宇宙戦争

宇宙戦争

作品情報

原題 War of the Worlds
日本劇場公開日 2005年6月29日
製作国 アメリカ

新着感想・ネタバレ

Shinya_Agoの感想・評価
評判悪いのかな 結構好きだけど。
namamugiの感想・評価
好きだわ
s_p_n_minacoの感想・評価
離婚したガテン系労働者というトム・クルーズらしからぬ侘しい生活感。突然の天変地異にもポカーンとしてるトム。映画は最初の15分ほどで既に画面の情報密度が物凄くて、息つく暇もない。丸(球)から丸(球)へ、大から小へ、外から内へと次々連鎖して押し寄せるイメージ。まるでPOVみたいに父トムの視点から離れず、すべてはこの家族だけを中心に進んでいく。けど逆境に立ち向かう家族愛の映画なんかじゃない。
入れ物はH.G.ウェルズの古典SFだけど、中身は『激突!』『ジョーズ』『E.T.』『未知との遭遇』などと同じようにこれも郊外の壊れた家庭の物語で、如何にもスピルバーグらしい。だから何が怖いって、トム親子はお互い心が通じなくてコミュニケイション成立してないこと。母親は不在、父はヤンキース息子はドジャース、娘は他人同然。ダコタの金切り声が神経逆撫でするし、子供たちは宇宙人以上に制御不能。そして贖罪を果たそうとしても最後まで無力な父トム。人類の危機は去ったかもしれないけど、それはトムのおかげというより運だ。ボストンの家(無傷!)から見ればトム自身こそエイリアンで、家に入れてもらえさえしない。皮肉にも手放した方が戻ってきて、手元に置いた方が去っていく。初期スピルバーグを思い出す、この深く残酷な断絶と無力感。ぞっとするディザスター家庭ホラーだ。
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