
『吸血鬼ゴケミドロ』のスタッフ・キャスト
『吸血鬼ゴケミドロ』の感想・評価・ネタバレ
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とにかくタイトルに惹かれて観ました。(ただしばらくゴミケドロだと思っていましたが…) 観終わってから調べたら、なんと松竹 怪奇特撮第一弾作品。 旅客機が飛行中に謎の光る物体と遭遇、墜落。生き残るも乗客の1人が謎の吸血生物に体を乗っ取られており…というSFホラー。 英語しか話さない外国人の乗客がなぜか日本語の会話を理解してたり、その外国人が話してることがわからなかったはずの政治家が途中なぜか彼女の言っていることを理解してたり。ってそこばかり気になってしまった。 宇宙生物ゴケミドロのたらーっとした感じはなんとも言えなかった。
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マタンゴショックを受けた去年の夏以来似たようなジャンルでマタンゴ越えの作品を探してます、本作が一番マタンゴに近づいた感じですが越えてはいない、赤い空の場面がキルビルで再現されているように 色んな世代に影響を与えているカルト映画。
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松竹製作の怪奇映画第一弾、なんだかヤバそうな名前、という予備知識だけで鑑賞。これもうカルト映画認定でいいと思います。暗殺者、爆弾魔、議員、未亡人、心理学者、宇宙生物研究家、そして機長、キャビンアテンダントというキャラクターのごった煮みたいな人たちを載せた飛行機が不時着するのです。その不時着の周辺に止まっていたUFOにいたゴケミドロさんに暗殺者が乗っ取られて、パニック映画となります。超ご都合主義的エゴが物語をグイグイと引っ張り飽きることがありません。残った人でよし飛行機から離れよう!となれば割とすぐに高速道路にたどり着くところは大爆笑でした。さっさとゴケミドロから逃げ出せよ、と。広い心で鑑賞しましょう。 ただゴケミドロのビジュアルはかなり凄い。頭が割れてその中から…、というのはなかなか鮮烈です。