リング (1998)

リング (1998)

1998年製作 日本 95分 1998年1月31日上映
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『リング (1998)』とは

映画『仄暗い水の底から』の中田秀夫が監督。高橋洋が脚本を担当した。原作は鈴木光司の同名小説となっている。「ビデオに殺されるなんて」がキャッチフレーズ。観た者を恐怖のどん底につき落とす「呪いのビデオテープ」がカギとなり物語は展開していく。高山竜司役の 真田広之、高野 舞役の中谷美紀など豪華な出演者や、キーマン貞子の登場の仕方など話題も豊富だった。インパクトのある宣伝も功を奏し記録的な興行収入を記録。その後の日本のホラー映画に大きな影響を残した。劇中流れる「来る、きっと来る」と聞こえる歌詞が、正しくは「Oooh きっと来る」だったことも当時話題に。また複数の続編や、海外リメイク版が制作されるなど、リングブームはしばらく続くことになる。

『リング (1998)』のあらすじ

ひとり息子と二人で暮らす浅川玲子(松嶋菜々子)は、テレビ局のディレクターとして都市伝説にまつわる話を取材していた。ある時、観たものを1週間後に死に至らしめるという呪いのビデオの存在を知る。それを観てしまった数人の若者が、数日前に不審な死を遂げた玲子の姪、智子(竹内結子)と同時期に死亡していたことがわかった。実は智子と若者たちは友人で、共に伊豆の貸別荘に宿泊していたことを知る。そこで撮った智子たちの写真は不気味に歪んで写っていたという。事の真相を探るべく伊豆を訪れた玲子は、別荘で不審なビデオを見てしまった。その直後謎の無言電話を受け、その後玲子が写る写真は歪んで写っていた。

『リング (1998)』のスタッフ・キャスト

『リング (1998)』の感想・評価・ネタバレ

  • タマキ
    タマキ 3 2016年12月30日

    呪怨と続けて観たからか、呪怨がバンバン伽倻子を見せてくるのに対しで、リングは最後の最後までほとんど貞子が出てこない。 井戸に潜るシーンは絶対出てくると思ったら、意外と人骨が出てくるっていう...。 まぁだからこそ最後に、テレビから貞子が出て来るあの有名なシーンが活きてくるのかなーと。 睫毛全部抜いただけあって、あの目のアップもかなり不気味。 あと、焦ってたのがあるとしても、出ずっぱりの浅川の代わりに陽一の面倒を見てくれたのは浅川の父親なのに、陽一を助ける為に平然と犠牲にしようとする浅川が貞子以上に怖い。 やっぱり怖いのは幽霊より人なんですかね。 #ネタバレ

  • さくら
    さくら 3 2016年8月29日

    深夜のテレビ放送で。おそらくしっかり観たのは初めて。超能力とか、そんな話だったのね...井戸の濁った水に浸かって、バケツに組むシーンが一番頭に残ってるのはなぜ。所々眠くなってしまい、もっとなんか来い!と思ってしまったけど、よくよく考えてみたら何もないところに怖さがあるのね。驚かすのとは違う恐怖、これが日本のホラー。

  • Rina

    今作品を観ている時、要所要所は怖いけど普通の映画だなあとか、貞子かわいそうだなあとか思っていたら、ラスト...ラストが怖すぎて悲鳴もあげられなかった...

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