「ルパン三世」映画&TVスペシャルおすすめランキング あの名作は一体何位?
ルパン三世の劇場版は、1978年に第一作『ルパン三世 ルパンVS複製人間』が公開。以降、番外編となる『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』を合わせ数々の名作が生み出されています。 また、テレビシリーズを放送していた日本テレビでは、不定期に長編作品であるTVスペシャルを放送。2018年までに25作が製作・放送され、人気を保ちつづけています。 この記事では、それぞれの作品をCiatrでの評価★数をもとに、ランキング形式で紹介しましょう。
タップできる目次
- 第35位 『ルパン三世 princess of breeze 〜隠された空中都市〜』(TVスペシャル第24作 2013年)
- 第34位 『ルパン三世 the last job』(TVスペシャル第21作 2010年)
- 第33位 『ルパン三世 sweet lost night 〜魔法のランプは悪夢の予感〜』(TVスペシャル第20作 2008年)
- 第32位 『ルパン三世 東方見聞録 〜アナザーページ〜』(TVスペシャル第23作 2012年)
- 第31位 『ルパン三世 霧のエリューシヴ』(TVスペシャル第19作 2007年)
- 第30位 『ルパン三世 イタリアン・ゲーム』(TVスペシャル第25作 2016年)
- 第29位 『ルパン三世 天使の策略〜夢のカケラは殺しの香り〜』(TVスペシャル第17作 2005年)
- 第28位 『ルパン三世 ハリマオの財産を追え!!』(TVスペシャル第7作 1995年)
- 第27位 『ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ』(TVスペシャル第18作 2006年)
- 第26位 『ルパン三世 血の刻印 〜永遠のMermaid〜』(TVスペシャル第22作 2011年)
- 第25位 『ルパン三世 盗まれたルパン〜コピーキャットは真夏の蝶〜』(TVスペシャル第16作 2004年)
- 第24位 『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』(映画版第3作 1985年)
- 第23位 『ルパン三世 ルパン暗殺指令』(TVスペシャル第5作 1993年)
- 第22位 『ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO's Unlucky Days〜』(TVスペシャル第11作 1999年)
- 第21位 『ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え』(TVスペシャル第3作 1991年)
- 第20位 『ルパン三世 ロシアより愛をこめて』(TVスペシャル第4作 1992年)
- 第19位 『ルパン三世 風魔一族の陰謀』(映画第4作 1987年)
- 第18位 『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』(映画第6作 1996年)
- 第17位『ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密』(TVスペシャル第8作 1996年)
- 第16位 『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』(TVスペシャル第2作 1990年)
- 第15位 『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』(TVスペシャル第10作 1998年)
- 第14位 『ルパン三世 アルカトラズコネクション』(TVスペシャル第13作 2001年)
- 第13位 『ルパン三世 1$マネー・ウォーズ』(TVスペシャル第12作 2000年)
- 第12位 『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』(TVスペシャル第6作 1994年)
- 第11位 『ルパン三世 バイバイ・リバティ・危機一髪』(TVスペシャル第1作 1989年)
- 第10位 『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』(映画第5作 1995年)
- 第9位 『ルパン三世VS名探偵コナン』(TVスペシャル特別編 2009年)
- 第8位 『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』(映画番外編 2013年)
- 第7位 『ルパン三世 ルパンVS複製人間』(映画第1作 1978年)
- 第6位 『ルパン三世 ワルサーP38』(TVスペシャル第9作 1997年)
- 第5位 『ルパン三世 お宝返却大作戦!!』(TVスペシャル第15作 2003年)
- 第4位 『ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト』(TVスペシャル第14作 2002年)
- 第3位 『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』(映画第8作 2017年)
- 第2位 『ルパン三世 カリオストロの城』(映画第2作 1979年)
- 第1位 『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』(映画第7作 2014年)
- あなたのお気に入りのルパン映画・TVスペシャル作品は?
第35位 『ルパン三世 princess of breeze 〜隠された空中都市〜』(TVスペシャル第24作 2013年)
シャハルタの隠された秘宝を巡って利権を牛耳ってる悪党と戦う。飛空挺、空、大気の乱れなどジブリの天空の城ラピュタに影響を受けてるんじゃないかな?って思う部分が結構あった。風景がとても素敵で最近のアニメは本当に絵が綺麗。
長年鎖国されていたシャルハタ共和国を舞台に、その秘宝をめぐりルパンファミリーとシャルハタの実権を握ったグローバル企業“ワールド・リユース・サービス”との争奪戦が展開される本作。 作品全体でのCGの比率が高く、「ルパン三世」シリーズで初めてカーチェイスシーンにもCGが用いられました。 また、次作の『ルパン三世 イタリアン・ゲーム』はテレビ第4シリーズをベースとしているため、赤ジャケットを着たルパンは、2019年1月現在本作が最後となっています。
第34位 『ルパン三世 the last job』(TVスペシャル第21作 2010年)
かつて日本から送られた“地獄如来像”をナチスドイツの保養施設から盗み出したルパン。しかし、同じく像を狙うモルガーナに襲撃され、ルパンを追っていた銭形が命を落としてしまいました。 銭形の弔い合戦に“地獄如来像”に秘められたさらなるお宝争奪戦を繰り広げるルパンファミリーとモルガーナ、そしてインターポールの神楽坂飛鳥。それぞれの思惑が交錯するお宝争奪戦がスタートします。 TVスペシャルとしては、五ヱ門役を井上真樹夫、不二子役を増山江威子、銭形役を納谷悟朗が務めた最後の作品となりました。
第33位 『ルパン三世 sweet lost night 〜魔法のランプは悪夢の予感〜』(TVスペシャル第20作 2008年)
魔法のらんぷと美女の秘密!ルパンはいつもハッピーエンドでいいね!
不二子の頼みでどんな願いも叶うという“魔法のランプ”を手に入れたルパン。しかし、銭形の妨害により次元との待ち合わせ場所にたどり着くことができませんでした。冗談半分にランプをこすったところ、魔人を名乗る美女が現れ、人生の半分を失う代わりに願いを叶えてくれると言います。その条件を聞いたとたん、ルパンは見知らぬ場所におり、半日の記憶を失っていました……。 本作では、ゲスト声優に銭形警部役の納谷悟朗の実弟である納谷六朗が出演しています。
第32位 『ルパン三世 東方見聞録 〜アナザーページ〜』(TVスペシャル第23作 2012年)
日本の平泉が舞台になっていて嬉しい。中尊寺の描き方も良く再び行ってみたくなった。五右衛門の風呂場に閉じ込められたシーンはいつものイメージと違うのでクスっとしてしまう。
五右衛門がキャラ崩壊ぎみ?日本が舞台なのは新鮮だった。
マルコ・ポーロが記した「東方見聞録」をテーマとした本作では、殺人犯の汚名を着せられたルパンと次元がイタリアから日本へ逃亡するロードムービー的な展開と、日本での五ヱ門の修行という二つの軸でストーリーが展開していきます。 エンディングテーマは、シンガーソングライターのDOUBLEによる歌入りの『ルパン三世 愛のテーマ』が使用されました。
第31位 『ルパン三世 霧のエリューシヴ』(TVスペシャル第19作 2007年)
ルパン三世では珍しいタイムスリップもの。 ただその設定を生かしきれていない部分が多く、 コメディ路線で行くかシリアス路線でいくのか もう少しどちらかに寄せてもよかったような気がする。
原作者モンキー・パンチの生まれ故郷である北海道浜中町を舞台とした本作は、原作漫画およびテレビシリーズにも登場した魔毛狂介と同名のキャラクターが敵として登場。 テレビ第1シリーズ第13話「タイムマシーンに気をつけろ!」をベースとはしていますが、リメイクではなく、随所に過去のシリーズ作品のオマージュが散りばめられたオリジナル作品となっています。 本作では不二子はタイムスリップしなかったために出番は少なく、代わりに彼女の先祖であるお不三が活躍します。
第30位 『ルパン三世 イタリアン・ゲーム』(TVスペシャル第25作 2016年)
テレビシリーズをつなぎ合わせた感じでルパンファンとしては物足りない。おちゃらけてるルパンもここぞの場面はやっぱりカッコ良いし一味のチームワークは安定的。レベッカ長編初登場。
2015年10月から放送が開始された「ルパン三世」テレビ第4シリーズをベースとした本作は、テレビシリーズとTVスペシャルが同時期に放送された初の事例となりました。 ルパンと偽装結婚した大富豪レベッカ・ロッセリーニとその執事ロブ、元MI-6諜報部員の二クスらテレビシリーズの準レギュラーキャラクターも登場。天才詐欺師をして名を馳せたカリオストロ伯爵の遺産をめぐり、“仮面伯爵”と名乗る人物との心理戦・争奪戦を描きます。 ちなみに、本作に登場するカリオストロ伯爵は18世紀のヨーロッパに実在したアレッサンドロ・ディ・カリオストロであり、『ルパン三世 カリオストロの城』の敵役ラザール・ド・カリオストロとは別人です。
第29位 『ルパン三世 天使の策略〜夢のカケラは殺しの香り〜』(TVスペシャル第17作 2005年)
あまり人を殺さないルパン一味も今回は皆殺しだったね(笑)
ロズウェル事件で墜落したUFOのかけら“オリジナルメタル”をめぐって、ルパンファミリーと女だけの組織“ブラッディエンジェルス”の攻防戦を描く本作。 ルパン・次元・五ヱ門・不二子・銭形が一致団結して戦う珍しいシーンが描かれるなど、シリーズでも異例の事柄が複数盛り込まれた作品になっています。
第28位 『ルパン三世 ハリマオの財産を追え!!』(TVスペシャル第7作 1995年)
第二次世界大戦中、マレー半島で大暴れした強盗団のボス、ハリマオが残したとされる時価800億ドルといわれる財宝。その財宝のありかが隠されている三体の像を狙うルパンに立ちはだかるのは、あの「007」のモデルにもなったというイギリス貴族のアーチャー卿。 そこへカルト軍団ネオ・ヒムラーの陰謀が絡み、敵味方入り乱れる大混戦の様相を呈していきます。 映画『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』で代役を務めた栗田貫一が、本作から正式にルパン役に就任しました。
第27位 『ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ』(TVスペシャル第18作 2006年)
巨大なダイアモンド“女神の涙”をめぐり、競馬場の売り上げ強奪計画を立てるルパンファミリー。その計画実行までの7日間を描く本作。 悪事を働いている父親から“女神の涙”を盗んで欲しいと少女ミシェルから依頼を受けたルパン、かつての戦友ライアットと組んで、傭兵時代の隊長であるミシェルの父親に目に物見せてやろうとする次元、そしてダイヤを狙う不二子と五ヱ門のコンビがそれぞれに描かれます。 ルパンファミリーが珍しく、バラバラに行動するストーリーとなっています。
第26位 『ルパン三世 血の刻印 〜永遠のMermaid〜』(TVスペシャル第22作 2011年)
#eiga #movie 絵や声が知ってるものと違って少し違和感を感じつつの鑑賞。ヒロインがジブリっぽくて可愛い。まさかのSF設定も上手く回収されて良かった。ただルパン作品とは思えないほどの残虐シーンがあって食い入るように見てしまった...なんのために泥棒をやっているのか?ルパン自身が答えを見つけるラストにほっこり。
ルパン祭り、昼の映画天国でもやってました! いつも出てくるヒロイン女性が今回は、姫でもお様でもなく、強くもなく、でも無敵っていう結構好きなタイプでした。 最後は怪物出てくるわ、神様みたいなん出てくるわであり得ないんだけど、怖くて、神秘的で見入ってしまいました。 立て続けでルパンばっかり見たけど、どれもそれなりにおもしろかったし、これからも、ルパンは見続けるだろうな。
ルパン三世アニメ化40周年記念作品。映画『ルパン三世VS名探偵コナン』にひきつづき、テレビシリーズでも本作から五右衛門役に浪川大輔、不二子役に沢城みゆき、銭形役に山寺宏一にバトンタッチされたことでも話題になりました。 「炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜」から13年ぶりに現代の日本が舞台となった本作。不老不死の力をもつとされる人魚伝説の鍵を握る幻の宝石“人魚の鱗”をめぐって、冷酷な医療機器メーカー社長・氷室との攻防戦が繰り広げられます。
第25位 『ルパン三世 盗まれたルパン〜コピーキャットは真夏の蝶〜』(TVスペシャル第16作 2004年)
かつてアルカトラズ連邦刑務所から脱獄したマルコヴィッチという男に不二子を人質に取られたルパン。彼の要求で、それを手に入れた者全てが謎の死を遂げるという魔の宝石“ブルズ・アイ”を盗み出します。 ルパンと“ブルズ・アイ”争奪戦を繰り広げる女泥棒ベッキーの正体や、魔の宝石の秘密をめぐってルパンファミリーが活躍します。 本作では、一部TVスペシャル『ルパン三世 アルカトラズコネクション』とのつながりも見られ、基本的に1作で完結している本シリーズでは珍しいものとなっています。
第24位 『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』(映画版第3作 1985年)
バビロンの黄金をめぐる、ルパン達とマフィアのボス・マルチアーノ、そして謎の老婆ロゼッタが争奪戦を繰り広げる物語。映画版の前二作とは雰囲気が変わり、遊び要素が強い作品となっています。 また本作は、映画版では初代のルパン声優、山田康雄がルパンを演じた最後の映画作品となりました。 当初、映画2作目『ルパン三世 カリオストロの城』で監督を務めた宮崎駿の推薦で、押井守が監督を務める予定でしたが、実現しなかったという裏話も。
第23位 『ルパン三世 ルパン暗殺指令』(TVスペシャル第5作 1993年)
ルパン専属捜査を解任され、武器密売組織“ショット・シェル”の解体の命を受けた銭形。やけ酒をあおる銭形に変わって組織の解体と、その金を奪うことを決意したルパンファミリーは、新たにルパン専属捜査官となったICPOのキースに命を狙われながらも、仕事を決行します。そこに、ロシア屈指の物理学者カレンと次元の過去が複雑に絡まり合い、大混戦の様相を呈していき……。 前作「ロシアより愛をこめて」の視聴率が今ひとつだったため、最後のTVスペシャルとして製作。しかし、本作が好評だったためTVスペシャルの続行が決まりました。
第22位 『ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO's Unlucky Days〜』(TVスペシャル第11作 1999年)
1492年、クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸に到達した際に、偶然発見した無限の力を持つという財宝。そのありかをしめした「コロンブス・ファイル」をルパンに盗み出させた不二子。 しかし、ある人物の襲撃を受けファイルは焼失、内容を暗記したという不二子は記憶喪失となってしまいました。不二子を保護したトレジャーハンターのロザリア、某国化学長官とその手先ナザロフ、そしてルパン一味による三つ巴の不二子争奪戦がはじまります。 TVスペシャルとしては珍しく、ルパンと不二子しか登場しないオープニングとなっています。
第21位 『ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え』(TVスペシャル第3作 1991年)
本作は、本放送年の初頭に起こった湾岸戦争集結に伴う各国の財政難を背景としています。 ルパンの祖父アルセーヌ・ルパンが残したという“ルパン帝国”の財宝のありかが書かれているという“ナポレオンの辞書”。クラシックカー・レースの優勝商品となったこの辞書をめぐって、ルパン一味と多国籍軍の争奪戦を描きます。 「ルパン三世」のTVシリーズでは初めて監督を置かないという手法がとられた本作では、前2作を監督した山崎統が監修として参加しています。
第20位 『ルパン三世 ロシアより愛をこめて』(TVスペシャル第4作 1992年)
「007」シリーズの同名作品に由来するタイトルを冠した本作。 旧ロシア帝国を支配したロマノフ王朝の隠し財産である500トンもの金塊をめぐって、ルパン一味と怪僧ラスプーチンの孫・ラスプートンとの金塊争奪戦が展開されます。また、金塊を執拗に狙う謎の美女ジュディの目的とは……? ヒロインに恋する五ヱ門の名ゼリフ「いくつになっても、何年修行をしても、恋は素晴らしい」が聞けるのは本作です。
第19位 『ルパン三世 風魔一族の陰謀』(映画第4作 1987年)
もともとはOVAとして製作されましたが、ビデオの販売に先駆けて劇場公開されました。 「ニュー・ルパン」としてメインキャラクターの声優陣が総入れ替えされ、賛否両論を巻き起こした本作。音楽の面でも「ルパン三世のテーマ」が使用されていないなど、他と比べて特徴的な作品です。 戦国時代に活動していた忍者集団“風魔一族”を題材とした本作のヒロインである紫は、五ヱ門の婚約者で、メインキャラクターとゲストキャラクターが最初からはっきりとした関係にあるという珍しいケースでもあります。
第18位 『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』(映画第6作 1996年)
漫画原作者のモンキー・パンチ氏が初めて監督を担当した作品で、他の作品に比べ、キャラクター達が最も原作に近く描かれています。おちゃらけた感じは影を潜め、登場人物全員がとにかくかっこいいと評判に。 また、映画としては五ヱ門役の井上真樹夫、不二子役の増山江威子、銭形役の納谷悟朗の最後の出演作となりました。 首狩り将軍が統治するズフ国。将軍は国王が隠したという財宝を狙っていましたが、発見することができずにいました。そこへルパンが同じく財宝を狙っているという情報が。ルパンには“生死を問わず”100万ドルの懸賞金がかけられ、銭形やズフ国警察、さらには賞金稼ぎからも追われることになってしまいます。
第17位『ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密』(TVスペシャル第8作 1996年)
架空の民族ゲルト族の財宝の鍵となるダイアモンド“トワイライト”をめぐって、ルパンはゲルト族復興を目指す勢力と手を組み、ICPOの新任本部長率いるイゴ族との争奪戦を演じます。 「栗貫ルパンの完成」をテーマに掲げた本作では、変装したルパンが古畑任三郎や志村けんなどのものまねを披露するなど、栗田貫一でなければできないシーンが見られる貴重な作品です。 また、「デフォルトのルパンの魅力をすべて外してみる」試みがなされた作品でもあり、ルパンは青いシャツにノーネクタイ、白いスーツという他作品では見られない姿になっています。
第16位 『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』(TVスペシャル第2作 1990年)
泥棒業界で謎として語り継がれてきたアーネスト・ヘミングウェイの未完成原稿“ヘミングウェイ・ペーパー”。莫大な財宝のありかが記されているとされるその原稿をめぐって、ルパン、コンサノ、カルロスの三者による争奪戦がはじまります。 1990年の本作以降、「ルパン三世」の新作TVスペシャルはすべて、金曜ロードショー枠内で放送されるようになりました。
第15位 『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』(TVスペシャル第10作 1998年)
徳川幕府の埋蔵金の鍵を握る、最後の将軍徳川慶喜の2枚の肖像画。この肖像画をめぐる青年実業家マイケル・スズキとルパンの1週間にわたる争奪戦が描かれます。 TVスペシャルとしては珍しく、銭形警部の活躍を主軸とした作品で、銭形の敏腕警部としての姿を見ることができます。 また、本作の舞台は日本。当時新たな観光地として注目を集めていたお台場が登場し、レインボーブリッジやフジテレビ社屋のほか、国際展示場やゆりかもめが描かれています。
第14位 『ルパン三世 アルカトラズコネクション』(TVスペシャル第13作 2001年)
モンキー・パンチの漫画『新ルパン三世』サンフランシスコ編のゲストキャラクターや各種設定をそのまま流用している「アルカトラズコネクション」。2016年までに放送されたTVスペシャルで漫画をベースとしているのは本作のみです。 サンフランシスコ沖の海底に眠る沈没船の金塊をめぐって、ルパンファミリーと秘密結社“シークレット・セブン”が争奪戦が描かれます。
第13位 『ルパン三世 1$マネー・ウォーズ』(TVスペシャル第12作 2000年)
これまでナポレオン、レーニン、ヒトラーなど歴史的指導者の手を渡り歩き、手にした者は「世界の王」になれるといわれれる「幸運のブローチ」。ITバブルに沸くアメリカを舞台に、ブローチをめぐってルパンと新興投資銀行の頭取・シンシアが争奪戦を繰り広げます。 ルパンがノートパソコンを使ったり、社会的地位の高い女性の悪役など、現代的な要素が盛り込まれている本作。 また、前半に登場するスバル360は、飛行機に変形したりカーチェイスを繰り広げたりと活躍しますが、ドアの開き方が実車と違うなど、メカ好きには楽しい演出もあります。
第12位 『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』(TVスペシャル第6作 1994年)
アルセーヌ・ルパンが唯一窃盗に失敗した“龍の置物”をめぐって、ルパン一味と陳珍忠ひきいる香港マフィアの争奪戦が描かれます。さらに、五ヱ門の斬鉄剣の秘密も明らかに。 TVスペシャルで歴代1位の視聴率を獲得した本作は、23年半ルパン三世を演じてきた山田康夫の事実上の遺作となりました。
第11位 『ルパン三世 バイバイ・リバティ・危機一髪』(TVスペシャル第1作 1989年)
映画『ルパン三世 風魔一族の陰謀』の翌年、映画で一新されたキャストを元に戻して製作された本作。当時普及しつつあったコンピュータでの情報管理を題材に、仕事がやりずらくなった現代社会でルパンが試行錯誤する様子が描かれます。 コンピュータによる高度情報化社会を背景に、データを使用者が自由に書き換えることが可能なコンピュータウィルス“ニューウィルス”をめぐる秘密結社の陰謀に挑むルパンファミリー。 パソコンを自在に操る少年マイケルとともにウィルスの謎に迫りながら、世界最大のダイヤモンド“スーパーエッグ”を狙います。
第10位 『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』(映画第5作 1995年)
前作『ルパン三世 風魔一族の陰謀』から8年ぶりに製作された劇場版第5作。世界最大のビル「アースビル」の最上階に保管された“失われた予言書”をめぐって、新興宗教集団「ノストラダムス教団」との争奪戦を繰り広げます。 本作製作中、アフレコ直前にルパン役の山田康雄氏が急逝。それまで「ものまね」として知られていた栗田貫一氏が急遽代役を務め、以降の作品でも栗田貫一氏がルパンを演じることになりました。
第9位 『ルパン三世VS名探偵コナン』(TVスペシャル特別編 2009年)
日本テレビ開局55周年、読売テレビ開局50周年を記念して製作されたクロスオーバー作品。 「ルパン」「コナン」双方の主要キャラクターが総出演し話題となった本作は、“VS”とは銘打っているものの、実際にはルパンとコナン、そして双方の仲間が協力・共闘する場面が多い作品となっています。 「ルパン三世」シリーズに多く見られる架空の王国を舞台に、コナンが推理で犯人を追い詰めていくというストーリーに、不二子のお色気シーンやコナンのスケボーによるカーチェイスなど、双方のお約束のシーンも盛り込まれました。
第8位 『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』(映画番外編 2013年)
4年前に製作・放送されたTVスペシャル『ルパン三世VS名探偵コナン』につづくコラボレーション作品。双方の主要キャラクターが再び一堂に会し、夢の共演を果たしました。 本作は、日本テレビ開局60周年、読売テレビ開局55周年、『ルパン三世』連載45周年、『名探偵コナン』連載20周年記念作品でもあります。 秘宝チェリーサファイアを強奪したルパン達の計画を阻止するため、コナンが推理で挑みます。
第7位 『ルパン三世 ルパンVS複製人間』(映画第1作 1978年)
1978年公開の劇場版第1作。永遠の命をもたらす「賢者の石」やクローン技術をテーマとし、「ルパン三世」シリーズとしては珍しいSF色の強い作品となっています。 当時テレビ放映中だったアニメ第2シリーズが幅広い年齢層向けだったのとは対照的に、ハードボイルドで大人向けのキャラクター設定。敵役の「マモー」は、その凶悪さと見た目のインパクトで観た人の印象に強く残るキャラクターとして、今も知られています。
第6位 『ルパン三世 ワルサーP38』(TVスペシャル第9作 1997年)
近年のTVスペシャルには見られないダークな作風で見ごたえあり。結果ルパンは解毒剤を作れたのか?
チンピラの相棒の名前忘れちゃった。あのシーンは友情っていいなと込み上げるものがありました。空……現実的にムリ過ぎるだろ!
ルパン三世生誕30周年記念作品である本作には、1997年当時、TVスペシャル史上最高額の制作費が投じられました。 ルパンは劇場版1作目『ルパン三世 ルパンVS複製人間』と同様に、赤ジャケットと黒いシャツに黄色のネクタイ、黒のパンツという出で立ちです。 またコミカルなシーンは少なめで、緊張感のあるダークな作風と流血表現・暴力シーンが多いのも特徴。 ルパンが過去に愛用し、何者かに奪われたシルパーメタリックのワルサーP38(現在は黒を愛用)をめぐって、謎の暗殺集団「タランチュラ」と、銃を奪った人物の謎に迫ります。
第5位 『ルパン三世 お宝返却大作戦!!』(TVスペシャル第15作 2003年)
ライバルだった老泥棒マークの遺言により、ある秘密をもつ“トリック・ダイヤ”を手に入れるため、彼の盗んだ品物を元あった場所に返却することになったルパンと次元。 そこへ、グルジアマフィアのイワン・クロコビッチ(通称ラッツ)が立ちはだかります。 本作では、テレビシリーズで使用されていたタイプライターによるタイトル打ちが復活しました。
第4位 『ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト』(TVスペシャル第14作 2002年)
この集団、渋すぎる…
ルパン三世の最近の映画の中ではまあまあ良い感じの映画。
過去のテレビシリーズやTVスペシャルから、演出やセリフの引用が多く見られる本作。「炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜」以来4年ぶりに銭形の十手の登場や、不二子のヘアカラーが過去パートと現在パートで違うなど、珍しい描写も見ることができます。 第二次世界大戦中に各国諜報部が探し求めた特殊金属「クラム・オブ・ヘルメス」とその製造方法が書かれた錬金術書の争奪戦を軸に、ルパンファミリーの“最初の出会い(ファーストコンタクト)”が描かれます。
第3位 『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』(映画第8作 2017年)
60年代の日本。侠客の親分に腕を買われ可愛がられる五ェ門。宿敵ルパン一味のいざこざに巻き込まれ不運にも親分は絶命。その原因の殺し屋と刀を交えるが五ェ門は慢心から打ちひしがれる「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」ブルク76。短いながら物語はしっかり完結、大傑作だ!2017年2月8日 原作を知らない私から。良い意味でTVサイズ。グリーンのジャケをしっかり据えて各色すべて良さを包括する。60年代に映画化されていればこうなったんじゃあなど想像がふくらむ。最高だ!
次元大介編の方が好みだったけどさすが五右衛門は渋さ全開。絵といい内容といい大人ルパンを楽しむことができる(コミカル要素が無いのが残念だが)斬鉄剣に対抗できる人間がいるのも不思議な感じではあるし五右衛門の肩から腕にかけて肉がスパッと切れら具合がなかなかエグい。
2012年にテレビ放映されたスピンオフ作品『LUPIN the Third -峰不二子という女-』に続く、『Lupin the Third』シリーズの第3弾になります。 ヤクザの用心棒として雇われていたルパン達に出会う前の石川五ェ門が主人公の作品。自分の腕に過信していた石川五ェ門がルパン達との出会いを通して剣豪として成長していく姿を描いています。
第2位 『ルパン三世 カリオストロの城』(映画第2作 1979年)
宮崎駿の映画初監督作品。ヨーロッパの架空の小国、カリオストロ公国を舞台に、精巧な偽札「ゴート札」を巡る陰謀と、公国の継承者クラリス姫の救出が描かれます。 劇場公開当時の興行成績は第1作に及ばなかったものの、その後のテレビ放映や地方での上映会、宮崎駿監督作品への注目の高まりを経て次第に幅広い人気を獲得。今でも多くのファンを持つ名作として広く知られています。
第1位 『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』(映画第7作 2014年)
2014年公開の劇場版第7作目が名作「カリオストロ」を抑え堂々の一位。2012年にテレビ放映されたスピンオフ作品『LUPIN the Third -峰不二子という女-』に続く、「Lupin the Third」シリーズの第2弾です。 孤高のガンマン、次元大介を主役に、彼がルパン三世と相棒になるまでの物語が描かれています。原作漫画を彷彿とさせる劇画調でハードボイルドな作風で、大人のルパンファンからの評価が高い作品です。
あなたのお気に入りのルパン映画・TVスペシャル作品は?
傑作と名高い「カリオストロ」を抑え、一位に輝いたのはなんと「次元大介の墓標」でした。 あなたのお気に入りの作品は何位にランクインしていたでしょうか?ランキング、とはいっても「ルパン三世」シリーズはどれも面白いものばかり。テレビシリーズにも面白いエピソードは多く、作品によってはルパンたちは全く違った描かれ方をしています。 ぜひ全作品網羅してルパンマスターになってくださいね!