強奪のトライアングル

強奪のトライアングル

作品情報

原題 鐵三角
日本劇場公開日 2006年11月30日
製作国 香港

新着感想・ネタバレ

toraの感想・評価
ジョニー・トー監督が好きで。
三人の監督が序盤、中盤、終盤にわかれ、持ち時間30分、同予算という制約の中物語を紡いでいくというコンセプトの作品。
監督が代わる毎に登場人物のキャラクターや作品の趣も目まぐるしく変わるという。観ていて少し疲れてしまいました。
オチも自分はうーん…て感じでした。
サイモン・ヤムが観れてよかった。
changpianの感想・評価
 香港・2007。シネマ神戸で鑑賞。『コンシェンス/裏切りの炎』と同時上映。
 これまで見逃してきた映画だが、見どころはたっぷりだった。監督のクレジットは、徐克ツイ・ハーク、林嶺東リンゴ・ラム、杜琪峰ジョニー・トー。錚々たる面々が三人も、と思われるかもしれないが、これは三人が30分ずつ撮っては、プロットを含め続きを他の監督に任せる、というルールで作られた映画だという。原題の『鐵三角 』(最高のトライアングル)は、登場人物や役者に対するだけではなく、監督たち三人にも向けられた言葉なのだろう。
 この映画が作られた時点で最も輝いていた監督が杜琪峰であることには異論は少ないだろう。三人とも三者三様ながら香港ノワールアクションを、得意とした監督である。が、それぞれ自身のカラーを出しているものの、最後の杜琪峰のスタイリッシュな映像に全てを持っていかれた、という印象が強い。
 徐克は、エンターテイメント映画に通じているだけあり、どのような物語がスタートするのか、という期待感を冒頭で抱かせる。そして秘宝をめぐる強奪もの、というプロットを規定する。
 林嶺東は、映画をサイコ・サスペンスへと誘導し、任達華サイモン・ヤムの妻の心理の闇に焦点を当てる。
 杜琪峰は、登場人物たちをまるで江戸川乱歩の小説のような不気味な村に追いやる。ここでの林雪の形象は、乱歩原作映画のようだ。そして、3グループ+αが入り乱れた争奪...
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