2017年3月13日更新 126,482view

実写映画『僕だけがいない街』あらすじ・キャスト【原作のネタバレ紹介も!】

三部けい原作の大人気コミック『僕だけがいない街』がついに実写映画化。原作の面白さに実写映画化権が奪い合いになったという2016年3月公開の注目作映画『僕だけがいない街』のキャストや見どころ、あらすじをご紹介します。

人気漫画『僕だけがいない街』が実写映画化

「マンガ大賞2014」第2位を獲得したことで話題の三部けい作『僕だけがいない街』がついに実写映画化。2016年3月19日全国公開されます。

時間を行き来する主人公が、自分の周りで起こる事件に関する歴史を変えるために奔走するストーリーが魅力の『僕だけがいない街』。実写化権利の争奪戦が繰り広げられたという話題作です。

現在アニメも放送中の『僕だけがいない街』

僕だけがいない街

2016年1月7日、24時55分から、満島ひかりの弟・満島真之介が青年期の藤沼悟を、話題の若手女優・土屋太鳳が幼少期の藤沼悟の声を演じ、アニメ版『僕だけがいない街』を放送。

話題の俳優が声優を務めていることもあって、注目されています。マンガとアニメでストーリーを追って、映画を楽しむのもひとつかもしれません。

映画『僕だけがいない街』あらすじ

僕だけがいない街1

主人公の藤沼悟は、「悪いことが起こる原因が取り除かれるまで」直前の時間に何度も短時間でタイムスリップする「再上映(リバイバル)」という特殊能力の持ち主。

自分にとっては何のメリットも感じられない能力を持て余しながら、アルバイトで生計を立てていましたが、ピザ屋で一緒にアルバイトしている愛梨と、ある交通事故をきっかけに親しくなります。

そんな中、ある誘拐事件の真犯人に、母・佐知子が気づいてしまい殺害され、悟が犯人に仕立てあげられてしまいます。ここぞと「再上映」を発動、母を助けようとする悟だが失敗に終わってしまいます。

もう一度「再上映」を発動させたところ、短時間ではなく、20年近く前の小学生時代にタイムスリップ。これは母が殺害された原因が20年前にあるということ。悟は、その原因を取り除くため、2つの時代を行き来しながら事件の真相に迫っていきます。

※記事の最後に原作のネタバレ紹介があります。

本予告も公開!

栞菜智世が歌う主題歌「Hear~信じあえた証~」が流れる本予告も公開!予告編を観た限りでは、ほぼほぼ原作通りのストーリーになるのではないかと思われます。

映画『僕だけがいない街』キャスト

藤沼悟(青年期)/藤原竜也

藤原竜也

主人公。ピザ屋でアルバイト中の売れない漫画家。「再上映」という特殊能力の持ち主です。母が何者かに殺され、自身も犯人扱いされそうになり、絶対絶命のピンチを迎えたとき、突如自分が小学生だったころにタイムスリップします。

演じるのは、映画『るろうに剣心』の志々雄真実役や、ドラマ『ST 赤と白の捜査ファイル』の主役・赤城左門役でおなじみの藤原竜也。

『僕だけがいない街』の原作を読んで夢中になったという藤原竜也が悟をどう演じるのか期待です。

藤沼悟(少年期)/中川翼

僕だけがいない街ポスター

主人公の少年時代を演じるのは中川翼。タイムスリップした悟が小学校時代の友達と協力しながら、ある封印された事件の真相に迫っていくさまをスリル満点に演じています。

2015年9月公開『ヒロイン失格』やCMなどで活躍する中川翼が主人公の小学生時代に大抜擢。重要な役どころとなります。

片桐愛梨/有村架純

有村架純1

片桐愛梨は悟と一緒にピザ屋でアルバイトしていて、ある事故をきっかけに悟と親しくなるという登場人物です。天真爛漫でとても元気なキャラクターです。

映画『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』などで主演映画がたびたびヒットしている若手女優・有村架純が演じます。

藤沼佐知子/石田ゆり子

石田ゆり子

悟の母。姉のように若い見た目。誘拐事件の真犯人に気付き、殺されてしまいます。冷静沈着でクールなふるまいながらも、息子思いの母親を演じています。

母親とは思えない見た目の若さが演じられる女優といえば、石田ゆり子。ドラマ『MOZU』でのミステリアスな魅力も記憶に新しい石田ゆり子の演技に期待です。

雛月加代/鈴木梨央

鈴木梨央

悟の小学校のクラスメイト。母子家庭に育ち、誘拐事件で被害者となってしまいます。他人に心を閉ざした少女でしたが、悟と出会ったことで次第に心を開いていきます。

NHK朝の連ドラ『あさが来た』で主人公あさの子供時代を演じたことで人気を博した鈴木梨央が演じる小学生時代の主人公のクラスメイト雛月加代は、『僕だけがいない街』のキーパーソンとなります。

白鳥潤/林遣都

林遣都

小学校時代の悟の知人。年齢がかなり上になりますが、友人が少ない悟にとって数少ない親しい人間のひとりです。20年前にある事件の犯人だと逮捕されてしまいますが、実は…。

演じる林遣都は、映画『バッテリー』の主人公・原田巧役でデビュー。映画『悪の経典』には、前島雅彦役で出演しました。2016年にはネットフリックスドラマ『火花』に主演することが決定しています。

八代学/及川光博

及川光博

悟の小学校の担任・八代学を演じるミッチーこと及川光博は、2015年にはドラマ『掟上今日子の備忘録』で絆井法郎役を演じています。クラスのみんなから信頼される優しい先生を演じています。

小林賢也/福士誠治

福士誠治

悟のクラスメイト小林賢也を福士誠治が演じます。福士誠治は2016年1月18日から始まる月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』に出演することも決定しています。

澤田真/杉本哲太

杉本哲太が、悟の母佐知子のテレビ局時代の同僚・澤田真を演じます。

森カンナ

森カンナ

森カンナも本作に登場するようです。現在、森カンナの役名は未発表となっていますが、鈴木梨央・中川翼らと同じタイミングでキャストとして発表されたので、何かカギを握る人物を演じるのかもしれません。

映画『僕だけがいない街』みどころ。キャスト・制作スタッフに注目!

僕だけがいない街ポスター2

監督は、ドラマ『ROOKIES』『JIN-仁-』などでおなじみの平川雄一朗が手掛けます。人情味あふれる温かい作品を手掛ける平川監督がどう『僕だけがいない街』を作り上げるのかというところが、ひとつの見どころとなりそうです。

また、演技派として定評のある藤原竜也の演技力はもちろんですが、重要なのが子役が演じる小学生時代となりそうです。

僕だけがいない街サントラ

小学校時代のクラスメイトでキーパーソンの加代役の鈴木梨央は、映画・ドラマでの実績もあり、安定した演技を見せてくれそうです。

『僕だけがいない街』の場面写真に写る傷だらけの彼女からは、雛月加代を熱演した様子が一目で伝わってきます。

そして、主人公悟の小学校時代を演じる中川翼にとっては、20代後半の主人公の意識を持ったままの小学生という難易度の高い演技となります。

300人のオーディションで選ばれたと言うことなので、期待も高まりますね。本作が彼のブレイクするきっかけになるかもしれません。

主題歌を歌うのは新人歌手・栞菜智世

栞菜智世「Hear~信じあえた証~」

映画『僕だけがいない街』の主題歌を担当するのは新人アーティストの栞菜智世(かんな・ちせ)。

この映画の主題歌「Hear~信じあえた証~」がメジャーデビューだという大抜擢です。物語の世界観を盛り上げてくるような曲になっているようです。

メイキング映像が公開!藤原竜也が絶叫シーン

映画『僕だけがいない街』特典映像として、藤原竜也演じる藤沼悟が死んだ母・佐知子(石田ゆり子)を見つける絶叫シーンのメイキングが公開されました。

巷では藤原竜也がつらい目に巻き込まれる映画はヒットするという噂があるようで、絶叫が似合う俳優とされています。メイキング映像からは撮影現場の緊張感や、藤原竜也が演技に臨む姿勢などを垣間見ることができますね。

ストーリーにちなんで主演キャストの幼少期写真を公開!

僕だけがいない街ポスター3

映画『僕だけがいない街』の完成披露試写会で、主人公・藤沼悟が持っている“リバイバル”という特殊な能力にちなんで、主演の藤原竜也と有村架純の幼少期の写真が公開されました。

藤原竜也の幼稚園時代の写真を見た出演者からは、本作で藤原竜也演じる藤沼悟の幼少期を演じている中川翼とそっくりという声が。中川翼は憧れの俳優と似ていると言われて喜んでいたようです。

また有村架純は小学生時代の写真を公開。毎日同じ髪型だったという有村。過去に戻れるなら違う髪型をしたいと話し、会場に笑いを誘いました。

原作『僕だけがいない街』をネタバレ紹介!

『僕だけがいない街』1巻のネタバレ

僕だけがいない街1

ピザ屋のアルバイトで生計を立てている売れない漫画家の藤沼悟は、危機的状況(対象は自分とは限らない)に陥ると、危機回避行動がとられるまで直前(数分前)にタイムスリップし続ける「再上映(リバイバル)」という特殊能力を持っていました。

ピザの配達中にリバイバルが起こり、子供を事故の危機から救うも、自分は車に跳ねられてしまいます。なんとか一命はとりとめたものの、心配をして上京してきた母親藤沼佐知子としばらくの間同居することに。

佐知子は酒に酔ったのか、「あんた…危ないトコだったんだよ」とこぼします。危ないところというのは、今回の事故のことではなく、悟が小学校の時に起きた連続誘拐事件のことでした。その連続誘拐事件では、悟のクラスメイトも被害者になっていたのです。

犯人はすでに捕まっていましたが、実は別に真犯人がいました。ある日、悟と買い物に出かけた佐知子はふとしたことがきっかけで真犯人の正体に気がつきます。証拠を集めようとしたその時、佐知子は犯人に後ろから刺されてしまいます。

悟が現場に到着した時にはすでに犯人は逃走。悟は犯人を追いかけますが、犯人の罠にはめられ、母親殺しの犯人に仕立て上げられてしまいます。警察に捕まりそうになった悟はリバイバルを起こします。

リバイバルは成功したかに思えましたが、タイムスリップした先は昭和63年。悟は小学生の姿になっていました。

『僕だけがいない街』2巻のネタバレ

僕だけがいない街2

悟がタイムスリップしたのは連続誘拐事件が起こる1ヶ月前でした。そこでは、佐知子はもちろん生きており、最初の被害者になってしまった雛月加代も学校に通っていました。悟は雛月加代を救うことを決意します。

周囲に壁を築き、友達もおらず、虐待されている様子の加代を悟は誕生日会に誘います。

加代は虐待をされ続けているようでしたが、悟は少しずつ加代との距離を縮めていきます。加代が誘拐される前日と当日、悟は極力加代と一緒にいるようにして、なんとか無事に乗り切ることに成功。誕生会も加代を含めたクラスメイト達と過ごし、もう安心かと思われましたが、翌日、加代は学校に来ませんでした。

『僕だけがいない街』3巻のネタバレ

僕だけがいない街3

加代の消息は不明なまま、他の学校の女子児童が失踪。子供達だけでの学区外への外出が禁止になります。

下校中に加代の家の前を通ると、加代の母親がゴミ出しをしており、ゴミ袋の中には加代の服と、悟にプレゼントするはずだった編みかけの毛糸の手袋が入っていました。それを見た悟はリバイバル。今度は2006年に戻ってしまいます。

警察から逃れるため、悟はバイト先のピザ屋の店長を頼ります。店長は悟を歓迎してくれますが、裏では警察に通報していました。そのことに気がついた悟は再び逃走。バイト先で仲が良かった女子高生片桐愛梨に助けられます。

愛梨の家にかくまわれていた悟でしたが、何者かに放火され、愛梨は火中で意識を失ってしまいます。火の中に飛び込み愛梨を救い出した悟は、放火も悟を陥れようとする犯人のしわざと知り、犯人を見つけることを決意します。

悟は、テレビ局に勤めていた母佐知子の同僚澤田真に連絡をとります。澤田が犯人かもしれないと考えていた悟でしたが、話をするうちに、次第に信用していくようになります。澤田はテレビ局を退職しており、現在はフリージャーナリストとして、悟が小学校の時に起きた連続誘拐事件を追っていると話しました。

一方その頃、愛梨は病院を抜け出し、悟と合流しようとします。橋の下で愛梨と合流した悟でしたが、警察が愛梨のことをつけてきており、悟は警察に逮捕されてしまいます。

『僕だけがいない街』4巻のネタバレ

僕だけがいない街4

悟はリバイバルを起こし、1988年の誘拐事件前にタイムスリップしました。今度こそ、誘拐事件を阻止しようと行動を起こそうとした悟でしたが、クラスメイトの小林賢也に人格が変わったのではないかと疑いを持たれてしまいます。

悟は加代が殺される可能性があることを賢也に話し、賢也と協力して加代を守ろうとします。加代が誘拐される直前に、悟たちが加代を誘拐するという作戦です。

隣の小学校の使われなくなったバスを隠れ家にして加代を匿い、誘拐の日を乗り切ります。しかし、加代がひとりの時に、犯人と思われる男がバスに侵入。加代は難を逃れますが、悟は危険と判断をして、悟の家に加代を避難させます。

加代は悟の家に一晩泊まり、悟と悟の母とともに自宅へ帰ります。加代の自宅では、加代を虐待していた母親が待ち構えており、悟の母親をシャベルで殴ろうとしてきましたが、そこに児童相談所の職員が到着し、加代は無事保護されました。

『僕だけがいない街』5巻のネタバレ

僕だけがいない街5

加代を救えばリバイバルが起こり2006年に戻れると予想していた悟でしたが、リバイバルは起こりませんでした。考えた末に悟は、真犯人を見つけない限りリバイバルは終わらないという結論に至ります。

連続誘拐事件の被害者であった隣の小学校の女子児童中西彩をひとりにしないために友達になろうと悟たちは近づきます。

時を同じくして、加代が祖母の家からバス通学することになり、悟たちのクラスに帰ってきました。加代、中西彩、そして杉田広美の誘拐事件の被害者になるはずだった3人は、悟たちと放課後を過ごすようになります。

誘拐事件を防ぐための準備は完璧にできたかに見えましたが、悟はクラスでひとりぼっちでいる美里のことが気になり始めます。放課後ひとりで近所の体育館に向かう美里の後を追い悟も体育館へ。美里を見つけ、後をつけますが、途中で見失ってしまいます。

そこに担任の矢代学が通りかかり、美里が乗っているかもしれないトラックを矢代の車で追いかけることに。矢代の車には飴が隠されていることを知っていた悟は飴を取ろうとしますが、いつも飴が入っている場所に飴はなく、代わりに下剤が入っていました。

驚きの表情を浮かべる悟に、矢代はこの車は自分の車ではないと告げます。

『僕だけがいない街』6巻のネタバレ

僕だけがいない街6

誘拐事件の真犯人は担任の矢代学であることが判明。矢代は悟を車に閉じ込め、車ごと川に突き落とします。

……時は流れ(リバイバルではなく)、2003年。15年間昏睡状態にあった悟は目を覚まします。しかし悟はリバイバルのことや、自分が漫画家を目指していたこと、そして誘拐事件阻止のために奔走したことなどを忘れていました。

賢也、広美、加代といったクラスメイトがお見舞いに訪れます。広美と加代は結婚して子供ができていました。弁護士になったという賢也から事件に関するファイルを渡されますが、悟は事件のことを思い出すことはできません。

体力を取り戻すため、悟のリハビリの日々が始まります。リハビリを始めて半年、補助器具をつければ、なんとかギリギリ歩けるまで回復することができました。

入院している小学生女子児童久美とともに病院を散歩していた悟を三流ゴシップ雑誌の記者とカメラマンが狙っていました。「15年ぶりに目を覚ました男は幼女趣味だった」という趣旨の記事を書こうというのです。そこに偶然通りかかった女子高生がカメラマンを殴りつけ、カメラを取り上げます。

その女子高生は、2006年で悟とともにアルバイトをしていた片桐愛梨だったのです。

『僕だけがいない街』7巻のネタバレ

僕だけがいない街7

悟は愛梨のことを思い出せませんが、頭の片隅で「この娘を知っている」と直感します。悟が愛梨に話しかけると、愛梨は悟にカメラマンになりたいという夢を語ります。それを聞いた悟は忘れていたことを思い出し、意識を失います。

悟は病院のベッドで目を覚まします。なんと、愛梨と会った日から386日も眠り続けていたのです。

悟は、入院していた女子児童久美と母佐知子とともに「さざんかの集い」という病院が企画するBBQ&花火大会に参加することに。日常を取り戻しかけていた悟でしたが、花火大会行き車の運転手はあの矢代学で……。

至極のミステリー×ファンタジー映画『僕だけがいない街』は、2016年3月16日公開です。

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