神の従者として目覚めることなく、ハベクを変態扱いして避けるようになります。そんな中、かつて水国を追われた乞神チュ・ゴルリンに付け回されるハベクたち。ハベクは襲いかかってきたゴルリンに唇を奪われ、初めて空腹という感覚を覚えます。 一方のソアは、入院予定の患者マ・ボンヨルが逃走し、行方を追って駅のホームに来ていました。 渡そうとした食べ物をハベクに拒否され、興奮して近くの川に飛び込んだボンヨル。水への恐怖から足がすくんでしまったソアの代わりに、ハベクがボンヨルを救出するのでした。

ソア本人は知りませんでしたが、先祖が代々神の従者になると約束をしていたようです。 ハベクとスリは人間界に初めて来たので、やることなすことがまるで漫才コンビ。ゴルリンという下級の神が登場しましたが、彼の目的はいったい何でしょうか？

なぜか植物や虫の声が聞こえ始め、眠れなくなってしまったソア。大学の同期で占い師のチョ・ヨンミには、「良心の呵責が原因ではないか」と言われます。同窓会でシン・ジャヤに絡まれていたところを助けられ、ハベクへの心境にも変化が……。 ハベクは広告に出ていた水国の管理神ムラを見つけ、ソアの案内で彼女に会いに行きました。 ムラはソアに嫉妬して相手にしてくれず、天国の管理神の手がかりを求めヨンミを訪ねることに。しかし、ソアは謎の男によってビルの屋上に連行され、突き落とされてしまいます。その時、水に姿を変えたハベクが窓から飛び出してソアを助けました。

1話の銀行のシーンで、ソアが最悪の出会いをした実業家シン・フエが同窓会にも登場しました。 そして、水国の女神で管理神のムラがついに登場！ムラはハベクに想いを寄せているらしく、今後の恋愛模様に大きく関わってくると思われます。

ソアはスリの策略に乗せられ、ハベクたちを自宅へ迎え入れることになります。彼女を助けたハベクの神力は一時的なもので、またすぐに失われてしまいました。 そんな中、ソアはシン・フエから江原道の土地の買収を提案されますが、「特別に7倍で」という破格の条件に驚いて「売りません」と言います。同じ頃、ハベクは神力を失ったことがムラにバレてしまい、「(王位継承者の)資格があるのか」と問われるのでした。 ムラは預かっていた神石を無くしており、「どうすれば神石を渡す？」と怒鳴ったハベクに対し、「誹謗中傷を消して」と交換条件を突きつけます。

スリ曰くハベクは2800年生きているそうですが、子どもっぽい一面もあって可愛らしい！ムラが非協力的なのは嫉妬もありつつ、重要な神石を無くしたことが原因でした。 ソアは川に身を投げた経験があり、そのせいで水が怖くなってしまったようですね。

ソアとピクニックへ行くことになり、何者かが車に細工するのを目撃したハベク。彼は神力が戻る条件(＝ソアを助けること)を検証するため、あえて見て見ぬふりをします。しかし、ソアはその目的を知って「最低の神だ」と激怒しました。 その後、ハベクの元にビリョムから電話があり、ソアを伴って会いに行くことに。ビリョムは「ムラが神石を渡したら自分も渡す」と言い、一触即発の雰囲気になります。 後日、ビリョムはクリニックからソアを連れ去り、橋から突き落とそうとしました。ハベクはムラと共に駆けつけ、ビリョムに「神石を失くしたな」と告げるのでした。

車のブレーキに細工したのは、以前ソアと追突事故を起こしたパク・サンチョルでした。 そしてビリョムは、ソアにダイヤの指輪をくれたアルビンだったことも判明。ソアを突き落としたのはハベクの神力を試すためで、裏切りと揉めごとを好む神だそうです。

先祖がどんな悪行を働いたせいで、自分がこんな目に遭うのかと嘆くソア。ハベクは彼女に「俺がお前を守ってやる」と約束し、ムラたちの元へやって来ます。 13年前、ムラとビリョムが「神の門」で揉めた拍子に神石がどこかへ飛ばされ、捜しに行った地国の管理神ジュドンが行方不明になったと分かりました。 ハベクはソアが神の土地を売ろうとしたことに怒り、フエとの売渡承諾書を破ってしまいます。ソアは追いかけるハベク突き放し、横断歩道を渡ろうとしたところへトラックが……！その瞬間、ハベクよりも一足早くビリョムがソアを助けてくれました。

1200年前、ソアの先祖に当たる父子は西王母と契約し、「1代につき子は1人。子を産んだのち夫婦は必ず別離する呪い」をかけられたそう！父子が何をしたのかはもちろんですが、ビリョムが神の従者を作り、ハベクを苦しめようとした理由も気になりました。

ソアはフエの農場を訪れ、その手伝いをしながらハベクへの苦しい想いを吐露しました。 翌日、ハベクから「土地を売って幸せになるなら好きにしろ」と半ば吐き捨てるように言われ、ソアは迷いながらも土地売渡の契約を結ぶことに。同じ頃、ハベクはジュドンが言っていたという“妙な物”を探して「神の門」を訪れ、人間の血痕がついた石を発見します。 ソアがフエとの契約書に押印した次の日、ハベクは彼女の自宅から出て行ってしまいました。 ムラたちと食事に行ったハベクは、大司祭の死滅の力を持つ「半人半神」の話を思い出し、フエに「お前の正体は見破った」と告げるのでした。

ソアはハベクが神界に帰る運命だと理解しつつも、彼に惹かれてしまっていますね。 そして、神の門に残された“人間の”血がついた石。神の土地では人間のものは浄化される上、神は血を流さないので、果たして誰の血なのでしょう？

ハベクはフエが半人半神だと見抜き、ジュドンの失踪に彼が関わっていると考えました。ソアの身の安全を心配してクリニックまで迎えに行くと、遊園地デートへ出かけます。 その後、「確認することがある」と言い出し、突然フエのシャツを破いたハベク。フエの左胸には地国を象徴するジュドンの印が刻まれていました。ハベクは「不死の力を与えたのは地国の神か？」と問い詰めるも、ムラが2人を引き剥がします。 一方、ソアは土地の売却に迷いが生じ、フエに「土地は売らない」と伝えに行きました。

人間の母と神の父の間に生まれた半神半人が存在すると、神界には伝わっていました。半神半人は皇帝の水の力と対をなす火の力を持ち、それがフエということになります。 フエに印を与えた(奪われた？)ジュドンはどこへ行ったのか、謎は深まっていくばかりです。

ソアが持つ「バヌアツ共和国」の地図の裏に、管理神の座標が隠されていると分かりました。 同じ頃、ムラとビリョムから左胸の印の持ち主について尋ねられたフエ。彼が人間界へ来た日、ジュドンに雷から庇ってもらい、印もその際にできたと説明します。 ハベクたちは座標を頼りにジュドンを見つけますが、彼は記憶を失っていました。 帰還の時が近づき、ハベクは「神石が人間界にある答えを捜せ」という大司祭の言葉を思い出します。ソアの前では平然を装い、「神界に帰る」と言いながらキスをしました。

フエはゴルリンからソアが神の従者だと聞き、彼女を手に入れるために動き出します。 幼いフエは天王の命で神界の洞窟に閉じ込められ、最終的に人間界に捨てられたようです。ジュドンを置いて逃げたとのことですが、本当に何もしてないのでしょうか？

ついにジュドンが記憶を取り戻し、即位に必要な3つの神石を揃えたハベクたち。しかし、ジュドンは「俺の紋章(神の従者を覚醒させる神物)を知らないか」と言います。 ハベクは人間界で初めての仕事を経験し、報酬でソアのためにマグカップを購入しました。 一方、土地売渡の契約を破棄したソアは、違約金の代わりにフエの主治医を務めることに。カウンセリング当日、泥酔したフエはハベクと間違えてソアに襲いかかろうとします。そこへやって来たハベクは激怒し、ソアに自分の想いを伝えたのですが……。

記憶が戻ったジュドンとの会話の中で、ハベクが過去にも人間と恋愛をしていたと判明します。しかし、ハベク本人によると「最後は屈辱だった」とのこと……。 ムラの部下ジンゴンの双子の兄であり、行方不明のモミョンという神の名前も登場しました。

ハベクは「神界に帰るとしても2人の関係を始めたい」と、ソアへの想いを告白しましたが、「ダメよ。始めないで」と拒絶されました。 ムラはビリョムの異変を察して「フエに何を望むの」かと尋ね、彼は「死んでほしい」と答えます。 フラれたハベクはビリョムを呼び出し、勧められるまま酒を飲んで泥酔してしまいました。後日、ビリョムの携帯で撮影された動画を見て、ハベクとソアの関係に危機感を覚えるムラ。彼女はソアの元に押しかけ、「先祖が神の従者になった理由を知るべきだ」と言い放つのでした。

告白は一旦保留(？)になり、ハベクとソアはこれまで通りに過ごすことを選びましたね。 フエはハベクたち神と出会ってから、過去の記憶を思い出して苦しんでいる様子。彼の力の暴走で誰かが亡くなったようで、ビリョムの怒りとも関係するかもしれません。

1200年前、ハベクは生贄に捧げられた人間の女性ナクビンと愛し合っていました。過ちを繰り返さないために、ムラはソアにハベクを説得するよう迫ります。 ソアは本心とは裏腹に「帰って」とハベクに伝え、彼とスリは神の門から神界へと戻りました。 必死に明るく振る舞うソアでしたが、ジャヤの企みでクリニックが閉鎖に追い込まれます。フエは何かとソアのことを気にかけて、積極的に手助けをしてくれました。彼と通話をしながら帰宅していると、いつも待っていた場所にハベクの姿を見つけて……。

天国の王は革命を起こすため、永遠の命を餌にナクビンを唆してハベクを裏切らせました。 ハベクの母・西王母の怒りは鎮まらず、処刑されたナクビンの兄は神の従者になることを誓わされ、それがソアの代まで続いてきたのでした。 ハベクは新しい任務のために人間界に来たので、それを終えたら神界へ帰還してしまいます。

ハベクから「きちんと別れるために愛したい」と言われ、自らも覚悟を決めたソア。ムラはそんな彼女に嫉妬し、ビリョムの想いも受け入れることができません。 フエを利用しようと考えたムラは、ビリョムが彼を憎む理由にジンゴンが関係していると知ります。 神の従者のソアと半人半神のフエが一緒にいる現場を見て、フエを連れ去ったビリョム。彼は「罪など犯していない」と言ったフエに激怒し、神力で攻撃しようとします。フエも反撃しますが、ジンゴンがビリョムを庇って倒れてしまったのでした。

ハベクたちは6度目の赤い水(新皇帝誕生の兆し)がきたら、帰還する決まりになっているようですね。 ゴルリンとフエの関係が謎でしたが、赤ん坊のフエを神界へ拐ったのがゴルリンでした。幽閉中も監視を任されていて、複雑な思いを抱きつつ気にかけていたと分かりました。

ジンゴンの双子の兄モミョンを殺したのは、天国の洞窟に幽閉された幼いフエでした。洞窟に隠れるナクビンの元に天王が兵を差し向け、嫌がる彼女のために力を使ったフエ。その場にいたモミョンも死に、ビリョムは部下の敵であるフエに憎悪を向けました。 ジンゴンは責任を感じるハベクに対し、「誰のせいでもありません」と言って慰めます。 一方、フエの正体に気づいたソアは、自宅へ帰る途中でゴルリンに連れ去られました。農場の倉庫に閉じこもるフエと会うように頼まれ、「大丈夫」と言って彼を励まします。

もはや神の従者の肩書は関係なく、一人の人間としてソアに惹かれているフエ。人間界での地盤を持ち、ソアの傍にいられる彼の存在にハベクが焦るのも無理はありません。 ビリョムの怒りの理由が明らかになり、慰めようとしたムラとの関係に進展が見られました！

ソアはハベクを連れて夕日を見に行き、「父親に会うことが願いだ」と打ち明けました。 翌日、ハベクはクリニックが入っているビルの新オーナーになったフエに対抗して、何とかソアのために違約金を工面しようとしますが……。 ソアの自宅を訪ねて来たムラは、「6度目の赤い水です」と告げてハベクに帰還の用意を促します。 ヨンミは繰り返し見るようになった夢の意味に気づき、川に飛び込んだソアを助けてくれた人物は、行方不明になったソアの父親だと推理するのでした。

今度こそ本当にソアとハベクの別れの時が来てしまい、胸がぎゅっと締め付けられました。 ソアが会いたがっていたお父さんが、ここでストーリーの軸に関わってくるとは……！川の中からソアを助けてくれたということは、最悪の展開もあり得るでしょう。

ジュドンは失くした紋章を拾った男こそが、ソアの父親ユン・ソンジュンだと気づきます。 2014年12月20日、ソンジュンは妻の墓参りのために帰国し、ソアにも会いに行く予定でした。その道中、神の土地でフエとジュドンを助け、紋章を発見していたのです。 紋章はソンジュンをソアの元へ導き、彼は身を投げた娘を助けた後で川底へ沈みました。 真実を知らされたソアは、「お父さんは泳げないの」と言って号泣。ハベクは消滅を覚悟して、ソンジュンを引き上げるために限られた神力を使いました。そこへ大司祭が現れ、「ハベクは任務を完遂したので、神界に帰還できる」と告げます。 ソアは紋章の力を使って、「死ぬまでハベクと居たい」という願いを叶えるのでした。

ツッコミどころはあるものの、ハベクとソアは無事にハッピーエンド！望んだ形ではないですが、ソアがお父さんに会えて良かったと思います。 散々引っ掻き回していたムラとビリョムも、何だかんだとイチャイチャしていました。 神石が人間界にある理由は、「1人の人間も救えぬ神に世界は救えない」と自覚すること。任務によってそれを理解したハベクは、どんな皇帝になるのか？寿命を迎えたソアの魂はどうなるのか？気になることが多く、２人のその後を想像するのも面白いですね！

漫画『河伯の花嫁』を原作に、現代劇にアレンジして描かれた韓国ドラマ『ハベクの新婦』。本作はケーブルTV局としては比較的高い、平均視聴率3.1%を記録しました。 住む世界の違う男女の切ない恋模様という主軸はそのままに、各キャラクターたちの設定を一新！原作漫画とは全く異なるストーリーが進んでいきます。原作漫画は韓国語版しかありませんが、比べてみたいという人はぜひチャレンジしてください。