
『ハスラー2』とは
1961年公開の『ハスラー』の25年越しの続編。ハスラー稼業から足を洗った中年の男と若いハスラーの戦い、その後芽生える友情を描く。監督は『タクシードライバー』『グッドフェローズ』のマーティン・スコセッシ。主演は前作に引き続き、ポール・ニューマンが務めており、彼は本作の演技でアカデミー主演男優賞を獲得した。また、若きハスラーを演じるのは、『トップガン』『レインマン』のトム・クルーズ。共演には『アビス』のメアリー・エリザベス・マストラントニオらが名を連ねている。
『ハスラー2』のあらすじ
勝負師ハスラーとして活躍したエディも50代。現役を離れて、ハスラーの胴元や酒のセールスマンとして生活をしていた。そんな時、若いハスラーのヴィンセントが現れる。鋭くキューを操り、完膚なきまで相手を打ち負かすヴィンセントに、若い頃の自分を重ねるエディ。エディは自らの手でヴィンセントを育てようとするが、自信家のヴィンセントはなかなかエディのいうことを聞こうとせず……。
『ハスラー2』のスタッフ・キャスト
『ハスラー2』の感想・評価・ネタバレ
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『ハスラー』ちゃんと観てないのに続編。でも単独作としても大変面白い。しがないオモチャ店員トムが素質を見出され、ハスラー修行の旅。老師と弟子の物語に、中盤はコンゲーム的な企みが加わってすごく盛り上がる。勿論ポール・ニューマンの老獪さと色気がたまらなく魅力だけど、もうずーっと「トムちんのばーかばーか!」って思ってた…こんなにもイノセントな馬鹿は滅多にいないよ…すごいよトム…お肌ツルツルだよ…。まあだからこそ育て甲斐のある逸材な訳で。 そんなトムと対照的に、フォレスト・ウィテカー演じる見かけで油断させて実は何枚も上手のハスラーがまた良くて。うむ、彼と組んでトムちんを谷底に落として這い上がらせるのだな!とワクワクしたのだけど、そういう展開はなかった。というか、ラストでえ!そこで終わる?とビックリしてしまった自分は、どうもテーマを読み違えてたらしい。いやーでも最後までトムちんバカにしか見えない。素晴らしい引き立て役。 ビリヤードのシーンはケレン味たっぷりの画面演出で、スコセッシも若かったんだなーと。
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若いトムは調子乗ってる子供っぽい役似合う。よくできた面白い流れの話
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若い!かっこいい 最後の終わり方もいいね
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