竜星涼のプロフィール
竜星涼(りゅうせい りょう)は1993年3月24日生まれ、東京都出身の俳優。身長は183cm、血液型はA型です。
芸能界に入ったのは、2009年に原宿の竹下通りでスカウトされたことがきっかけでした。そして翌年4月、テレビドラマ『素直になれなくて』に上野樹里の生徒役として出演し、俳優デビューを果たします。2012年には『ライアーゲーム-再生-』で映画初出演を飾りました。
サッカー、バスケットボールが趣味で、特技は走り高跳びと運動神経も抜群です。持ち前の運動神経は『獣電戦隊キョウリュウジャー』で存分に活かされました。
ドラマ『素直になれなくて』で上野樹里の教え子役として俳優デビュー
竜星涼の俳優デビューは2010年に放送されたテレビドラマ『素直になれなくて』でした。瑛太と上野樹里のW主演となった本作は、twitterをきっかけに知り合った5人の男女を描く青春群像劇です。
本作での竜星涼の評価は高かったようで、ドラマプロデューサーの中野利幸は竜星の応用力などを賞賛し、「役者としての勘がいいんだ」と評価しています。
『獣電戦隊キョウリュウジャー』で一気に注目を浴びる
竜星涼の名を一躍知らしめたのは、2013年のスーパー戦隊シリーズ『獣電戦隊キョウリュウジャー』でした。同作で竜星涼は桐生ダイゴ/キョウリュウレッド役を演じ、ドラマ初主演を果たします。2013年8月には『獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』が公開され、これが映画初主演作となりました。
人気学園ドラマや、小説の実写化ドラマにも多数出演
『秘密』2010年
東野圭吾の同名の人気小説のドラマ化作品です。
杉田平介の妻・直子と、娘・藻奈美は、バスの事故で死んだと思われていましたが、奇跡的に藻奈美は助かりました。しかし、藻奈美の身体の中には直子の魂が宿っていたのです。そんな奇妙な夫婦生活が描かれています。
竜星涼は藻奈美の高校の先輩で、藻奈美に想いを寄せる相馬春樹を演じました。
『リバウンド』2010年
体重が78㎏あるおデブ女子・大山信子が、恋や仕事をきっかけにダイエットやリバウンドを繰り返し、外見だけではなく内面も成長していくラブコメディです。相武紗季の特殊メイクで臨む姿は、放映中話題になりました。
竜星涼は痩せているときの大場信子に一目惚れしてしまった天野史郎を演じていました。
『桜蘭高校ホスト部』2011年
2011年に川口春菜初主演で放送された『桜蘭高校ホスト部』は、名門・私立桜蘭学院を舞台に「暇を持て余した美少年が同じく暇を持て余した女子生徒をおもてなしする」ホスト部を描いた青春ラブコメです。本作で竜星涼は黒魔術部部長/猫沢梅人を演じています。
『GTO』2014年
1998年に反町隆史主演で放送された同名ドラマのリメイク版として、2012年から放送が始まった『GTO』。主演にEXILE/AKIRAを迎えた本作はたちまち話題となり、2014年7月には第2シーズンが放送されました。
竜星涼は2014年の第2シーズンに出演。松岡茉優、三吉彩花らと同じ明修湘南高校2年A組の生徒・芹澤航平を演じました。
『ごめんね青春!』2014年
『ごめんね青春!』は2014年に放送された、宮藤官九郎脚本のオリジナルドラマ。静岡県にある仏教系男子校・東高(とんこー)を舞台に、青春時代の罪の告白と赦しをテーマに展開する学園コメディです。
竜星涼は東高3年3組の生徒・大木隆を演じています。
映画でもアクションを披露!竜星涼の出演映画
『ライアーゲーム-再生-』2012年
大金を賭け繰り広げられる騙し合いを描いたテレビドラマ『ライアーゲーム』の映画第2弾。原作漫画の人気エピソード「椅子取りゲーム」がベースになっています。
本作で竜星涼は下原田オサムを演じています。
『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ』2014年
本作はスーパー戦隊シリーズの『獣電戦隊キョウリュウジャー』と『特命戦隊ゴーバスターズ』のクロスオーバー作品です。竜星涼は主演の桐生ダイゴ/キョウリュウレッドを演じています。
同じくクロスオーバー作品で、キョウリュウレッドの桐生ダイゴとして『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』(2013)、『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』(2013年)、『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』 (2013)、『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』(2014)、『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』(2015)にも出演しています。
『俺たち賞金稼ぎ団』2014年
スーパー戦隊シリーズや、仮面ライダーシリーズの主演俳優のさらなるステップアップのために企画された「TOEI HERO NEXT」の第4弾の作品です。
『獣電戦隊キョウリュウジャー』のメインキャスト6人が出演しており、そのうちの竜星涼も主演で出演しています。
就職活動に苦戦する赤井達也は、ある時突然「劇団バズーカ」に名乗る者たちに、連れ去られてしまいます。「劇団バズーカ」の目的は、指名手配犯を捕まえ、その報酬金で自主公演をするというもの。
赤井達也は、秘められた彼の演技力を彼らに買われて、演技を必要とする捜査のため、無理やり劇団のメンバーに迎え入れられたのでした。赤井を含めた「劇団バズーカ」の捜査は思わぬ方向に展開していきます。
竜星涼はヒーローオタクの内向的な少年、赤井達也を演じました。
2015年12月12日公開の実写化映画『orange-オレンジ』ではメインキャスト須和弘人役に抜擢
高野苺の人気少女漫画を映画化した『orange-オレンジ』。NHK連続ドラマ『まれ』でヒロインを演じた土屋太鳳と、同作でヒロインの夫を演じた山崎賢人が再共演をはたします。
実写化映画『orange-オレンジ』あらすじ
高校2年生の夏、菜穂(土屋太鳳)のもとに10年後の自分から手紙が届く。そこには、転校生の翔(山崎賢人)を好きになること、1年後には翔が死んでしまうこと、未来を変えるためにやるべきことが書かれていた。初めはいたずらかと思った菜穂だが、手紙に書かれていることが次々と現実に起こってしまう。
翔を失いたくない――26歳の自分と同じ後悔をしないため、運命を変える日々が始まる。
本作で竜星涼は、メインキャストの須和弘人を演じています。須和弘人は、自分よりも他人の幸せを優先するサッカー少年です。土屋太鳳演じる菜穂のことを思い続けながらも、菜穂と翔が両思いであることにいち早く気づき、自分の思いを殺して二人を応援する立場にまわります。
主演の次に重要な役どころに抜擢された竜星涼は、クランクインに当たって、次のように決意を述べました。
原作漫画の実写化はとても難しく思います。原作ファンがすでに持っているイメージを共感し超えていかな ければなりません。役者として感じ、動く須和を表現し見てみたいと素直に思いました。 共演者の皆さんと良い作品を作れたらと思います。これからどんな作品になるか楽しみです。
実写化映画『orange-オレンジ』は2015年12月12日(土)全国公開です。
彼女は今野鮎莉との熱愛の噂が濃厚
竜星涼の彼女として濃厚と言われているのが、『獣電戦隊キョウリュウジャー』でキョウリュウピンクを演じた今野鮎莉です。
二人は2014年、都内で手をつないで歩いているところをスクープされました。当時流星涼は21歳で、今野鮎莉に至っては17歳と女子高生真っ最中。その若さと『獣電戦隊キョウリュウジャー』が放送中だったこともあり、一気に話題となりました。
今野鮎莉は『Another アナザー』(2012)や『ストロボ・エッジ』(2015)などに出演し、また、めざましテレビの「イマドキガール」にも抜擢されており、まさに女優として伸び盛りの時期にいます。
今後の二人の仲に要注目です。
竜星涼の性格
気になる竜星涼の性格ですが、公式ブログではファンと気軽にコミュニケーションを取っており、共演者の評判もとてもいいようです。気取らない、オープンな性格みたいですね。
一方で、役柄に入り込むあまりその役と性格が似てしまうこともあるのだとか。役者としての熱意が感じられます。
竜星涼の今後
ドラマ『賢者の愛』
8月20日よりWOWOWプライムにて放送されるドラマ『賢者の愛』に出演することが決まっています。
山田詠美の小説が原作の本作は、主人公の女性が、親友の息子を谷崎潤一郎の『痴人の愛』になぞらえて、20年かけて自分好みの男に調教していくというストーリー。主人公の高中真由子を約2年ぶりのドラマ主演となる中山美穂が演じ、竜星涼は主人公に調教される25歳年下の青年・澤村直巳を演じます。