映画「ALWAYS 三丁目の夕日」全シリーズのあらすじ・ネタバレまとめ【泣ける邦画の代表作】

2017年11月27日更新

昭和の東京・下町を舞台に、感動溢れる人間模様を描いた「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ。涙なしでは観られない、3作品全てのあらすじをネタバレありでご紹介します!

笑いあり涙あり!当時を知らない人にこそ見て欲しい「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ!

西岸良平の漫画『三丁目の夕日』を原作とした、山崎貴監督による映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ。昭和30年代の東京・下町を舞台にした人情ドラマで、当時を再現した風景や物語が魅力の、観る人をほっこりさせる大人気シリーズです。 1作目の『ALWAYS 三丁目の夕日』では、日本アカデミー賞にて全部門でノミネートし、そのうち12部門で最優秀賞を受賞するという快挙を成し遂げました。興行収入では全3作で110億円を超えるという大ヒットを記録しています。 ミニチュアやCGで再現された昭和の風景は、当時を経験していない者でも懐かしく感じるほど。そんな笑って泣ける「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ全3部作のあらすじネタバレをご紹介していきます。

VFXに定評のある山崎貴が監督を務める!

シリーズ全ての監督を務めるのは『永遠の0』、『寄生獣』なども手掛けてきた山崎貴(やまざきたかし、1964年6月12日生)監督です。 子どもの頃、『スター・ウォーズ』や『未知との遭遇』を観た事を機に映画関係の仕事を志すようになった山崎は、美術系の専門学校卒業後アニメーションや実写映画の制作などを行う株式会社白組に入社しました。 2000年公開の映画『ジュブナイル』で監督デビューを果たし、その後2002年に『リターナー』、2005年に『ALWAYS 三丁目の夕日』を発表。 VFX(視覚効果)を得意とする山崎は監督デビュー時からコンスタントに良作を生み続けており、VFX作品で山崎の右に出る者はいないとまで言われています。間違いなく、これからの日本映画界を牽引する監督のうちの一人です。

「ALWAYS」シリーズの主要キャストには豪華な俳優陣が揃い踏み!

茶川駄菓子店を営むと同時に一流の小説家を志している主人公・茶川竜之介を演じているのは、『Dr.コトー診療所』などで有名な吉岡秀隆です。名作ドラマ『北の国から』に当時子役として出演し、ブレイクしました。 茶川駄菓子店の向かいにある鈴木オートの社長・鈴木則文は堤真一、則文の妻・トモエは薬師丸ひろ子、居酒屋を経営し後に茶川の妻になるヒロミは小雪が演じています。 その他、堀北真希や須賀健太をはじめ、大森南朋や三浦友和、森山未來、染谷将太など豪華な顔ぶれが揃っています。

親子の絆を描いた『ALWAYS 三丁目の夕日』あらすじ【ネタバレ注意】

昭和33年のある日、青森出身の星野六子(堀北真希)は東京夕日町三丁目にある鈴木オートに就職が決まり上京してきました。持ち前の根性と明るさで次第に仕事に慣れていった六子は、鈴木家にも馴染んでいき家族の一員のようになっていきます。 一方、鈴木オートの向かいに住む売れない小説家・茶川竜之介(吉岡秀隆)は、ある日片想いしていた飲み屋の女性・ヒロミ(小雪)に頼まれて身寄りのない男の子の面倒を見る事に。淳之介(須賀健太)と名乗る少年を初めはうっとおしく感じていた茶川でしたが、茶川の小説のファンだという淳之介に次第に愛しさを感じていきました。 クリスマスの日、勇気を出してヒロミにプロポーズした茶川。その時は喜んで受けてくれたヒロミでしたが、父親の入院費用で多額の借金をしていたヒロミは翌朝茶川の前から姿を消してしまいます。落ち込む茶川のもとに、淳之介の父親が大手会社の社長だという一報が。 父親は淳之介を引きとりに来るといい、茶川は自分の下で暮らすより良いだろうと自分に言い聞かせ、淳之介にわざと冷たく接します。しかし父親のもとへ行く事を嫌がった淳之介は結局茶川のもとへ帰り、2人は本当の親子のようになりました。 同じ頃、母親が冷たいからと青森への帰省を渋っていた六子。しかしの則文の妻・トモエ(薬師丸ひろ子)は、六子に里心が付かないようにわざと冷たくするのが親心だと教えます。母親の想いを知った六子は青森へ帰省し、六子の見送りを済ませた鈴木家は夕日が照る中、建設中の東京タワーを眺めるのでした。

仕事と家族への想いを描く『ALWAYS 続・三丁目の夕日』あらすじ【ネタバレ注意】

昭和34年の春、茶川は相変わらず淳之介と親子のような生活を続けていましたが、実父が何度も淳之介を引き取りたいと申し出てきていました。さらに居なくなってしまったヒロミへの想いも抱えていた茶川は一念発起して新作を書き上げ、その小説がなんと芥川賞にノミネートされます。 一方鈴木オートには、則文(堤真一)の親戚の子・美加(小池彩夢)がやってきます。裕福育ちの美加は下町をバカにする発言をしていましたが、それは家族と離れた寂しさからだという事に周りは皆気付いていました。 そんな鈴木オートで住み込みで働く六子はある日、幼馴染みの中山(浅利陽介)と再会。コックになる為上京してきたがなかなか上手くいかず、今では先輩から詐欺まがいの事を手伝わされていると言います。彼の話を聞いた六子は、中山の事をひどく心配します。 ある日、茶川のもとに芥川賞の社内委員を名乗る人物がやって来て、芥川賞を取る為に審査員たちを接待しなければならないのでお金を用意して欲しいと言われます。茶川や則文たちは、なけなしのお金を渡しますが、後にこれが中山が関わる詐欺師の犯行だと判明。さらに芥川賞も落選してしまいます。 しかしそんな茶川のもとへ、小説を読んで茶川の想いを知ったヒロミが3人で暮らそうと帰ってきました。大喜びする茶川と淳之介でしたが、一方の鈴木家ではやっと馴染んできた美加との別れがやってきていたのです。鈴木家と茶川 家はそれぞれの思いをかみしめながら、同じ夕日を見つめていました。

子供の夢と結婚に対する親心を描く『ALWAYS 三丁目の夕日'64』あらすじ【ネタバレ注意】

昭和39年(1964年)、東京オリンピックを控えさらに活気づいていた東京・下町の夕日町三丁目。海外進出という夢に向かって手広く商売を展開する鈴木オートも、順調に事業を拡大していました。そんな鈴木家で今ではすっかり一人前に働く六子は、菊池(森山未來)という医者に恋をしているようで則文は気が気ではありません。 一方の茶川家は、ヒロミのお腹に新しい命が宿り、高校生になった淳之介は東大進学の為の勉強を始めるなど幸せに暮らしていました。しかしそんな茶川のもとに、昔小説家の夢を反対され勘当された父が倒れたとの連絡が。茶川が駆けつけると父は案外元気でしたが、未だに自分を認めない父に怒り帰ってしまいます。 帰宅した茶川は仕事に行き詰まると同時に、謎の新人の小説がとても人気がある事を知ります。茶川が調べると、謎の新人の正体はなんと淳之介でした。茶川に憧れていた淳之介は密かに小説を執筆し、茶川を脅かすほどの才能を発揮していたのです。しかし惨めな思いをしてほしくないという茶川の親心は淳之介を叱ってしまいます。 そして茶川のもとに父が亡くなったという知らせが届きました。そこで初めて、父がずっと茶川の小説を読み続けていた事を知った茶川は涙し、淳之介へ「勉強と小説どっちを取るか」の選択を迫ります。小説を取った淳之介に茶川は父と同じように勘当し、小説に本腰を入れる覚悟を決めさせたのでした。 そしてヒロミは無事茶川との子どもを出産。勘当された淳之介は出版社の寮に入りました。六子と菊池はめでたく結婚し、心配していた則文たちも涙を流し幸せを噛み締めます。それぞれの想いを抱えながら、夕日町三丁目の人々は今日も活気溢れる毎日を過ごすのでした。