ドラマ『Tシャツが乾くまで』ロケ地はどこ?調布の自宅から長野の家までリサーチ
2026年7月期のTBS系「金曜ドラマ」『Tシャツが乾くまで』は、蒼井優が主人公・瀬尾咲子を演じるサスペンスドラマです。東京都調布市に暮らす咲子の日常から、夫の秘密をめぐって物語が大きく動き出す長野の一軒家まで、劇中にはさまざまな印象的な舞台が登場します。
コインランドリーや古本屋、水族館、教会など、咲子たちが訪れる場所の多くは関東近郊に実在するスポットで撮影されました。この記事では、『Tシャツが乾くまで』に登場する主なロケ地を一覧表でまとめたうえで、それぞれの撮影場所を詳しく紹介していきます。
ドラマ『Tシャツが乾くまで』ロケ地一覧
劇中に登場する主なロケ地を、以下の表にまとめました。リンクになっている項目は、タップ(クリック)すると記事内の該当する解説へジャンプします。
| ロケ地 | 名称 | 所在地 | 登場シーン |
|---|---|---|---|
| コインランドリー | ランドリープレス六郷水門店 | 東京都大田区南六郷2丁目33-12 | 咲子と樹生が向き合う場面などで使用 |
| 古本屋 | 古書 上々堂 | 東京都三鷹市下連雀4丁目17-5 | 宮内幸次が営む古書店として登場 |
| 「喫茶ひこうき」の外観 | 信和ビル(Ery's cafe) | 東京都北区赤羽2丁目24-1 | 瀬尾充がオーナーを務める喫茶店の外観 |
| 水族館 | しながわ水族館 | 東京都品川区勝島3丁目2-1 | 咲子がひとりで訪れる場面に使用 |
| サービスエリア | 談合坂サービスエリア | 山梨県上野原市大野4943 | 咲子と樹生が道中に立ち寄る場面に使用 |
| 長野の家 | 古民家 | 東京都西多摩郡檜原村 | 劇中の長野の一軒家として使用 |
| 蕎麦屋 | そば処 櫟庵 | 埼玉県飯能市大河原70-1 | 樹生と直人が訪れる場面に使用 |
| 教会 | カトリック大磯教会 | 神奈川県中郡大磯町東町2丁目7-1 | 樹生・翔・実樹・宮内が集まる場面に使用 |
| 海岸 | 原岡海岸(原岡海水浴場) | 千葉県館山市船形 | 海辺のシーンに使用 |
| 咲子の勤務先 | 日本ヴォーグ社 | 東京都中野区 | 咲子が編集者として働く職場のシーンに使用 |
| 第1話のホテル | 東京ビジネスホテル | 東京都新宿区 | 咲子がテレビニュースを見る客室のシーンに使用 |
| 瀬尾家(自宅)前 | 野川河川敷付近 | 東京都調布市 | 樹生が咲子を待つ場面などで登場 |
| 警察署の外観 | 長野県伊那合同庁舎 | 長野県伊那市 | 劇中の警察署の外観として使用 |
| 事故説明会の会場 | 伊那市創造館 | 長野県伊那市 | 事故に関する説明会のシーンに使用 |
| 搬送先の病院 | 伊那中央病院 | 長野県伊那市 | 病院ロビーや搬送先のシーンに使用 |
| 咲子が樹生の車を降りた駅 | 谷村町駅 | 山梨県都留市 | 咲子が樹生の車を降りた駅。回想では咲子が充と話した。 |
『Tシャツが乾くまで』は、2026年7月10日からTBS系「金曜ドラマ」枠でスタートした連続ドラマです。脚本は『silent』などで知られる生方美久によるTBS系ドラマ初のオリジナル作品で、演出は映画『花束みたいな恋をした』を手掛けた土井裕泰が担当しています。
ロケ地を見渡すと、物語の舞台は東京都調布市の瀬尾家を起点に、大田区・三鷹市・北区・品川区といった都内各所、さらに山梨県や埼玉県、神奈川県、千葉県へと広がっていることが分かります。談合坂サービスエリアを経由して咲子たちが向かう「長野の家」は、実際には長野県ではなく東京都西多摩郡檜原村の古民家で撮影されており、身近な場所が物語の中では遠い長野の風景として使われている点が興味深いポイントです。
一方で、警察署や病院といった施設のシーンには、実際に長野県伊那市の建物が使われています。物語の設定上の「長野」と、実際の撮影地としての長野県が入り混じっているのも本作のロケ地探しの面白さといえるでしょう。コインランドリーや喫茶店、蕎麦屋、教会など、登場人物たちの心情が動く場面の多くが、関東近郊の実在するスポットで丁寧に撮影されている点にも注目です。
コインランドリー
劇中で咲子と樹生が向き合う印象的な場面に使われたコインランドリーは、東京都大田区にあるランドリープレス六郷水門店です。多摩川に近い六郷水門のほど近くに位置し、大型の洗濯機と乾燥機がずらりと並ぶ、開放感のある造りが特徴となっています。
充とあずさが「第3金曜日」を共に過ごしていた場所でもあり、樹生が咲子に不倫の事実を告白する場面の舞台としても使われました。洗濯物が乾くのを待つあいだの静かな時間が、ふたりの秘密を打ち明ける場として選ばれているのでしょう。タイトルの『Tシャツが乾くまで』とも重なる、物語の核心を象徴するロケ地といえます。
最寄り駅からのアクセスもよく、実際に洗濯を利用しながらドラマの雰囲気を味わうことができるスポットです。
古本屋
古本屋のシーンで使用されたのは、東京都三鷹市下連雀にある古書 上々堂です。JR中央線の駅からもほど近く、年季の入った棚に本がぎっしりと並ぶ、昔ながらの佇まいの古書店として知られています。
劇中では、リリー・フランキー演じる宮内幸次が店主を務める古書店として登場ています。生前の園田あずさ(夏帆)がこの店で働く場面も描かれています。
古い紙の匂いが漂う店内は、ドラマの落ち着いたトーンともよく合っており、聖地巡礼で訪れるファンも多いようです。
「喫茶ひこうき」の外観
瀬尾充(松山ケンイチ)がオーナーを務める設定の喫茶店「ひこうき」。その外観の撮影に使われたのは、東京都北区赤羽にある信和ビルで、実際には「Erys cafe」というカフェが入居しています。
赤羽駅からほど近い商店街の一角に立ち、昭和の面影を残す外観が「ひこうき」という店名の持つノスタルジックな雰囲気とよく重なります。直人(高橋史哉)が働いている場所でもあります。
なお、劇中に登場するのはあくまで外観のみで、店内のシーンについては別のスタジオセットが使われている可能性があります。
水族館
咲子がひとりで訪れる場面に使われた水族館は、東京都品川区にあるしながわ水族館です。長さ約22メートルのトンネル水槽や、色とりどりの魚たちを間近で楽しめる展示が人気を集めています。
心にわだかまりを抱えた咲子が、静かに時間を過ごす場所として描かれました。にぎやかな水槽の前でひとり佇む姿は、彼女の孤独や葛藤を映し出す象徴的なシーンとなっています。
品川駅や大森駅からバスでアクセスできる立地で、都心からも訪れやすい水族館です。
サービスエリア
咲子と樹生が道中に立ち寄るサービスエリアとして登場したのは、中央自動車道の談合坂サービスエリア(上り線)です。山梨県上野原市に位置し、東京方面から中央道を利用する際によく知られた大型のサービスエリアとなっています。
ふたりが東京から長野へと向かう旅の途中で立ち寄る場所として描かれており、非日常的な旅路の始まりを感じさせる一幕です。売店やレストランも充実しているため、ロケ地巡りの休憩スポットとしても訪れやすいでしょう。
調布の日常から離れ、長野の家へと向かう物語の転換点を象徴するロケ地です。
長野の家
劇中で「長野の家」として登場する一軒家は、実は長野県ではなく東京都西多摩郡檜原村にある古民家で撮影されました。多摩地区でも自然豊かなエリアとして知られる檜原村は、都心からのアクセスの良さと、昔ながらの日本家屋が残る景観の両方を兼ね備えたロケ地として重宝されています。
印象的な佇まいのこの一軒家は、劇中の長野の家として何度も登場する重要な舞台です。咲子が充の残したメモを頼りに長野を訪ねる場面など、家族の秘密に迫っていく展開の中心的な場所として描かれました。
なお、劇中で長野を舞台にした一部のシーンは、実際に長野県伊那市周辺でもロケが行われています。警察署や病院といった施設のシーンは伊那市内で撮影されており、家の外観と施設シーンとで撮影地が使い分けられているのも特徴です。
蕎麦屋
樹生と直人が訪れる蕎麦屋として使われたのは、埼玉県飯能市にあるそば処 櫟庵です。自家製粉にこだわった蕎麦が名物で、緑豊かな飯能の自然に囲まれた立地が魅力の一軒となっています。
それぞれに事情を抱えるふたりの男性が向き合う場面の舞台として登場しました。落ち着いた店内で交わされる会話は、物語の核心に迫るやり取りのひとつです。
都心からも日帰りで訪れやすく、蕎麦を味わいながらロケ地巡りを楽しめるスポットといえるでしょう。
教会
樹生・翔・実樹・宮内の4人が訪れる教会のシーンに使われたのは、神奈川県中郡大磯町にあるカトリック大磯教会です。緑に囲まれた閑静な住宅街に立ち、落ち着いた雰囲気の礼拝堂を持つことから、数多くのドラマや映画のロケ地としても知られています。
登場人物たちがそれぞれの想いを胸に集う場面として描かれており、物語の中でも特に静かで印象的なシーンのひとつです。神聖な空間だからこそ、本音が明かされる舞台としてふさわしいのでしょう。
JR東海道線の大磯駅から歩いてアクセスできる距離にあり、周辺には大磯の海岸も広がっています。
海岸
海辺のシーンに登場したのは、千葉県館山市船形にある原岡海岸(原岡海水浴場)です。海に向かって伸びる木製の原岡桟橋と、その先に望む富士山のシルエットが美しいことから、数多くのドラマやCM、映画のロケ地として親しまれています。
物語の終盤にあたる場面で充とあずさの関係を受け入れられなかった咲子が逃げた先としてこの海辺が登場しています。
内房線の九重駅や上総湊駅からもアクセスができ、聖地巡礼と合わせて南房総の景色を楽しめるロケ地です。
ドラマ『Tシャツが乾くまで』ロケ地一覧を解説
調布の日常から長野の家まで、『Tシャツが乾くまで』にはさまざまなロケ地が登場します。実際に訪れる際は、いずれも一般の店舗や施設、教会などが撮影に協力している場所ですので、営業や礼拝の妨げにならないよう、マナーを守って静かに楽しみたいところです。
ドラマの続きが気になる方は、放送やVOD配信もあわせてチェックしながら、劇中に登場した風景を巡ってみてはいかがでしょうか。




