吉岡秀隆の出演映画おすすめ10選!『男はつらいよ』の満男から最新作『ゴジラ-0.0』まで一覧で紹介
『男はつらいよ』シリーズで寅さんの甥・満男を少年時代から演じ続け、『ALWAYS 三丁目の夕日』の茶川竜之介で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を2度受賞した吉岡秀隆。頼りなさの奥に優しさと芯の強さを感じさせる人間味あふれる演技で、山田洋次や山崎貴ら名匠の作品に欠かせない俳優として、半世紀近くスクリーンに立ち続けています。 2023年の『ゴジラ-1.0』では「学者」と呼ばれる野田健治を好演し、11月3日公開の続編『ゴジラ-0.0』にも同じ役で続投しています。 この記事では、子役時代の『八つ墓村』から最新作『ゴジラ-0.0』までの出演映画一覧と、代表作から選んだおすすめ映画10作品を、新しい順に紹介します。
吉岡秀隆のプロフィール|子役時代から名匠たちに愛されてきた俳優

| 名前 | 吉岡秀隆(よしおか ひでたか) |
|---|---|
| 生年月日 | 1970年8月12日 |
| 出身地 | 埼玉県 |
| 映画初出演 | 1977年『八つ墓村』 |
| 主な出演映画 | 『男はつらいよ』シリーズ、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『Dr.コトー診療所』、『ゴジラ-1.0』 |
| 主な受賞歴 | 第29回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞(『ALWAYS 三丁目の夕日』) 第31回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞(『ALWAYS 続・三丁目の夕日』) 第51回毎日映画コンクール 男優助演賞(『学校II』) |
吉岡秀隆は子役として活動を始め、1977年の『八つ墓村』で映画に出演しました。1980年には山田洋次監督の『遙かなる山の呼び声』で高倉健と共演し、1981年からは『男はつらいよ』シリーズで諏訪満男を演じるようになります。同じ1981年に始まったドラマ『北の国から』の黒板純とあわせて、国民的な作品の中で成長してきた俳優です。 大人になってからも『学校II』で第51回毎日映画コンクールの男優助演賞を受賞するなど評価を重ね、『ALWAYS 三丁目の夕日』とその続編で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を2度受賞しました。2023年の出演作『ゴジラ-1.0』は第96回アカデミー賞で視覚効果賞に輝き、世界的な話題作となりました。
吉岡秀隆の出演映画一覧【最新作から】
吉岡秀隆の主な出演映画を、公開年の新しい順にまとめました。主演作は役名の後ろに(主演)、声の出演は(声)と記しています。
| 公開年 | 作品名(役名) |
|---|---|
| 2026年 | 『ゴジラ-0.0』野田健治役(11月3日公開予定) |
| 2025年 | 『雪の花 -ともに在りて-』大武了玄役 |
| 2023年 | 『ゴジラ-1.0』野田健治役 |
| 2023年 | 『Winny』仙波敏郎役 |
| 2022年 | 『Dr.コトー診療所』五島健助役(主演) |
| 2022年 | 『川っぺりムコリッタ』溝口健一役 |
| 2022年 | 『峠 最後のサムライ』岩村精一郎役 |
| 2021年 | 『護られなかった者たちへ』上崎岳大役 |
| 2020年 | 『宇宙でいちばんあかるい屋根』大石敏雄役 |
| 2020年 | 『Fukushima 50』前田拓実役 |
| 2019年 | 『男はつらいよ お帰り 寅さん』諏訪満男役(主演) |
| 2017年 | 『追憶』山形光男役 |
| 2016年 | 『海賊とよばれた男』東雲忠司役 |
| 2016年 | 『64-ロクヨン-』前編・後編 幸田一樹役 |
| 2015年 | 『グラスホッパー』槿役 |
| 2014年 | 『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ -終わりなき旅-』シッダールタ役(声・主演) |
| 2014年 | 『小さいおうち』板倉正治役 |
| 2012年 | 『ALWAYS 三丁目の夕日'64』茶川竜之介役 |
| 2012年 | 『はやぶさ 遥かなる帰還』森内安夫役 |
| 2011年 | 『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-』シッダールタ役(声・主演) |
| 2010年 | 『ゴールデンスランバー』森田森吾役 |
| 2007年 | 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』茶川竜之介役 |
| 2006年 | 『博士の愛した数式』先生(成長したルート)役 |
| 2005年 | 『ALWAYS 三丁目の夕日』茶川竜之介役 |
| 2005年 | 『四日間の奇蹟』如月敬輔役(主演) |
| 2004年 | 『雲のむこう、約束の場所』藤沢浩紀役(声・主演) |
| 2004年 | 『隠し剣 鬼の爪』島田左門役 |
| 2004年 | 『半落ち』藤林圭吾役 |
| 2000年 | 『雨あがる』榊原権之丞役 |
| 2000年 | 『ジュブナイル』坂本祐介(20年後)役 |
| 1999年 | 『鉄道員(ぽっぽや)』杉浦秀男役 |
| 1996〜1997年 | 『虹をつかむ男』『虹をつかむ男 南国奮斗篇』平山亮役 |
| 1996年 | 『学校II』緒方高志役 |
| 1994年 | 『ラストソング』稲葉一矢役(主演) |
| 1991年 | 『八月の狂詩曲』縦男役 |
| 1981〜1997年、2019年 | 『男はつらいよ』シリーズ 諏訪満男役(第27作『浪花の恋の寅次郎』から) |
| 1980年 | 『遙かなる山の呼び声』風見武志役 |
| 1977年 | 『八つ墓村』寺田辰弥(少年時代)役 |
吉岡秀隆のおすすめ映画10選【新しい順】
ここからは、吉岡秀隆の出演映画から10作品を選び、新しい順に紹介します。
『ゴジラ-0.0』(2026年)野田健治役|11月3日公開の最新作

| 公開日 | 2026年11月3日(予定) |
|---|---|
| 監督・脚本・VFX | 山崎貴 |
| 役名 | 野田健治 |
| 共演 | 神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、佐々木蔵之介、安藤サクラ、田中泯 ほか |
最新作は、2026年11月3日公開予定の『ゴジラ-0.0』です。第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』の続編で、前作の死闘から2年後の世界が舞台。監督・脚本・VFXは引き続き山崎貴が手がけます。 吉岡秀隆は前作に続いて野田健治を演じ、本作では大型災害対策事務局の局長という立場で登場します。神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、安藤サクラら前作のキャストも続投しており、「学者」と呼ばれた野田が、新たな脅威にどんな策で立ち向かうのかに注目です。
『ゴジラ-1.0』(2023年)野田健治役|作戦を立案する「学者」

| 公開日 | 2023年11月3日 |
|---|---|
| 監督・脚本・VFX | 山崎貴 |
| 役名 | 野田健治 |
| 共演 | 神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、安藤サクラ、佐々木蔵之介 ほか |
『ゴジラ-1.0』は、戦後まもない日本を舞台に、焦土と化した国に現れたゴジラと人々の戦いを描いた作品です。ゴジラ70周年記念作品として公開され、第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞しました。 吉岡秀隆が演じたのは、かつて海軍工廠で兵器の開発に携わっていた野田健治。周囲から「学者」と呼ばれる知恵者で、民間の力を結集してゴジラに挑む作戦を立案します。戦争の記憶を抱えながらも、知恵と言葉で仲間を導く静かな熱さが胸に残ります。
『Dr.コトー診療所』(2022年)五島健助役|ドラマから16年後を描く劇場版

| 公開日 | 2022年12月16日 |
|---|---|
| 監督 | 中江功 |
| 役名 | 五島健助(主演) |
| 共演 | 柴咲コウ、時任三郎、高橋海人、生田絵梨花 ほか |
『Dr.コトー診療所』は、2003年と2006年に放送されたドラマの続編として、16年ぶりに製作された劇場版です。離島・志木那島に東京から赴任して19年がたったコトーと、島の人々のその後を描きます。 吉岡秀隆はドラマに続いて主人公の医師・五島健助を演じ、看護師の彩佳(柴咲コウ)と夫婦になったコトーの姿を見せました。過疎化や高齢化に揺れる島で、ただひとりの医師として島民の命を背負い続けるコトーの姿は、ドラマを見てきた人ほど胸に迫ります。
『男はつらいよ お帰り 寅さん』(2019年)諏訪満男役|小説家になった満男の物語
| 公開日 | 2019年12月27日 |
|---|---|
| 監督 | 山田洋次 |
| 役名 | 諏訪満男(主演) |
| 共演 | 渥美清、倍賞千恵子、後藤久美子、前田吟、浅丘ルリ子 ほか |
『男はつらいよ お帰り 寅さん』は、シリーズ50周年を迎えた2019年に、22年ぶりの新作として公開された第50作です。過去作の映像も織り交ぜながら、寅さんのいない時間と、柴又の人々の今を描きました。 吉岡秀隆が演じるのは、サラリーマンを経て小説家になった諏訪満男。妻を亡くし、中学3年生の娘と暮らす満男は、サイン会で初恋の人・及川泉(後藤久美子)と再会します。少年時代から満男を演じてきた吉岡秀隆だからこそ表現できる、歳月の重みと寅さんへの想いが味わえます。
『博士の愛した数式』(2006年)ルート役|数学教師になったルートとして物語を語る
| 公開日 | 2006年1月21日 |
|---|---|
| 監督・脚本 | 小泉堯史 |
| 役名 | 先生(成長したルート) |
| 共演 | 寺尾聰、深津絵里、浅丘ルリ子 ほか |
『博士の愛した数式』は、小川洋子のベストセラー小説を小泉堯史監督が映画化した作品です。交通事故の後遺症で記憶が80分しかもたない元数学者の博士(寺尾聰)と、家政婦の杏子(深津絵里)、その息子のルートの交流を描きます。 吉岡秀隆が演じたのは、成長して数学教師になったルート。教壇に立つルートが、生徒たちに博士との思い出を語る形で物語が進みます。博士から受け取ったものを次の世代へ手渡すような、温かな語り口が作品全体を包み込みます。
『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年)茶川竜之介役|最優秀主演男優賞に輝いた代表作
| 公開日 | 2005年11月5日 |
|---|---|
| 監督・VFX | 山崎貴 |
| 役名 | 茶川竜之介 |
| 共演 | 堤真一、小雪、薬師丸ひろ子、堀北真希、須賀健太 ほか |
『ALWAYS 三丁目の夕日』は、西岸良平の漫画『三丁目の夕日』を山崎貴監督が映画化した作品です。昭和33年の東京・夕日町三丁目を舞台に、完成間近の東京タワーを望む下町の人々の日常を描きました。 吉岡秀隆が演じたのは、駄菓子屋を営みながら小説を書く、売れない作家・茶川竜之介。身寄りのない少年・淳之介を預かることになり、ぶつかり合いながらも絆を深めていきます。この役で第29回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞しました。意地っ張りで不器用な茶川が、淳之介のために本気で怒り、涙する姿に心を揺さぶられます。
『隠し剣 鬼の爪』(2004年)島田左門役|主人公を気にかける盟友で義弟
| 公開日 | 2004年10月30日 |
|---|---|
| 監督 | 山田洋次 |
| 役名 | 島田左門 |
| 共演 | 永瀬正敏、松たか子、小澤征悦 ほか |
『隠し剣 鬼の爪』は、藤沢周平の短編小説を山田洋次監督が映画化した時代劇です。幕末の架空の小藩・海坂藩を舞台に、下級武士の片桐宗蔵(永瀬正敏)が、藩の謀反事件に巻き込まれていく姿を描きます。 吉岡秀隆が演じたのは、宗蔵の妹・志乃と結婚した同僚の島田左門。宗蔵の盟友であり義弟でもある左門は、謀反の知らせを伝えたり、宗蔵の身を案じて忠告したりと、主人公を支える役どころです。この演技で第28回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受賞しました。重い運命を背負う宗蔵の傍らで、人のよさがにじむ左門の存在が物語に温かみを添えています。
『鉄道員(ぽっぽや)』(1999年)杉浦秀男役|高倉健主演の名作で乙松を案じる青年
| 公開日 | 1999年6月5日 |
|---|---|
| 監督 | 降旗康男 |
| 役名 | 杉浦秀男 |
| 共演 | 高倉健、大竹しのぶ、広末涼子、小林稔侍 ほか |
『鉄道員(ぽっぽや)』は、浅田次郎の直木賞受賞作を降旗康男監督が映画化した作品です。廃線が決まった北海道のローカル線の終着駅で、駅長を務める佐藤乙松(高倉健)の最後の冬を描きます。 吉岡秀隆が演じたのは、乙松のかつての同僚・杉浦仙次(小林稔侍)の息子、秀男。父とともに、持病を抱える乙松の身を案じる青年です。寡黙に駅を守り続けてきた乙松に、次の世代として敬意を寄せる秀男のまなざしが、作品の余韻を深めています。
『学校II』(1996年)緒方高志役|心を閉ざした高等養護学校の生徒
| 公開日 | 1996年10月19日 |
|---|---|
| 監督・脚本 | 山田洋次 |
| 役名 | 緒方高志 |
| 共演 | 西田敏行、永瀬正敏、いしだあゆみ、神戸浩 ほか |
『学校II』は、山田洋次監督の『学校』シリーズ第2作です。北海道の高等養護学校を舞台に、教師の青山竜平(西田敏行)と生徒たちの3年間を描きました。 吉岡秀隆が演じたのは、中学時代のいじめで心を閉ざし、入学当初はひと言も話さなかった生徒・緒方高志。少しずつ自信をつけていく一方で、現場実習では社会になじめずに苦しむ姿も描かれます。この役で第51回毎日映画コンクールの男優助演賞を受賞しました。卒業を前に寮を抜け出した高志と佑矢を、教師たちが追いかける旅の場面は胸を打ちます。
『男はつらいよ ぼくの伯父さん』(1989年)諏訪満男役|満男と泉の恋が動き出す第42作
| 公開日 | 1989年12月27日 |
|---|---|
| 監督 | 山田洋次 |
| 役名 | 諏訪満男 |
| 共演 | 渥美清、倍賞千恵子、前田吟、後藤久美子 ほか |
『男はつらいよ ぼくの伯父さん』は、1989年に公開されたシリーズ第42作です。この作品から、寅さんの恋と並行して、甥の満男の恋も物語の軸になっていきます。 吉岡秀隆が演じるのは、浪人生活を送りながら進路に悩む諏訪満男。高校の後輩で佐賀へ転校した及川泉(後藤久美子)に会いたい一心で、満男はバイクで佐賀へ向かいます。寅さんを「ぼくの伯父さん」として慕う満男の青春が、のちの『お帰り 寅さん』へとつながっていきます。
吉岡秀隆の主な出演ドラマ

吉岡秀隆はドラマでも、子役時代から20年以上にわたって演じた『北の国から』の黒板純や、『Dr.コトー診療所』の五島健助など、代表作を数多く残しています。出演ドラマの一覧とおすすめ作品は、次の記事で紹介しています。
吉岡秀隆の出演映画についてよくある質問
吉岡秀隆の最新出演映画は?
最新作は2026年11月3日公開予定の『ゴジラ-0.0』です。前作『ゴジラ-1.0』に続いて野田健治を演じ、大型災害対策事務局の局長として再びゴジラと向き合います。
『男はつらいよ』で吉岡秀隆が演じた役は?
寅さんの妹・さくらと博の息子である諏訪満男です。1981年の第27作『浪花の恋の寅次郎』から満男を演じ、2019年の第50作『お帰り 寅さん』では小説家になった満男として主演を務めました。
吉岡秀隆は日本アカデミー賞を受賞している?
『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』で第31回の最優秀主演男優賞を受賞しています。『学校II』『隠し剣 鬼の爪』などでは優秀助演男優賞に選ばれました。
吉岡秀隆が声優を務めたアニメ映画は?
新海誠監督の『雲のむこう、約束の場所』(2004年)で主人公の藤沢浩紀の声を担当しました。『手塚治虫のブッダ』シリーズ(2011年・2014年)では、主人公のシッダールタを演じています。
吉岡秀隆の出演ドラマはどこで確認できる?
『北の国から』の黒板純や『Dr.コトー診療所』の五島健助など、出演ドラマの一覧とおすすめ作品は、ciatrの吉岡秀隆の出演ドラマ記事で紹介しています。
吉岡秀隆の出演映画は人間味あふれる名演ぞろい!最新作『ゴジラ-0.0』にも注目
『男はつらいよ』の満男、『ALWAYS 三丁目の夕日』の茶川竜之介、『ゴジラ-1.0』の野田健治と、吉岡秀隆は時代ごとに観客の心に残る人物を演じてきました。頼りなさの奥にある優しさや芯の強さを感じさせる演技は、どの作品でも物語に温もりを与えています。 11月3日には『ゴジラ-0.0』の公開も控えています。気になる作品から、吉岡秀隆の名演に触れてみてください。




