映画『男はつらいよ』マドンナ出演回数ランキング

2017年7月6日更新

ギネス記録にも認定された名作『男はつらいよ』。この映画では、フーテンの寅こと車寅次郎が旅先で出会うマドンナとの恋模様も見所のひとつです。今回は、マドンナとして出演した女優陣の出演回数ランキングを作ってみました。

4位:2回(同率で4名)

栗原小巻

栗原小巻

栗原小巻は、1963年に劇団俳優座に入り、舞台を主軸に活動します。1964年にドラマ『虹の設計』でデビューしてからは、ドラマ・映画の出演を重ねました。

映画『男はつらいよ』では、第4作・36作にマドンナとして出演します。

1970年公開、第4作『新・男はつらいよ』では、寅さんの部屋に下宿する幼稚園の先生・宇佐美春子を演じます。帰郷した寅さんが春子に出会い恋に落ちるのです。

1985年公開、第36作『柴又より愛をこめて』では、式根島の小学校に勤める島崎真知子先生を演じます。夫婦関係に嫌気が差して家出したあけみ(美保純)を連れ戻すため足を運んだ式根島で真知子先生に一目惚れをしてしまいました。

吉永小百合

吉永小百合

吉永小百合は、1957年にラジオドラマ『赤胴鈴之助』でデビューします。その後、女優として活動し数々のドラマや映画への出演を重ねています。

映画『男はつらいよ』では、第9作・13作にマドンナとして出演。

1972年公開、第9作『柴又慕情』では、著名な小説家高見の娘・歌子として登場。旅先で出会った旅行客のひとり、歌子と出会った寅さんは、一緒に記念写真を撮ることをきっかけに心惹かれました。

1974年公開、第13作『寅次郎恋やつれ』は、『柴又慕情』の続編です。歌子と再会した寅さん。前作で別の男性と結婚した歌子は、夫を早々に亡くし未亡人となったことを話します。そんな歌子を元気づけるために、とらやへ招待し、久しぶりに楽しい時間を過ごすようになりました。

大原麗子

大原麗子

大原麗子は、1964年にドラマ『幸福試験』で女優デビューします。映画『男はつらいよ』では、第22作・34作にマドンナとして出演しました。

1978年公開、第22作『噂の寅次郎』では、とらやを手伝う荒川早苗として登場。彼女の美しさに惚れた寅さんは、結婚しているも別居中という早苗の話を聞いて、励まし力づけました。

1984年公開、第34作『寅次郎真実一路』では、大手証券会社課長の妻・富永ふじ子として登場し、ふじ子が人妻であることを知っていながらも、寅さんはその清楚と美しさに惹かれていきます。

松坂慶子

松坂慶子

松坂慶子は、1967年に「劇団ひまわり」に入団、その後1969年に大映からスカウトされスクリーンデビューします。映画『男はつらいよ』では、第27作・46作にマドンナとして出演。

1981年公開、第27作『浪速の恋の寅次郎』では、芸者・浜田ふみとして登場しています。寅さんは、瀬戸内海の小島で会ったことのある浜田ふみと大阪で再会。大阪で、ふみの身の上話を聞くうちに気持ちも動いていきました。

1993年公開、第46作『寅次郎の縁談』では、瀬戸内海の志々島に暮らす坂出葉子として登場。寅さんは、家を飛び出し志々島にいるさくら(倍賞千恵子)の長男を連れ戻しに行きます。そこで葉子に出会い恋に落ちてしまいました。

3位:3回、竹下景子

竹下景子

竹下景子は、1973年にNHKドラマ『波の塔』で女優として本格的に女優デビューします。その後は、バラエティー番組に出演したりと、幅広く活動するようになります。映画『男はつらいよ』では、第32作・38作・41作にマドンナとして出演しています。

1983年公開、第32作『口笛を吹く寅次郎』では、寺の和尚の娘・石橋朋子として登場。和尚に気に入られ寺に住み着くようになった寅さんは、朋子と出会い、恋の虜になってしまいます。

1987年公開、第38作『知床慕情』では、北海道の知床に暮らす獣医の娘・りん子として登場し、東京から知床に帰ってきたりん子とばったり出くわした寅さん。その後胸をときめかすようになっていきます。

1989年公開、第41作『寅次郎心の旅路』では、オーストリアのウィーンでツアーガイドをする江上久美子として登場。ウィーンで出会った2人は日本の話に花を咲かせながら楽しい時間を過ごします。

2位:4回、浅丘ルリ子

浅丘ルリ子

浅丘ルリ子は、1954年に映画『緑はるかに』で女優デビューしました。映画『男はつらいよ』では、第11作・15作・25作・48作にマドンナとして出演します。

1973年公開、第11作『寅次郎の忘れな草』では、旅回りのキャバレー歌手の松岡リリーとして出演しました。1975年公開、第15作『寅次郎の相合傘』でも、前作と同じく松岡リリーとして登場。別れと再会を繰りかえしながらも寅さんとリリーは、良い関係になっていきます。

1980年公開、第25作『寅次郎ハイビスカスの花』は、松岡リリーの完結編となります。好き合いながらも順調に進まない寅次郎との恋が描かれました。1995年公開、第48作『寅次郎紅の花』では、夫婦同然のように暮らす寅さんとリリーが登場します。2人の関係がどう描かれるのか注目されました。

1位:5回、後藤久美子

後藤久美子

後藤久美子は、1986年にNHK『テレビの国のアリス』のヒロイン役で女優デビュ。その後、モデルとしても活動しています。

映画『男はつらいよ』では、第42作・43作・44作・45作・48作にマドンナとして出演。5作とも、さくらの長男・満夫(吉岡秀隆)のマドンナ役・及川泉として登場しています。

タイトルはそれぞれ、第42作『ぼくの伯父さん』、第43作『寅次郎の休日』、第44作『寅次郎の告白』、第45作『寅次郎の青春』、第48作『寅次郎紅の花』です。

満夫の高校時代の初恋の相手でもある泉、満夫の一途な想いや、恋への進展などといった2人の関係も見所です。映画では、主人公の寅さんの恋と同時進行で満夫と泉の恋模様が描かれていきます。