『九条の大罪』九条間人の家族関係や過去とは?なぜ悪徳弁護士をやっているのか
『闇金ウシジマくん』の作者として知られる真鍋昌平の最新作『九条の大罪』。本作の主人公・九条間人(くじょうたいざ)は、半グレやヤクザの弁護もする「悪徳弁護士」として知られています。 この記事では、九条間人について基本情報からドラマ版のキャストまで紹介します。
『九条の大罪』九条間人(くじょうたいざ)の基本情報
| 名前 | 九条間人(くじょう たいざ) |
|---|---|
| 本名 | 鞍馬間人(くらま たいざ) |
| 所属 | 九条法律事務所 |
| 家族 | 父(故人)、母(故人)、兄・鞍馬、元妻、娘・莉奈 |
| ドラマ版キャスト | 柳楽優弥 |
九条間人は、依頼人の善悪や貴賤に関わらず依頼を受け、最善を尽くす敏腕弁護士です。 倫理と法律を分けて考えており、たとえ悪人であっても依頼者の利益を最優先に動きます。そのため半グレや反社会的勢力ともつながりを持ち、「悪徳弁護士」「法曹界の面汚し」とさえ言われることも。しかし周囲の意見に惑わされず、自分の信念を貫く強い心の持ち主です。
実家・鞍馬家との関係!父と絶縁した理由や兄の存在
父親と絶縁した理由!母は病死?

検事だった九条の父は、彼に東大法学部に入学するよう強要し、成績が落ちると暴力を振るうなどしていました。九条にとって母だけが心の拠り所でしたが、母は九条が10代のころに病気で亡くなってしまいます。 母の死後、我慢の限界を迎えた九条は非行に走り、家出の末に補導されて、父から説教を受けます。そこで九条は父に怒鳴り返し、「後悔先に立たず」と一筆入れたところ翌日「縁を切る」と言われ、それきり関係は修復されないまま、父はこの世を去りました。
兄・鞍馬蔵人は検事!優秀な兄弟

九条の兄・鞍馬蔵人は幼いころから優秀で、現在は東京地方検察庁の特別捜査部検事をしています。出世頭と目されており、野心家ですが正義を行うことに尽力しています。 幼いころから自分より出来が悪く、現在は悪評が絶えない弟の九条を見下しています。周囲から見ると九条が悪人の弁護をしていることが彼の「弁慶の泣き所」であり、早く失脚することを願っていると思われています。
九条間人が離婚したのはなぜ?妻子との関係
九条は離婚していますが、その理由はいまのところ詳細に明かされていません。しかしおそらく九条が家庭を顧みなかったため、すれ違いが生じたのが原因と考えられそうな描写があります。 離婚にあたって、九条は専業主婦で稼ぐ力のない元妻に全財産を渡し、毎月娘の養育費も支払っています。離婚後も特に関係が悪いわけではなさそうで、子ども用携帯を買ってもらった娘の莉奈は、真っ先に九条に電話しています。
【第9巻】九条が逮捕!壬生に裏切られた?2人は仲間なのか

半グレの壬生は九条に大きな信頼を寄せており、下手を打った後輩の弁護を全面的に九条に任せています。 しかし9巻で九条の指示により京極の武器を持って警察に出頭した壬生は、九条が京極の息子を殺した犬飼に逃亡を指示したと告発し、九条は犯人隠避の容疑で逮捕されてしまいました。起訴されれば九条の弁護士生命は終わりという絶望的な状況に。 しかし壬生が九条を警察に売ったのは、同時期に逮捕された京極の弁護をさせないためでした。壬生は自分なりの方法で九条を守ると同時に、京極の刑が九条の手腕により最小化されることを防いだのです。
九条と壬生は味方?利害関係?
九条と壬生は依頼人および依頼人を斡旋する人間と弁護士として、持ちつ持たれつの関係にあります。 しかし2人は必要以上の会話はせず、お互いに踏み込み過ぎない絶妙な距離感を保っています。九条は壬生にとって「便利」なだけでなく、信頼できる有能な弁護士であり、手放したくない存在であることは間違いないでしょう。
九条の弁護士理念とは?名言「思想信条がないのが弁護士だ」から解説
【1巻】「思想信条がないのが弁護士だ」「依頼人の味方」
グレーな案件ばかり引き受ける九条には、独特の弁護士理念があります。それは、依頼人の利益を最優先に考えることです。 道徳と法律を分けて考えている九条は、「思想信条がないのが弁護士だ」と語ります。倫理的にはアウトでも、それをかいくぐる法律の穴は存在します。弁護士は「依頼人の味方」であり、どんな悪人であっても最高の弁護を受ける権利があるのです。 また九条は「弁護士が守っているのは悪人ではない。手続きを守っている」「弁護士の使命は社会正義の実現と人権擁護だ」と言い、「感情的に冷静な判断ができない依頼はプロとして身を引くべきだと考えてる」と自分が依頼を受けない可能性についても語っています。
名前「九条」と憲法9条は関係があるのか?作者のインタビュー紹介
『九条の大罪』のキャラクターの名前の多くは京都の地名から取られており、九条も「九条通り」から取られています。 2022年の関東弁護士会連合会のインタビューで、弁護士の間では九条の名前と憲法9条のつながりを勘ぐる傾向があると言われた作者の真鍋昌平は、「憲法9条とは全く関係ないです(笑)」と発言しています。
【キャスト】ドラマ『九条の大罪』九条間人を演じるのは柳楽優弥

Netflixオリジナルシリーズ『九条の大罪』で主人公・九条を演じるのは、柳楽優弥です。 2004年に『誰も知らない』で当時14歳で史上最年少にして日本人で初めて、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞し注目を集めた柳楽。その後も活躍をつづけ、ドラマ『アオイホノオ』(2014年)や映画『デストラクション・ベイビーズ』(2016年)などで主演を務め、高評価を獲得。 2026年10月には、主演映画『RYUJI 竜二』が公開予定となっています。
『九条の大罪』九条先生の目的とは?家族関係や過去を解説
半グレやヤクザが絡む厄介な案件ばかり引き受ける変わり者の弁護士・九条間人。世間からは白い目で見られる彼ですが、九条のような弁護士がいなければいけないのも事実です。 悲痛な過去を抱えながら、社会正義のために自分の評判を犠牲にする九条は、信頼できる弁護士であることは間違いないでしょう。
