2025年6月27日更新

松本潤主演でドラマ化!漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』全話ネタバレあらすじ&感想

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専門分野を持たずにあらゆる患者を診る「総合診療医」の活躍を描いた漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』。 2025年7月からは松本潤主演でドラマ化が決定! この記事では本作の最新話までのあらすじをネタバレありで徹底解説!心温まるドラマを展開するストーリーや、個性豊かなキャラクターたちを紹介し、本作が持つ魅力をあますことなくお伝えしていきます。

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ドラマ『19番目のカルテ』作品概要・あらすじ

タイトル 『19番目のカルテ』
放送日 2025年7月13日~
放送時間 毎週日曜よる9:00~9:54
演出 青山貴洋 , 棚澤孝義 , 泉正英
脚本 坪田文
キャスト 松本潤 , 小芝風花

『19番目のカルテ』がドラマ化されることが決定しました!主演を務めるのは、松本潤。最近は俳優としてだけでなく舞台出演やライブ演出など、幅広い活躍を続けてきました。そんな松本がキャリア30年目にして、初の医師役に挑戦します! 脚本を務める坪田文は、これまで『コウノドリ』シリーズの脚本も担当しています。感動をもたらした坪田が『19番目のカルテ』をどのように彩るのか楽しみですね。 新人医師の滝野みずき役は小芝風花。松本とは今作が初共演となります。

ドラマ『19番目のカルテ』あらすじ

19番目の新しい科である総合診療科。ここは複雑な症状を抱えどの診療科にかかればいいかわからない患者が集まる科ですが、まだ世間的にも認知されていない科でもあります。 入院中の老年の男性患者・横吹の対応に手こずる新米の整形外科医・滝野(小芝風花)は、足の骨折で入院しているのに「喉が痛い」と専門外の痛みを訴える横吹の対応に困っています。そんな時、滝野の前に “総合診療医”を名乗る徳重(松本潤)が現れてーー。

原作漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』1巻・2巻ネタバレ感想

ドラマ『19番目のカルテ』の原作は、富士屋カツヒトによる同名の医療漫画。ここからは同作のあらすじをネタバレしていきます! 「なんでも治せるお医者さん」に憧れて医者になった滝野。しかし現在の医療は18個の専門分野に細分化されており、彼女は整形外科の専門医に。なんでも治せる医者とのギャップを感じながら、滝野は日々の業務に取り組んでいました。 そんな彼女の前に現れた医師・徳重。彼はあらゆる患者を診て、どの専門医にかかればいいかを見極める「総合診療医」。徳重との出会いで滝野の医者人生は少しずつ変化していくことになります。 総合診療科に移った彼女のところには様々な患者が来院。下咽頭がんを患ったアナウンサーや原因不明のだるさを訴えるトラックドライバー。果たして滝野は総合診療医として、活躍することはできるのでしょうか……。

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「総合診療医」という斬新なテーマを扱った医療漫画。物珍しさだけじゃなく、ドラマ部分もしっかりした骨太な作品です。

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原作漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』3巻・4巻ネタバレ感想

今までとは違う業務内容に戸惑う滝野ですが、徳重のもとで経験を重ね少しずつ成長。彼女は患者だけじゃなく様々な専門医とも関わるため、横のつながりを広げていこうと積極的にコミュニケーションを取ることに。 滝野の周りには精神科医や小児科医など、様々な専門医がいます。彼女はそういった人々と関わっていくなかで、医者としての在り方や考え方を学習。技術のみならず精神面でも大きな成長を遂げていきます。 そんななか病院内では売り上げの少ない総合診療科の必要性を問う議論が発生。徳重と滝野は自らの存在意義を問われ、窮地に立たされることになってしまいます。

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新たな分野でどんどんと成長していく滝野を見ていると、自分もがんばらなきゃと背中を押される気持ちになります。

原作漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』5巻・6巻ネタバレ感想

滝野のもとに現れた、原因不明の痛みを訴える男性。いったい何の病気なのかわからず病院を訪れたものの、滝野でも診断がつけられない状態に。そこに助け舟を出したのが徳重でした。彼は様々な角度から診察をおこない、病名の特定に成功。滝野は改めて徳重のすごさを実感します。 そんななか徳重たちは通院が困難な患者のもとを訪れる「訪問診療」をおこなうことに。彼らは訪問診療のために患者・家族・主治医のみならず、ケアマネージャーや訪問看護師ともコミュニケーションをとり、万全の準備をしたうえで診療に赴きます。 しかし彼らが出向いた先の老人は、予想とは違った病気を患っているようで……。

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様々な患者と接することになる総合診療医。今回は末期がんの患者が登場するなど、心に響くエピソードが満載でした。

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原作漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』7巻・8巻ネタバレ感想

ある日、徳重が散歩中に出会った岡崎という青年。熱中症になった彼を病院で治療した徳重ですが、岡崎の無気力な様子に違和感を抱きます。話を聞くと、彼は先天的に病気を抱えた弟の面倒を見て疲れていた様子。しかもその弟が死んでしまい、どこかほっとしている自分を責めているようでした。 徳重はそんな彼の様子を見て「燃え尽き症候群」だと診断を下します。岡崎はこれまで必死にやってきたことが突然なくなり、あらゆる気力を失っていたのです。しかし徳重とのコミュニケーションで、彼は少しずつ明るい表情を見せるようになっていきます。 さらに徳重たちの前には80代の母を看護する60代の女性が登場。彼女は手術が必要な病気を患っていましたが、手術をしたら母の面倒は誰が見るのか……。難解な問題に直面した徳重は、いったいどんな判断をするのでしょうか。

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今回は「家族」をテーマにしたエピソードが多く、いつも以上に胸に刺さる部分が多かったです。考えさせられることも多い、読みごたえのある作品。

原作漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』9巻・10巻ネタバレ感想

徳重の元に、各務原という女性の患者がやってきます。どうやら食べても体重が減り、だるくなることが多いとのこと。話を聞いた徳重は、「亜急性甲状腺炎」と診断を下しました。 また咳が止まらない教師・神沢が徳重の診察にやってきます。診断は結核。入院が必要でしたが、受験前の生徒に寄り添いたいと神沢は言います。そんな神沢は治療が間に合い、生徒たちの受験に寄り添うことができたのでした。 徳重に「僕たちは医療探偵だ」とアドバイスを受けた滝野は、胃が張るという悠美子の診察に当たります。検査の結果、原因は「末期のスキル胃がん」。滝野は悠美子の夢だったという夜の病院探検に付き添うなど寄り添い、悠美子の最期を看取ったのでした。

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滝野がどんどん成長している……。まだ若い悠美子のがん告知、そして最期まで寄り添う姿には本当に泣けました。

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ドラマ『19番目のカルテ』キャスト紹介

徳重晃役/松本潤 魚虎総合病院に新設された、総合診療科にやってきた医師
滝野みずき役/小芝風花 正義感の強い新米整形外科医
東郷康二郎役/新田真剣佑 常に冷静沈着なエリート外科医
有松しおり役/木村佳乃 科長も務めるベテラン小児科医
赤池登役/田中泯 徳重の恩師
平手秀役/本多力 耳鼻咽喉科医
茶屋坂志役/ファーストサマーウイカ 心臓血管外科医
成海辰也役/津田寛治 整形外科科長
東郷陸郎役/池田成志 外科部長
大須哲雄役/岡崎体育 麻酔科医
鹿山慶太役/清水尋也 内科医
瀬戸舞子役/松井遥南 看護師
豊橋安希子役/池谷のぶえ 看護師
北野栄吉役/生瀬勝久 魚虎総合病院の院長

徳重晃役/松本潤

本作の主人公・徳重晃は、魚虎総合病院に新設された総合診療科の総合診療医。対話(=問診)の中で心や生活背景にも踏み込み、患者にとっての最善を探していく医者です。 穏やかかつ飄々とした雰囲気をまといながら、時には患者の言葉に潜む嘘をも見抜きます。 徳重を演じるのは、大河ドラマ『どうする家康』(2023年)以来のドラマ出演となる松本潤。約7年ぶりに主演を務める「日曜劇場」枠で、キャリア初の医師役に挑戦します。

滝野みずき役/小芝風花

滝野みずきは魚虎総合病院での研修を経て、整形外科専攻医となった3年目の新米医師。正義感が人一倍強く、曲がったことは許せない体育会系女子です。 理想と現実とのギャップを抱えていた矢先、総合診療医の徳重と出会うことに……。 滝野を演じるのは、大河ドラマ「べらぼう」(2025年)での好演も記憶に新しい小芝風花。主演の松本とは本作が初共演となります。

東郷康二郎役/新田真剣佑

新田真剣佑

東郷康二郎は魚虎総合病院の外科医であり、外科部長・東郷陸郎の息子。若いながら数々の手術をこなし、院内でも確かな腕と判断力を評価されています。物事への対処は感情より合理性を優先するタイプで、徳重とは対照的な考えの持ち主です。 そんな康二郎を演じる新田真剣佑は、松本と同じくキャリア初の医師役に挑戦します。

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有松しおり役/木村佳乃

木村佳乃
©ciatr

有松しおりは魚虎総合病院の小児科医で、さっぱりとした性格のベテラン医師。科長という立場から、科の収益や育成などの現実と向き合うことの必要性に頭を悩ませます。 演じる木村佳乃は、1996年に医療ドラマ「元気をあげる」で女優デビュー。ドラマ「アライブ」(2020年)では、膵臓がん手術を得意とする消化器外科医を演じました。

赤池登役/田中泯

田中泯

徳重にとっての恩師で、日本における総合診療科の設立に尽力した赤池登。以前は大病院に勤務していましたが、現在はとある島の人々に寄り添う島医者です。 そんな赤池を演じるのは、世界的なダンサーでもあるベテラン俳優・田中泯。映画『国宝』(2025年)では女形の人間国宝にして、主人公に影響を与える歌舞伎役者を演じました。

日曜劇場・ドラマ『19番目のカルテ』の見どころ

『19番目のカルテ 徳重晃の問診』
『19番目のカルテ 徳重晃の問診』
  • 総合診療医という斬新なテーマ
  • 心を震わせる感動のストーリー

読みごたえ抜群の骨太な医療ドラマ

漫画界の一大ジャンルとして確立している「医療漫画」。しかしそのなかでも「総合診療医」というポジションを扱った漫画はおそらく本作のみ。様々な病気を患った患者を診療するストーリーは、読みごたえ抜群でページをめくる手が止まらなくなってしまいます。 そんな読み応えたっぷりの本作が、いよいよ実写ドラマ化します。「総合診療医」というテーマに加え、「人」や「命」や「生きること」に向き合い救いたいという主人公・徳重の思いが詰まったこの作品。松本潤によってどのように作り上げられていくのか、楽しみですね。 原作のエピソードのなかには、思わず涙してしまう感動の物語も盛り沢山。命や家族など、私たちにも関わりがあるテーマを扱っているため、感情移入してしまうひともきっと多いはず。ぜひドラマ化の前に原作を読み、ドラマ放送を待ちましょう!

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『19番目のカルテ』をネタバレ解説!ドラマにも期待

ドラマ『19番目のカルテ』は、TBS系列「日曜劇場」枠で2025年7月13日から放送スタートです! 原作漫画はまだ完結していないので、ドラマでどんな結末を迎えるのか注目ですね。豪華キャストの共演にも期待しましょう。