2025年6月30日更新

ドラマ『ディアマイベイビー』最終回までネタバレあらすじ!原作漫画と結末が違う?狂愛の向かった先は⋯⋯

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ドラマ「ディアマイベイビー」は、松下由樹の圧倒的な演技力と、衝撃の結末が話題です。 本記事ではそんな「ディアマイベイビー」について、ドラマと原作漫画両方のあらすじをネタバレありで紹介します。

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ドラマ「ディアマイベイビー」あらすじ【ネタバレなし】

タイトル 『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』
放送日 2025年4月4日~
監督 河原瑶 , 松丸博孝
脚本 岸本鮎佳
主題歌 OP:『すき、きらい』(ファントムシータ) , ED『マリア』(阿部真央)
キャスト 松下由樹 , 野村康太
原作 漫画『ディアマイベイビー』

芸能事務所ロジャーエンタテイメントのベテランマネージャー・吉川恵子(松下由樹)は、長年信頼してきた女優に裏切られて意気消沈していました。しかし、街で森山拓人(野村康太)を偶然見かけた恵子は、運命だと確信。さっそく彼のマネージャーとなり、俳優として育て始めます。 ところが恵子は、拓人をスターにするためには手段を選びません。さらに恵子は次第に彼のプライベートまで侵食しはじめ、2人は歪んだ関係へと変化していきました。 そして拓人は恵子の狂愛によって、少しずつ心をむしばまれていき……。

ドラマ「ディアマイベイビー」1~10話をざっくりネタバレ紹介

芸能マネージャーの吉川恵子は、偶然見つけた森山拓人をスカウトし、スター俳優に育て上げようとします。幼いころ母親にネグレクトされていた拓人は、恵子の愛情を嬉しく感じていました。 しかし恵子は、拓人のプライベートにも干渉しはじめ、マネージャーを超えた愛情を向けるように。そんな恵子の異常性に気付いたのは、拓人と共演する人気女優・南雲美羽でした。やがて拓人と美羽は恋人となります。 美羽の存在が許せない恵子の行動はエスカレート。耐え切れなくなった拓人は、無意識のうちに恵子を包丁で刺していました。自首する拓人でしたが、恵子は忽然と姿を消してしまったのです。 それから1年半後、美羽の証言で正当防衛が認められた拓人は、すっかり人気俳優へと成長していました。芸能界を引退した美羽と幸せに暮らす拓人でしたが、その心にはまだ恵子の存在が……。そして拓人の前に、実母である森山雪乃が表れます。

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ドラマ「ディアマイベイビー」最終回(11話)あらすじ・ネタバレ

あらすじ

息子が有名になったことを知った雪乃は、拓人に金をせびりに来たのでした。包丁を持って脅す雪乃を前に拓人が立ちすくんでいると、なんとそこに恵子が現れます。 恵子のおかげで拓人は無事でしたが、その後、また恵子は姿を消してしまいます。拓人は自分を「特別な存在」といって愛してくれる恵子のことを忘れることができません。事務所の社長が止めるのも聞かず、恵子を探し回る拓人。そしてついに彼女の居場所を突き止めた拓人は、恵子と再会します。

ネタバレ

拓人は戻ってきてほしいと恵子に頼みますが、恵子は「私がそばにいたら邪魔になる。」と言って断ります。恵子は「幸せになってほしい」と言ってドアを閉め、1人涙を流すのでした。 しかしその後、拓人は再び恵子のもとを訪れます。拓人は俳優を辞め、恵子との人生を選んだのです。恵子と拓人は抱き合い、幸せな時間を過ごします。 ところが翌朝拓人が目を覚ますと、恵子の姿がありません。置かれていた恵子の手紙を読んだ拓人は、外に飛び出し、彼女を探します。すると、山の中で血を流して倒れている恵子が……。すでに亡くなっている恵子を抱きしめ、号泣する拓人。 それから2年後、拓人はそのまま山の中のログハウスで生活を送っていました。拓人が明るく話しかける先には、恵子の祭壇があります。そして恵子の写真を見つめながら笑う拓人。その笑いは異様であり、恵子の邪悪な笑顔が重なるのでした。

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原作漫画を結末までネタバレ!ドラマとの違いは?

『ディアマイベイビー』
© テレビ東京 / AMUSE CREATIVE STUDIO / SORAJIMA

原作漫画『ディアマイベイビー』は、テレビ東京、アミューズクリエイティブスタジオ、SORAJIMAが共同制作した完全オリジナル作品です。「LINEマンガ」や「ebookjapan」にて、2025年2月21日より連載された本作は、“怖すぎるけど独創性があって面白い!”と話題になりました。 実はドラマと原作漫画では異なる点がいくつかあり、なかでも結末は大きく異なっているのです。本見出しでは、原作漫画の結末をネタバレありで紹介します。

漫画「ディアマイベイビー」結末ネタバレ

拓人に刺され、意識不明の重体になった恵子でしたが、しばらくして意識を取り戻しました。恵子の病室を訪れた拓人は、彼女の首に手をかけます。そんな拓人に、恵子は「私を殺していい。その究極に追い詰められた感情は、演技にも活かせる。」と言うのです。 拓人はそこまでする恵子に対し、自分の成功を彼女に見届けてもらいたいと考えました。そして「世界一の役者になる」と宣言する拓人に、恵子は涙を流します。 7年後、拓人はハリウッドでも活躍する大スター俳優になっていました。立派に成長した拓人を見送るのは、もちろん恵子です。撮影に向かう拓人に「いってらっしゃい」と声をかける恵子の笑顔は、誰よりも幸せそうでした。 こうして漫画はハッピーエンドで完結し、恵子が自死を選んだドラマとは異なる結末になっています。

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ドラマ「ディアマイベイビー」感想・評価

ディアマイベイビー』の総合評価
4 / 2人のレビュー
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30代女性

松下由樹の演技が凄すぎます!狂った表情がめちゃくちゃ上手。彼女が出てくるシーンは、もはやホラーでした。拓人も生まれて初めて自分に愛を注いでくれる存在に出会い、歪んだ形で依存してしまったんだろうな……。ラストは切なかったです。

吹き出し アイコン

30代男性

溺愛が度を越えた束縛に変わっていく様子がやばすぎて、途中から1周まわって笑えてきた。松下由樹がすごいのはもちろんだけど、母親役の山口紗弥加も圧巻の演技だったな~。ハッピーエンドと思ったら予想外の結末。拓人の笑顔、怖かった……。

ドラマ「ディアマイベイビー」キャスト解説

吉川恵子役 松下由樹
森山拓人役 野村康太
南雲美羽役 中村ゆりか
森山雪乃役 山口紗弥加

吉川恵子役/松下由樹

芸能事務所ロジャーエンタテイメントのベテランマネージャーである吉川恵子(よしかわ・けいこ)。絶望の淵で出会った拓人に運命を感じ、スカウトしてスター俳優に育てようとします。しかし恵子の愛情はやがて歪んだ形に変わっていき、彼をむしばむようになっていくのです。 そんな恵子を、演技派でおなじみの俳優・松下由樹が演じます。狂った笑顔や、常軌を逸した行動を、まるでホラー並みに振り切って演じる様子はさすがの一言です。

森山拓人役/野村康太

野村康太

恵子にスカウトされ、スター俳優への道を歩むことになった森山拓人(もりやま・たくと)。幼少期にネグレクトを受けた拓人は、恵子の愛情に自分の居場所を感じ、彼女をまっすぐに信頼していきます。ところが度を越えた恵子の言動により、拓人は少しずつ心を侵されていくのです。 そんな拓人を演じたのは、父に俳優の沢村一樹を持ち、2022年にデビューした新人俳優・野村康太。初々しい演技が今回の役どころにマッチし、評価されています。

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南雲美羽役/中村ゆりか

中村ゆりか

南雲美羽は、芸能事務所「シュガーボックス」に所属する人気女優です。拓人が俳優として初めて出演するドラマで主演を務めました。拓人と共演した美羽は、キスシーンなどに異常な嫉妬心を見せる恵子に危険性を感じます。そして恵子から目の敵としてロックオンされる美羽。 そんな美羽を演じたのは、台湾とのハーフである女優・中村ゆりかです。本作同様、漫画を原作としたドラマ『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』(2024年)では、主役を演じています。

森山雪乃役/山口紗弥加

山口紗弥加

拓人を生んだ実の母親である森山雪乃しかし幼い拓人をネグレクトするなど、彼にトラウマを残すほど母親として失格の振る舞いを続けてきました。拓人が大きくなってからは離れて暮らしていましたが、拓人が芸能界に入ったことを知り……。 息子に金の無心をする母・雪乃を演じたのは、演技派俳優の山口紗弥加です。本作でも松下由樹に引けを取らない怪演を披露しています。

ドラマ・漫画「ディアマイベイビー」をネタバレあらすじ解説

「ディアマイベイビー」について、ドラマ・漫画共にあらすじや結末をネタバレして解説しました。狂った登場人物が織りなす緊迫のストーリーが高く評価されている本作。ぜひドラマと漫画の内容を詳しくチェックしてください!