ドラえもん のび太の宇宙小戦争
ドラえもん のび太の宇宙小戦争
1985年製作 日本 98分 1985年3月16日上映
rating 3.5 3.5
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『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』の感想・評価・ネタバレ

  • Dora

    1985年に公開と……。こんな名作をリアルタイムに楽しめていた大人を本当に羨ましく思う。古いというか自分には寧ろ新しく感じた。淡々としたテンポ、丁寧な描写。ドラえもんの歴史が作られていく過程真っ只中、という、少しずつキャラ設定に挑戦を加える姿勢。何気ないツッコミの台詞にさえ、こうやって今のドラえもんが作られてきたんだと、言葉の重みを感じた。久々に新ドラえもんを観たけど、自分のホームはやはりここだなぁ、と落ち着くし本当に幸せに思えた。何事もモダンさって大事だけど、懐古的な考えも素敵だよね。物語自体はとても緻密で、そこかしこに盗聴器や監視カメラが登場することで終始ドキドキさせられたし藤子先生の圧倒的スケールの大きさを感じた。彼の脳内を1.5hに収めるの、めちゃめちゃ大変でしょ……って思うけど美しく収めてる。ほんと彼天才すぎる。最後の「来週に日曜ピリカ星に遊びに行こうよ」って台詞にそんな美しいSF発言あるかと驚いた。武田鉄矢の少年時代も相まって、現実への問いかけ、捻り、物足りなさを補填していく映画。今これを作ったら、宇宙船に乗る前に宇宙クリームを塗ったり、ピリカ星に行くのにどこでもドアが使えない、みたいな制限をもっと詰めて表現しないといけなさそうで、窮屈にも感じそうだ。それも映画の完成度を高めるのには大事なことなんだけど、脳内で補填していくのも趣あるよね。藤子さんの描く女性はたくましくて素敵だなぁ。最後の巨人化なんてそうだよね。女性のたくましさ、繊細さが全面に押し出された映画だ。昭和はエロティシズムをこのように表現していたのか分からないけど、懐かしい女性像に感じられた。これがいつかリメイクされた時、駄作にならないことを心から願う。あとオマージュ元のスターウォーズも観ないと。

  • Ogasawara
    Ogasawara 3 2016年11月1日

    3歳くらいの誕生日に父親にビデオを買ってもらって幼少期になり幾度となく観た映画。なんとなく思い出して十数年ぶりに視聴。 1985年の作品ということでちょうど当時流行っていたと思われるスターウォーズなどの洋画のパロディ、オマージュが多く含まれていて面白い。 舞台は前半が地球、後半が悪徳将軍の独裁体制によって危機に晒されるピリカ星。前半の地球ではピリカ星の事情をピリカ星人のパピーから聞いて知りながらも呑気でどこか戦いを楽しんですらいるようなのび太たちが、一度の大きな失敗を経て、ピリカ星に舞台を移すと段々シリアスな雰囲気になっていく様が面白い。 また、本作はドラエもんの道具に頼りすぎない、むしろ道具が足かせとなってる部分まであるところが面白い。子供達本人の成長が描かれているところが良い。特に他の映画ではスポットライトがあまり当たらないスネ夫の成長が著しい。結末は無理矢理な感もあるけれど、この結末は伏線回収した上でのものだと今回気付いた。 そしてなんと言っても劇中にも幾度となく流れるテーマ曲、海援隊の「少年期」… 久々に聴いたら懐かしすぎてうわぁああってなりました。幼児だった時からこの曲がなぜか好きだった… 久々に観て聴いてかなり高まった…

  • 重光太郎
    重光太郎 3 2015年5月29日

    ドラえもんで処刑は驚く

  • Noriko Onodera
    Noriko Onodera 4 2014年11月16日

    ドラえもん映画シリーズで父の1番のお気に入りはこれ☆ 海援隊の歌、まぢ名曲!!ーーーー♡ カラオケにも入ってるし♡

  • Yasuaki  Masatomi
    Yasuaki Masatomi 1 2014年6月28日

    初めてみたと思う 小さな宇宙人が自星のクーデターにより地球に避難 そしてのび太達と知り合い、クーデターを阻止する話 まぁしずかちゃんの敵が攻めてくる時の腹のくくり具合がカッコイイ

  • nao

    あ〜ぼ〜くは〜♪ 大人になってから見てもやっぱり面白い