スティーブ・カレルのおすすめ出演作5選

『カーリー・スー』で映画デビュー、その後『ブルース・オールマイティ』『40歳の童貞男』『俺たちニュースキャスター』など数多くのコメディ作品に出演しているスティーブ・カレルのおすすめ出演作をご紹介いたします。
1.スティーブ・カレルの出世作!?

2004年、アダム・マッケイ監督『俺たちニュースキャスター』でスティーブ・カレルはブリック・タムランドを演じています。
公開当時、カレルは脇役として映画に出たり、人気のないテレビ番組に出演するなど、あまり名を知られた俳優ではありませんでした。誰がスティーブ・カレルをこの作品にキャスティングしたのかは分かりませんが、その人物を称賛すべきでしょう。
今作で才能をいかんなく発揮、将来のコメディスターになるポテンシャルを見せつけていました。スティーブ・カレルは今作でもトレードマークとも言える愛すべきバカを演じています。
2.メランコリックなスティーブ・カレルが見られる映画!?

2012年、ローリーン・スカファリア監督『エンド・オブ・ザ・ワールド』でスティーブ・カレルはドッジ・ピーターソンを演じています。
今作は終末期を舞台にしたラブストーリーです。絶望的な状況な中でドッジはメランコリックでありながらポジティブなマインドを失わない絶妙なキャラクターに、時に見せる悲しい眼がアクセントになっています。
さらに、スティーブ・カレルとキーラ・ナイトレイ(ペニー)二人の相性が良く、作品に素晴らしいハーモニーを生み出しています。
3.スティーブ・カレルを世界に知らしめた作品!?

2005年、ジャド・アパトー監督『40歳の童貞男』でスティーブ・カレルはアンディを演じています。
今作は21世紀ベストコメディ作品の1本であり、スティーブ・カレルの存在を世界に知らしめた作品でもあります。
40歳の童貞男アンディは脆く、奇妙なキャラクター。しかし、スティーブ・カレルのパフォーマンスと魅力によって応援せずにはいられないキャラクターになっています。
ポール・ラッドやセス・ローゲンという豪華なサポートも忘れてはいけないでしょう。
公開当時、スティーブ・カレルはアメリカのドラマ『The Office』に出演中、この映画の成功によって、番組の寿命が延びたとさえ言われています。
4.周りの役者を活かすスティーブ・カレルが観られる作品!?

2006年、ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファレス監督『リトル・ミス・サンシャイン』でスティーブ・カレルは学者のフランクを演じています。
低予算映画ながら大ヒットを記録、アカデミー賞作品賞にノミネートされるなど世界中で愛されている作品となりました。
スティーブ・カレルの十八番と言えば、悲劇的な状況にいるキャラクターです。
今作のスティーブ・カレルは周りのパワフルなキャラクターを引き立てるために抑えめのパフォーマンスに徹していましたが、それでもしっかりと存在感を発揮しています。
他の俳優が演じていたら、きっと印象に残らないキャラクターになっていたことでしょう。
5.スティーブ・カレルのおかげで長寿ドラマに!?『THE OFFICE』
『The Office』は2001年~2002年にイギリスBBCで放映されていた大人気ドラマをアメリカでリメイクしたドラマです。内容はオフィスで起きるドタバタを描いたシュチュエーションコメディです。
ドラマのリメイクはあまり成功例がなく難しいミッション、ドラマの命運は主役のマイケル・スコットを演じたスティーブ・カレルにかかっていました。
スティーブの素晴らしいパフォーマンスによって2005年~2013年まで続く長寿番組になりました。