2019年11月30日更新
演技派女優オリヴィア・クックに注目!【『レディ・プレイヤー1』ヒロイン】
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オリヴィア・クックのプロフィール
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オリヴィア・クックは1993年12月27日生まれ、イギリスのグレートマンチェスター州オールダム出身です。
父は警察官、母はセールス業と、俳優の家系ではありませんが、8歳からオールダム・シアター・ワークショップという、地元の放課後プログラムに参加し始めました。
進学したオールダム・シックス・フォーム・カレッジでも、演劇のクラスを選択します。17歳のときに、クラスの公演で『ウェストサイド・ストーリー』のマリアを演じ、その後すぐに、地元のワークショップでも『シンデレラ』のリメイクに出演しました。
Aレベルのクラスが終わる前に、BBCのミニシリーズ『ブラックアウト』出演のため学校を辞めました。
最初の仕事はワン・ダイレクションの同行?
彼女が業界に入って最初に受けた仕事はイギリスの人気アイドルグループ、ワン・ダイレクションの同行だったと本人が語っています。本人は数人のティーンエイジャーの男の子との仕事に乗り気ではなかったそうですが、1日£250という高額なオファを前に首を横には触れなかったといいます。
また、特技を聞かれた彼女は面接官の前で、開脚を披露したそうです。しかしこれを披露した際、足が張ってしまい立てなくなってしまったらしく、役をもらえたのは、面接官が、自身のことをかわいそうに思ってくれたからじゃないかと、オリヴィアは語っています。
オリヴィア・クックの出演映画
『シグナル』(2013)
ハッカーの居場所を突き止めるためネバダ州に出かけたMITの学生ニック(
)は、政府の隔離施設に拉致監禁されてしまいます。職員の説明によると、「なにか」に接触して感染しているために隔離されているとのこと。施設から脱出しようとするニックは謎の力を発動させてしまい……というSFスリラー。
オリヴィア・クックは主人公のガールフレンド、ヘイリーを演じています。
『ザ・クワイエット・ワンズ(原題)』(2014)
超常現象の存在を証明しようとする大学教授と、そのチームの学生がある若い女性を対象に実験を始めるホラー映画。
オリヴィア・クックは実験対象の女性、ジェーン・ハーパー役で出演しています。
『呪い襲い殺す』(2014)
友人の死の原因を探ろうと数人のグループで西洋版こっくりさん「ウィジャボード」を使ったため、恐ろしいことが起こり始めるというホラー映画です。
友人グループのリーダー的存在で、死んだ少女の親友レインをオリヴィア・クックが演じています。
『ミー・アンド・アール・アンド・ザ・ダイイング・ガール(原題)』(2015)
高校生のグレッグは友人のアールと共に名作映画のパロディ・ビデオを作ることを趣味にしていました。ある日、白血病と診断された少女レイチェルと友達になり、彼らの作る作品は変わっていきます。
白血病のレイチェルを演じるために、オリヴィア・クックはスキンヘッドに挑戦しました。
ドラマ『サイコ前章「ベイツ・モーテル」』に出演
ヒッチコック監督のスリラー映画の金字塔『サイコ』の前日譚を描く『ベイツ・モーテル』にも、オリヴィア・クックは出演しています。
オリヴィア・クックの演じるエマ・ディコビーは、嚢胞性線維症を患っている賢い17歳の少女。父親と共にイギリスのマンチェスターから移り住み、父親の経営するアンティークショップの2階に住んでいます。主人公のノーマン・ベイツ(フレディ・ハイモア)に想いを寄せ、よく彼の家の玄関先に現れます。
『サイコ前章「ベイツ・モーテル」』は、2017年のシーズン5まで製作が決まっており、シーズン1から出演しているクックも、次のシーズン4にはひきつづき出演することが発表されています。
スピルバーグ映画のヒロインに決定!
他の若手女優を抑えて役を獲得
巨匠スティーヴン・スピルバーグの手によって映画化されることが決定した『レディ・プレイヤー1』。本作は、スターウォーズオタクを主人公にしたコメディ映画『ファン・ボーイズ』のアーネスト・クラインが執筆した同名小説を基にしたものです。邦訳本は『ゲームウォーズ』のタイトルで出版されています。
その『レディ・プレイヤー1』のヒロイン、Art3minのハンネを名乗るサマンサ・イヴリン・クック役に、オリヴィア・クックが抜擢されました。
同役の候補には、幼い頃からスピルバーグ監督と多く仕事をしてきた
や、『ゴーン・ガール』のローラ・カークの名前もあがっていましたが、オーディションにより見事に役を勝ち取りました。
『レディ・プレイヤー1』のあらすじ
西暦2041年。革新的なコミュニケーション・ネットワークが張りめぐらされた世界はいまや、深刻なエネルギー危機に陥っていた。地球の温度は上昇し、資源は枯渇、植物や動物はどんどん死に絶え、飢餓に苦しむ人々であふれている。多くの人々はそうした現実から逃避するように、〈オアシス〉と呼ばれるコンピュータの仮想世界にのめりこんでいた。 ある日、〈オアシス〉のコンピュータ画面に、突然「ジェームズ・ハリデー死去」のニューステロップが現れた。ジェームズ・ハリデーとは、〈オアシス〉を開発し運営する世界的億万長者、コンピューターゲーム界のカリスマ的存在だ。テロップに続いて、ハリデーの遺書ともいえるビデオメッセージが現れ、〈オアシス〉内に隠したイースターエッグを一番先に見つけたものに、〈オアシス〉を含む遺産のすべてをゆずることが宣言された。 その日から、老若男女問わず、世界中の〈オアシス〉ユーザーが、エッグ探しのハントをはじめた。勝者となるには、ゲームをはじめとするハリデーのあらゆる趣味嗜好に精通していなければならない。彼の残したヒントによると、〈オアシス〉のどこかに3つのキーが隠されているのだが…。引用: sbcr.jp
上記のストーリーを軸に、日本の『機動戦士ガンダム』『新世紀エヴァンゲリオン』、東映版の『
』や、ハリウッドの『ブレードランナー』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ゴーストバスターズ』など80年代ポップカルチャーのパロディやオマージュをふんだんにちりばめた、オタク歓喜間違いなしの作品だそうです。
2017年12月5日からアメリカ公開を予定しているとのこと。日本公開も楽しみですね!
『ライフ・イット・セルフ 未来に続く物語』の名演が光る!
オスカー・アイザック、オリヴィア・ワイルド、ライア・コスタといった豪華キャストが集結した映画『ライフ・イット・セルフ 未来に続く物語』にオリヴィア・クックも出演しています。泣けるヒューマンドラマでの演技が光りました。 ニューヨークに住む、妻を愛し過ぎている夫と若くして両親を亡くした妻。そして悲劇に取りつかれた娘。 スペインの若いカップルと孤独な大富豪。そしてトラウマを抱える息子。 それぞれの人生がある事件によって交差します。 オリヴィア・クックが演じたのは悲劇に取りつかれた娘、ディラン・デンプシー。バンドのボーカルをしている破天荒なキャラクターです。