ぼくとアールと彼女のさよなら

ぼくとアールと彼女のさよなら

作品情報

原題 ME AND EARL AND THE DYING GIRL
製作年 2015年
製作国 アメリカ
上映時間 106分
ジャンル ドラマ・恋愛>青春

あらすじ

男子高校生のグレッグは友達と呼べる相手もおらず、なぜか気が合うアールと共に名作のパロディー映画を作る冴えない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染みだが疎遠になっていた女の子のレイチェルが白血病になり、グレッグの母親は彼にレイチェルの話し相手になるよう強制する。最初は無理やり付き合っていたグレッグとレイチェルだったが、次第に打ち解けていく。しかし、レイチェルの病状は次第に悪化していき、グレッグは彼女を励ますためにアールとオリジナルの映画を作ろうとするが……。

新着感想・ネタバレ

HMworldtravellerの感想・評価
もどかしくて、でもキラキラしていて。無我夢中で、なのにどこか冷めていて。何か生き方の確信みたいなものを得たいのに 自分自身でもつかみどころのない自分を抱えながら歩む、手探り感いっぱいのティーンズの時代。そんなひと時を切り取った映画は、瑞々しい感性と映画愛に溢れていた。

映画オタクで ちょっと冴えない男子高校生が、白血病で余命わずかな同級生の女子と過ごした数ヶ月の日々。こう書くとお涙頂戴的な闘病ものを想像しがちだけれど、泣かせようという いかにもな姿勢は無く、湿っぽさも感じない。ティーンズのデリケートで研ぎ澄まされた感性に溢れ、同時にユーモアでポップな空気を持ち合わせている。

「桐島、部活やめるってよ」と「きっと星のせいじゃない」を足して2で割り、更にそれを、ウィットに富んだセリフや遊び心のあるインテリア、チャプターに区切った構成などでライトなテイストに仕上げたような、と言えばなんとなく伝わるだろうか。

スクールカーストのどこにも属さず、どのグループとも深く関わらず、目立たないように生きてきた主人公グレッグ。彼が名画のパロディを撮る姿は「桐島・・」の登場人物 映画部の前田君を彷彿とさせるけれど、そのグレッグが 死を目の前にしたレイチェルと接し それまでの自分の生き方を悔やむ姿は 同じく「桐島・・」の、前田君と対照的な立ち位置の宏樹とかぶって見える。

不器用で、ほんとはいろんなこと...
mayakiの感想・評価
誰とも深くは関わらず当たり障りのない付き合いをしてきた高校生が
白血病にかかったクラスメートとの交流をきっかけに成長していく青春ストーリー。

お涙ちょうだいものというわけではなく、ポップな感じで観やすい。
ラストがとにかくキレイ。

余談ですが、白血病の女の子役のオリヴィアが私は可愛くないしみたいなこと言うシーンがあるけど、十分可愛いぞと思いました笑
あと足がとてもキレイでした笑
EllyMimyの感想・評価
サンダンス映画祭でグランプリを取った作品だそうです。
という事は知らず、内容的にかなり自分の好みだったので観てみました。
小品ながらとても質の高い作品で、原題にも入っているように、病気で死にゆく女の子とのちょっと変わった交流が描かれているのですが、御涙頂戴じゃなく、少し違った視点から見ているので、切なくもなるけどほんのり暖かな作品でした。
ラストが特に好きでした。
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