2024年1月9日更新

『男はつらいよ』キャストの現在と歴代マドンナ一覧!亡くなった俳優も?

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男はつらいよ
©1976 松竹株式会社

50年続いた下町人情喜劇『男はつらいよ』には、たくさんのマドンナが出演しています。この記事では『男はつらいよ』に出演したマドンナと、出演回数のランキングを紹介。 寅さんを夢中にさせるマドンナ役は誰が演じていたのか要チェックですよ。

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『男はつらいよ』キャスト一覧

車虎次郎 渥美清
車竜造 森川信
車つね 三崎千恵子
諏訪さくら 倍賞千恵子
諏訪博 前田吟
タコ社長 太宰久雄
御前様 笠智衆
源公 佐藤蛾次郎

『男はつらいよ』亡くなったキャストは誰?

1969年に第1作が公開された『男はつらいよ』では、亡くなったキャストもいます。 『男はつらいよ』になくてはならない源公を演じていた佐藤蛾次郎は、2022年に亡くなりました。源公はどこにでも顔を出し、寅さんの醜態を嗅ぎつける能力を持った人物。寅さんに見つかって頭をこづかれる愛すべきキャラクターです。

『男はつらいよ』歴代マドンナ一覧

第1作 光本幸子
第2作 佐藤オリエ
第3作 新珠三千代
第4・36作 栗原小巻
第5作 長山藍子
第6作 若尾文子
第7作 榊原るみ
第8作 池内淳子
第9・13作 吉永小百合
第10作 八千草薫
第11・15・25・48・49作 浅丘ルリ子
第12作 岸惠子
第14作 十朱幸代
第16作 樫山文枝
第17作 太地喜和子
第18作 京マチ子
第19作 真野響子
第20作 藤村志保
第21作 木の実ナナ
第22・34作 大原麗子
第23作 桃井かおり
第24作 香川京子
第26作 伊藤蘭
第27・46作 松坂慶子
第28作 音無美紀子
第29作 いしだあゆみ
第30作 田中裕子
第31作 都はるみ
第32・38・41作 竹下景子
第33作 中原理恵
第35作 樋口可南子
第37作 志穂美悦子
第39作 秋吉久美子
第40作 三田佳子
第42・43・44・45・48作 後藤久美子
第42作 檀ふみ
第43作 夏木マリ
第44作 吉田日出子
第45作 風吹ジュン
第47作 かたせ梨乃

『男はつらいよ』歴代マドンナの出演回数ランキング

1位:後藤久美子(5回)

『男はつらいよ ぼくの伯父さん』
©1989 松竹株式会社

後藤久美子は、1986年にNHK『テレビの国のアリス』のヒロイン役で女優デビュ。その後、モデルとしても活動しています。 映画『男はつらいよ』では、第42作・43作・44作・45作・48作にマドンナとして出演。5作とも、さくらの長男・満夫(吉岡秀隆)のマドンナ役・及川泉として登場しています。 タイトルはそれぞれ、第42作『ぼくの伯父さん』、第43作『寅次郎の休日』、第44作『寅次郎の告白』、第45作『寅次郎の青春』、第48作『寅次郎紅の花』です。 満夫の高校時代の初恋の相手でもある泉、満夫の一途な想いや、恋への進展などといった2人の関係も見所です。映画では、主人公の寅さんの恋と同時進行で満夫と泉の恋模様が描かれていきます。

2位:浅丘ルリ子(4回)

『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』
©1975 松竹株式会社

浅丘ルリ子は、1954年に映画『緑はるかに』で女優デビューしました。映画『男はつらいよ』では、第11作・15作・25作・48作にマドンナとして出演します。 1973年公開、第11作『寅次郎忘れな草』では、旅回りのキャバレー歌手の松岡リリーとして出演しました。1975年公開、第15作『寅次郎の相合傘』でも、前作と同じく松岡リリーとして登場。別れと再会を繰りかえしながらも寅さんとリリーは、良い関係になっていきます。 1980年公開、第25作『寅次郎ハイビスカスの花』は、松岡リリーの完結編となります。好き合いながらも順調に進まない寅次郎との恋が描かれました。1995年公開、第48作『寅次郎紅の花』では、夫婦同然のように暮らす寅さんとリリーが登場します。2人の関係がどう描かれるのか注目されました。

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3位:竹下景子(3回)

竹下景子は、1973年にNHKドラマ『波の塔』で女優として本格的に女優デビューします。その後は、バラエティー番組に出演したりと、幅広く活動するようになります。映画『男はつらいよ』では、第32作・38作・41作にマドンナとして出演しています。 1983年公開、第32作『口笛を吹く寅次郎』では、寺の和尚の娘・石橋朋子として登場。和尚に気に入られ寺に住み着くようになった寅さんは、朋子と出会い、恋の虜になってしまいます。 1987年公開、第38作『知床慕情』では、北海道の知床に暮らす獣医の娘・りん子として登場し、東京から知床に帰ってきたりん子とばったり出くわした寅さん。その後胸をときめかすようになっていきます。 1989年公開、第41作『寅次郎心の旅路』では、オーストリアのウィーンでツアーガイドをする江上久美子として登場。ウィーンで出会った2人は日本の話に花を咲かせながら楽しい時間を過ごします。

4位:2回(同率4名)

栗原小巻

栗原小巻は、1963年に劇団俳優座に入り、舞台を主軸に活動します。1964年にドラマ『虹の設計』でデビューしてからは、ドラマ・映画の出演を重ねました。 映画『男はつらいよ』では、第4作・36作にマドンナとして出演します。 1970年公開、第4作『新・男はつらいよ』では、寅さんの部屋に下宿する幼稚園の先生・宇佐美春子を演じます。帰郷した寅さんが春子に出会い恋に落ちるのです。 1985年公開、第36作『柴又より愛をこめて』では、式根島の小学校に勤める島崎真知子先生を演じます。夫婦関係に嫌気が差して家出したあけみ(美保純)を連れ戻すため足を運んだ式根島で真知子先生に一目惚れをしてしまいました。

吉永小百合

吉永小百合は、1957年にラジオドラマ『赤胴鈴之助』でデビューします。その後、女優として活動し数々のドラマや映画への出演を重ねています。 映画『男はつらいよ』では、第9作・13作にマドンナとして出演。 1972年公開、第9作『柴又慕情』では、著名な小説家高見の娘・歌子として登場。旅先で出会った旅行客のひとり、歌子と出会った寅さんは、一緒に記念写真を撮ることをきっかけに心惹かれました。 1974年公開、第13作『寅次郎恋やつれ』は、『柴又慕情』の続編です。歌子と再会した寅さん。前作で別の男性と結婚した歌子は、夫を早々に亡くし未亡人となったことを話します。そんな歌子を元気づけるために、とらやへ招待し、久しぶりに楽しい時間を過ごすようになりました。

大原麗子

大原麗子は、1964年にドラマ『幸福試験』で女優デビューします。映画『男はつらいよ』では、第22作・34作にマドンナとして出演しました。 1978年公開、第22作『噂の寅次郎』では、とらやを手伝う荒川早苗として登場。彼女の美しさに惚れた寅さんは、結婚しているも別居中という早苗の話を聞いて、励まし力づけました。 1984年公開、第34作『寅次郎真実一路』では、大手証券会社課長の妻・富永ふじ子として登場し、ふじ子が人妻であることを知っていながらも、寅さんはその清楚と美しさに惹かれていきます。

松坂慶子

松坂慶子は、1967年に「劇団ひまわり」に入団、その後1969年に大映からスカウトされスクリーンデビューします。映画『男はつらいよ』では、第27作・46作にマドンナとして出演。 1981年公開、第27作『浪花の恋の寅次郎』では、芸者・浜田ふみとして登場しています。寅さんは、瀬戸内海の小島で会ったことのある浜田ふみと大阪で再会。大阪で、ふみの身の上話を聞くうちに気持ちも動いていきました。 1993年公開、第46作『寅次郎の縁談』では、瀬戸内海の志々島に暮らす坂出葉子として登場。寅さんは、家を飛び出し志々島にいるさくら(倍賞千恵子)の長男を連れ戻しに行きます。そこで葉子に出会い恋に落ちてしまいました。

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『男はつらいよ』キャスト一覧!今も活躍するマドンナたちが勢ぞろい

今観ても楽しめる『男はつらいよ』には、たくさんのキャストが登場します。今も第一線で活躍するマドンナたちが勢ぞろいしていますので、寅さんを惚れさせる魅力をチェックしてみてくださいね。マドンナたちの美貌に魅了されてしまいますよ。