ボーイズ・ドント・クライ

ボーイズ・ドント・クライ

Boys Don't Cry
1999年製作 アメリカ 119分 1999年10月8日上映
rating 3.8 3.8
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『ボーイズ・ドント・クライ』とは

ネブラスカ州に実在した人物であり、トランスジェンダーの女性の悲劇を描いた衝撃のドラマ。アメリカ田舎町の出来事としてだけではなく、現代社会が未だ払拭できない保守的な側面がエスカレートして発生した悲劇を鋭く描いている。主演のヒラリー・スワンク、共演のクロエ・セヴィニーによる迫真の演技は絶賛され、1999年アカデミー主演女優賞受賞、助演女優賞ノミネートの他、世界中の映画賞を総なめにした。監督・脚本は新鋭の女流監督キンバリー・ピアース。出演は他に『仮面の男』のピーター・サースガード、ブレンダン・セクストン三世ら。

『ボーイズ・ドント・クライ』のあらすじ

20歳になるブランドン・ティーナ。1993年のある晩、ネブラスカ州リンカーンに住む彼女は従兄弟でありゲイのロニーに見てもらいながら、男装を決めてフォールズ・シティという町へと繰り出した。ロニーは男装を嫌う田舎町の危険性を説くも、ブランドンは聞く耳を持たなかった。立ち寄ったバーで知り合ったのは、元詐欺師で前科持ちのジョン、刑務所仲間のトム、そしてその仲間の女性ラナ。ジョンとトムはブランドンを男として、かつ仲間として歓迎し、ラナは地元の男たちとは全く違った魅力を放つブランドンに惹かれる。ブランドンもまた、美しいラナに心を惹かれ、恋に落ちるふたり。そんな時、ふとした過ちを犯したブランドン。そこから彼女を巡る環境は大きく変化してしまう……。

『ボーイズ・ドント・クライ』のスタッフ・キャスト

『ボーイズ・ドント・クライ』の感想・評価・ネタバレ

  • エミデブ
    エミデブ 4 2018年1月18日

    The Cureの名曲「Boys Don't Cry」がなければ多分、観るのはもっと遅くになっていただろう。 これも1999年ということだから今で言うLGBT映画に分類されると思う。 実話を基に性同一性障害の女性の壮絶な人生を描く。性自認が男で、ボーイッシュな格好をし女であることを隠し生きる主人公。その後に待ち受けるものはあまりにも残酷過ぎるもので、当時の時代的なもの、やっぱりそれこそLGBTなんて世間的に言われることもなく理解が今よりもなかった時代であったこと、それと田舎の閉鎖的な環境が引き起こした要因であると思うとなかなか考えさせられる。 タイトルでもありながら、船の上のシーンでThe Cureのタイトル曲が流れる。元々少し悲しい内容の歌詞が、この映画を観終わって思い返すとさらに悲しくなる名曲だ。 見た目は女性でもやはり中身は男。サビで「男の子はなかないはずだから」と繰り返すこの歌詞が胸に刺さる。 酷いと思いつつ、こんなことは日本でもあったのではないかと思う。頑張って性別を隠し社会に同化し、悲劇を招いたことがあったとしてもおかしくない。

  • 0c_0.

    確かに名作ですね。 これが実話だなんて。 戸惑います。☆無しで。

  • Rin

    ある意味青春映画だが、どんよりしてる。途中から、気分が悪くなってしまいました。。それ位リアルだったんだと思う、こういった事件があったことはとてもかなしいけれど、この事件を知ったからには、性同一障害を抱える人々について一度考えるべきではないかと思う。

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