チャップリンの元気が出る名言10選

2017年7月6日更新

世界三大喜劇王と言われて、時を超えて親しまれているチャールズ・チャップリン。チャップリンは演じるだけでなく、映画監督であり、脚本家であり、とマルチな才能を持ち、また完璧主義者の面もありました。そんなチャップリンの作品から名言を紹介します。

うつむいていたら虹を見つけられないよ

サーカス

『サーカス』は1928年に公開されたのですが、1970年にチャップリンがBGMをつけて再公開しました。その時にチャップリン自身が映画の主題歌を歌いました。タイトルは「Swing High Little Girl(ブランコをこげ、少女よ)」であり、その中の一節がこの名言になっています。どんな時もうつむかないで上を向いて歩こう、というチャップリンのメッセージが込められています。

天国だ!

モダンタイムス

『モダン・タイムス』(1936年)のセリフです。製鉄工場で働くチャーリーはベルトコンベヤの部品のねじを回し、休む間もなく働かされています。ある日浮浪少女と出会い、家を建てようという夢を持って働くことにします。

しかし警察沙汰になるようなことをしてしまい、チャーリーは拘置所に入れられてしまいます。何日かで出てきたチャーリーに少女が駆け寄ります。プレゼントと言って連れていったのは海の近くにある小屋のような場所でした。まるでそこが新しい家であるかのように喜ぶ少女に言います。どんな小屋であろうと住める場所なら天国だ、と感じられるような「足るを知る」を教えられる言葉です。

私たちは皆、助け合いたいのだ。人間とはそういうものなんだ。私たちは皆、他人の不幸ではなく、お互いの幸福と寄り添って生きたいのだ。私たちは憎み合ったり、見下し合ったりなどしたくないのだ。

独裁者

チャップリンの『独裁者』(1940年)からの最後のスピーチの部分です。たまたま独裁者と顔が似ていたことから仲間と協力して独裁者と入れ替わり、侵攻しようとした国でスピーチをします。独裁者を罰するわけでもなく、ただ淡々と世の中はシンプルなのに、それを複雑にしたから不幸が生まれたということを説いています。

私の声が聞こえる人達に言う、「絶望してはいけない」。

独裁者

同じくチャップリンの『独裁者』(1940年)からの言葉です。必ず自由になれる時が来る、だから絶望しないようにと言っています。そして人は自分で自由になれる力を持っているのだと力強く訴えています。そしてこの言葉は亡命した愛する妻のハンナ(ポーレット・ゴダード)に向けたものです。

あの人のためなら殺人でさえしたわ。愛は真実で深いものよ。

殺人狂時代

『殺人狂時代』(1947年)のセリフです。チャップリンはそれまでシリアスなテーマを扱う時も、どこかコメディにしていました。しかしこの作品ではコメディなタッチはありません。女性を殺し、その女性の預金を奪うことでお金を得ていたアンリ・ヴェルドゥ(チャップリン)。ある日未亡人のマリリンと出会い、殺そうとしますが諦めます。

アンリは生活や女性のためにお金が必要で、殺人を犯していました。しかし、未亡人のマリリンはまるで神をあがめるかのごとく夫を深く愛していたのです。毒殺をしようとしていたマリリンのグラスを取り替え、彼女だけは殺しませんでした。結局アンリは警察に捕まってしまうのですが、そのきっかけもこのマリリンでした。深い愛情は人の心を変えるのかもしれません。

人生は願望だ。意味じゃない。人生はすべて願望だ。バラはバラになろうと望んでいる。岩は岩になろうとしている。何を笑う?

ライムライト

『ライムライト』(1952年)の中のセリフです。自殺しようとしていたバレリーナのテリーを助けた時に言うセリフです。姉が娼婦となって自分を金銭的に助けてくれたことを知り、ショックで足が麻痺して死のうとしたのでした。落ちぶれていた道化師のカルヴェロ(チャップリン)は彼女を力付けようとします。

瞬間の命を生きればいいんだよ。すばらしい瞬間がいくらでもある

ライムライト

同じく『ライムライト』からのセリフです。カルヴェロはテリーを励ましますが、テリーは自分の思いに固執しています。死ぬということにこだわるテリーに対してカルヴェロは言うのです。素晴らしい瞬間のために生きろ、と年老いたカルヴェロが若いテリーに言い聞かせます。

人生は恐れなければ、とても素晴らしいものなんだよ。人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。

ライムライト

このセリフも『ライムライト』からですが、とても有名なセリフです。お金は少しでいいけれど、勇気と想像力さえあれば人生は素晴らしいものに変わる、と力強いメッセージを残しています。チャップリン自身が様々な経験を積み、そこから出てきた言葉なのではないかと思います。

人生は美しく、高貴なものだ、たとえクラゲであってもね

ライムライト

同じく『ライムライト』からのセリフです。生きる気力を失くしているテリーに対して人生は素晴らしいと伝えようとします。クラゲであっても、その人生は高貴なもの、それは人間と比べてなのか、人間もクラゲも等しく高貴な存在と言っているのか判断できませんが、勇気の出る言葉のひとつだと思います。

Next One 次回作だ

チャールズ・チャップリン

映画のセリフではないのですが、チャップリンが、あなたの最高傑作は何ですか?と聞かれた時に「次回作だ」と答えたそうです。素晴らしい作品を作ってもそれを最後とせず、人間は成長していくんだという意味が込められているようで素敵な言葉だと思います。