サウンド・オブ・ノイズ

サウンド・オブ・ノイズ

作品情報

原題 Sound of Noise
日本劇場公開日 2013年2月9日
製作国 スウェーデン

新着感想・ネタバレ

(退会ユーザ)の感想・評価
素材はたいへんよい
whentheycryの感想・評価
「この世に溢れたゴミみたいな音楽を殺してやる!」と立ち上がった6人の音楽家テロリスト達と音楽一家に育った音痴の警官のお話し。

テロリスト達は街にあるあらゆるものを使って音楽を奏でる。もちろん違法で危険な演奏。
この演奏が本当に素晴らしくて冒頭のドライブシーンの演奏から虜になった。
ジャンル的にはコメディなのでもちろん笑えるネタも挟んでいる。

ただ、音は常に溢れているのに全体的に演奏のシーンが少なくて、演奏が素晴らしいためにかなり物足りなくなってしまう。
もっと演奏シーンが長ければ評価もぐーんと高かったと思います。
"ドラマー"という意味ではセッションよりも楽しめるかとおもいます。
deracine3301の感想・評価
【見せどころのある、HOLE】
スペインの映画に、HOLEという映画があります。
このアプリにも登録されておらず、僕が申請を出した後に登録された映画なので知っている方は少ないのかもしれませんが。
そのHOLEという映画は、ジャケットはSAWのようなソリッドシチュエーションスリラーであり、まともに見れば、?となるエンディングであり、ソリッドシチュエーションスリラーを期待した人にとっては最低ランクをつけたくなる映画なのですが、個人的にHOLEはその皮を被ることにより最後に作品に込められたメッセージが融解するという狡猾な映画だったなあ、という感想なのです。

つまり、先入観を完全に砕かれるのです。
そういう意味ではこの両作品は似通った部分があるな、と思いました。

さて、サウンドオブノイズですが、物語がラストに近づくに連れて、あれ?と思った人も多いんじゃないかと思います。
個人的には、この映画には暗喩表現が多く込められていて、街を見下ろすシーンや、ラストの、アマデウスがオーケストラを見に行くシーンなど(このふたつは繋がっています)にあるのではと思います。
ネタバレになりますが、

序盤にある、何かを入れる病院の金属トレーの音を聞き取れなかったのは、彼が難聴だったり、音痴だったりするからではなく、音楽は楽器で演奏するものだという先入観があったからなのですね。

邦画を否定する主義ではないですが、この映画は発想がとても素晴らしく、アイデアという点に於いては日本人には50年かかっても撮れない映画だろうと、そう思いました。
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