サテリコン

サテリコン

作品情報

原題 Fellini-Satyricon
日本劇場公開日 1970年9月12日
製作国 イタリア

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
映画『甘い生活』を鑑賞し「よくわからないけど、なんかすごい」というレビューを残してはや一年。「フェリーニのローマ三部作」の2作品目となるのが本作です。よくわからないけど、なんかすごい。
主人公であるイケメン青年が古いローマを転々とする映画。『甘い生活』もそうでしたが、そもそもストーリーがあってないようなものなのであらすじもなにもありません。人々が性欲と食欲と物欲を満たし、喜んでいる様が延々と映し出されます。その様子は明らかに品がなく、大きな嫌悪感を呼びます。美術や哲学などの文化、義理や人情など人間としての美しさ、などに比べてはるかに勝る汚らしい欲望。人間は欲望のために生きているのか、と錯覚させます。ああ、出家したい。欲という呪縛から抜け出したい、と思わせます。欲求に侵されてどうしようもない方々はこの映画で頭を冷やしてほしいなと思います。
didymalilacinaの感想・評価
雑誌ALLANで紹介されていたようです。

時はローマ帝国。
学生のエンコルピオが友人のアシルトに殴り込みに行くと「お前の愛する美少年ジトーネは貴族に奴隷として売ってしまったよ」と告げられます。
その美少年ジトーネがすごくポーッとした子で、頭の足りない子なのかしら、と思えてくるほど。

主人公は貴族の所に殴り込みに行き、その後も各地を転々とするのですが行き着く先の人々が欲望に耽溺している。
画面の端で全く関係ない人物であろう役者の目が不自然にこちらを見ていたり、巨乳巨尻のおばさんの裸が平気で見えたりします。

肉を寝転びながら食べるシーンが一番記憶に残っています。画面が血のような赤で構成され、性別関係なく肌と肌が触れ合っていました。
豚の腹に、加工されたミンチ肉やソーセージをわざわざ敷き詰めているのです。湯気がもんもんたっています。
身分の高い老人がキャンキャンとうるさい女を退けさせ、「やっぱり美少年が一番いい」とニコニコしていました。
ある人にとっては性欲や、倫理観を刺激してくる映画かもしれません。
醜悪な臭いが、鼻から眉間裏を通過し、脳髄まで汚されていく感覚に陥りました。
免疫が低い方は、自分なりの正しさを見出していこうとする意志を持って鑑賞することをおすすめします。
tategotoの感想・評価
フェリーニの作品はメイキングのドキュメンタリーの方が面白い時がある(笑)

2004年9月以前に鑑賞
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