
『配達されない三通の手紙』のスタッフ・キャスト
『配達されない三通の手紙』の感想・評価・ネタバレ
-
山口県萩に構える資産家の豪邸。そこに住む次女は結婚を目前にして男に逃げられていた。数年後、その男はふらりと帰ってくる。 エラリー・クイン原作の映画化。一応推理小説好きとのことでふれまわっているが、この原作は未読である。豪邸、病んだ家族、そして毒殺とくればエラリー・クインの独壇場だ。本格の格式高いミステリに仕上がっている。新本格あるいはその映画化作品に親しんでいる我々には、トリックこそ生温く感じてしまうかもしれない。だが愛憎入り混じる歪な家族関係はそれだけでミステリとしての怪しさを発揮するのである。「異物」として登場する松坂慶子は素晴らしい演技を発揮している。
-
1979年作。昭和サスペンスの王道ですね。蟇目亮が演じるボブがいい味を出しています。そして松坂慶子を始め、女優さん達が皆美しい。ビバ昭和。