ギター弾きの恋

ギター弾きの恋

作品情報

新着感想・ネタバレ

Doraの感想・評価
ウディ・アレンだなあ〜って感じ(笑)観終わってから調べて知ったけど、エメットって架空の人物なのかよ!思いっきりドキュメンタリーだと思ってた。だとするといよいよ面白いなこの映画。なるほど彼の好きな男、好きな女が存分に出てくるのも合点がいく。ドキュメンタリー形式を利用したコメディチックなワンシーンもよかった。あのシーンで物語の前も先も肩の荷が降りたような気がした。20年代のフランスが舞台だったミッドナイト・イン・パリ、マジックインムーンライトに対しこちらは30年代のシカゴが舞台。この時代をスマートに演出するのに長けてるなあ。ほんとに主人公の繊細で傲慢なキャラに吸い込まれ、感情移入できる。そしてそこから離さない、唖者のヒロインに吸い込まれていくまで抵抗できない。ショーンペンの演技が素晴らしいなあ。アイアムサムでも圧倒的だったが普通の人の表情もすごすぎる。自分が観た上記二作よりドラマチックだったような気がする。一応にもギターを趣味としている自分にとってはそのテーマだけでインプレッシブだったし、ミュージシャンの荒っぽさをロックバンドでなくジャズバンドで表現するウディの小粋さもまた良い。彼の映画を点でなく線で感じられるようになったけど、これは通過点というより一つ完成形だと思った。ウディ・アレンにハマっちまう……。
matzsaraの感想・評価
ウッディ・アレン監督作品初鑑賞
物語の主人公はショーン・ペン扮する天才ジャズギタリストのエメット・レイ。自称、世界で二番目にうまいギタリスト(一番はジャンゴ・ラインハルトらしい)。なんて謙虚な青年…?とんでもない!ギターの演奏はピカイチだけど、仕事態度は怠惰、女癖・金遣い・デートセンス最悪。
真面目、健気とは無縁。その真逆を突っ走る彼の破天荒さもアーティスティックといえばそうなのかも。彼の行動を呆れながらも許し、いろいろな人が手を差し伸べる。
なかでも一番献身的に彼を支えたのが恋人のハッティ。愛らしく健気で口が聞けない彼女。エメットのナンパにホイホイついていくところとか少し危なっかしいところがある。反面、結婚はしない主義のエメットとも一年同棲できるくらい懐が深い。
タイトルの通り、ギター弾きエメットの恋が描かれる本作。「恋は遊び」の典型をいく彼は、最良の人といる心地よさを感じることは出来ても手放してはいけないものという感覚は理解し得なかったみたい。手放して、恋しくなって、二度と戻れないと知って嘆くばかな人。
ハッティと再会した場面が好き。ハッティの以前と変わらない静かな姿と、少し緊張して見栄を張っている子供みたいなエメットが印象的。
エメット、個人的には友達にしたくないタイプの人なんだけど、最後の寂しげな姿には心を打たれた。ストーリーはいいんだけど、途中途中に監督や関係者のインタビューが入るのがどうしても慣れなかったなあ。
Madoka__Fujiiの感想・評価
ウディ・アレン監督、ショーン・ペン
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