『ア・ホーマンス』の感想・評価・ネタバレ

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  southpumpkin 2020年1月5日

  記憶のない男が街にやってきた。彼はヤクザに拾われる。 松田優作監督主演。とにかくいろいろなことがあった映画だそうだが、それが滲み出る映画と言えよう。とにかく映画が好きな松田優作は最初（で最後）の初監督作品にこれでもかと作家性を詰め込んできた。突然揺れる画面、爆発音。完成の暁にはそれは喜んだに違いないが、ごっそり映画としての肝が抜け落ちていることには気づかなかったのだろうか。物語が破綻気味になっているのである。しかしその肝が抜けたことによって本作のカルト性は向上。展開の予想できない狂った映画になっているのである。これは驚いた。星は2だけど。若き石橋凌が見られる珍しい映画でもある。

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  ボンクラマン 2015年1月11日

  当時みてトホホ映画の印象だったので見直してみましたが、やっぱりトホホでした！ しかし、最後になるにしたがって実験映画じみてきてびっくりラストへの予感を感じさせます。 あと長回しを多用しており緊張感がいい感じです。ウォータームーンと双璧をなす映画ではないでしょうか(笑)好事家はどうぞ！ 今度はウォータームーン見直してみます(笑)