
『楽園追放 Expelled from Paradise』の感想・評価・ネタバレ
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虚淵の割にはイマイチ
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劇場に見にいけず、ずっとみたいみたいと思っていたのですがやっと見れました。 良い! というか 好き!です。 正直あまいところがたくさんあって、いろいろ改善の余地はあるんですが なかなか小気味のいい内容です。 絶対13話でアニメ放送した方が人気出ると思うのにな。もったいないです。 ストーリーのテーマが思いのほか古風(手塚治虫や大友克洋的なややレトロで風刺的なSF)なのがどこかノスタルジックであり、それでいて現在の技術力をふまえた世界観でちょっと新鮮でした。でもそれが故におしい! 何となく気づいていたけれどこの映画を見てはっきり問題意識を持ったのは この手のアニメにありがちな既視感です。ロボットや少女、荒廃した世界、仮想世界。 どれもどっかのアニメからの借り物のような要素で作られています。 僕の先生に言わせれば、映画を作る人は常に見た事も無い世界、新しさを見せる事が求められているとのことです。そうした意味で未見性はほとんどないと言っていい映画なのです。 でも、それってそんなに大事な事でしょうか? 使い古されたモチーフでは面白い物は作れないのでしょうか? 僕はそうは思いません。むしろ使い古されたモチーフの中で感動が生み出せるならそれは本物の筋書きじゃないですか。 ただ、中途半端だと見透かされます。飛び抜けて面白くないと『あれのパクリだろ』と指摘されてしまうのです。そういう意味ですごくおしい作品だなぁと。 サカサマのパテマもそうなんですけど。 僕が好きだけど人気が出ない映画ってだいたいそういう所がネックになってる気がするんですよね。でもすきです。手元に置いておきたい。
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オチが若干不満ですが、設定もデザインも好み!
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毎度ロボと美少女という組み合わせに拒否反応が出るんだけど、この作品は最後まで楽しんでみることが出来た。戦闘シーンもスピード感があっていい。ただまあストーリーとしてはパターン化されてるというか、既視感がある感じ。ネットの評判を見るとキャラの胸と尻に言及してる人が多いようで、そういう見方でもいいのかもしれん。
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フロンティアセクター発見までのくだりがなぁ… でも、バトルは迫力有りだし、 設定も好きなSF
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2014/12/13 梅田ブルク7 世界観やSF設定、物語としては特に目新しいものでは無かったが、風呂敷を広げ過ぎずに、お約束の美少女にちょっと親父キャラ、メカ、ギミックの魅力を使って上手くまとめられている。登場キャラクタの少なさは3DCGによる制作に伴うトレードオフかもしれない。大迫力の戦闘シーンがどう見ても「板野サーカス」だと思ったら、エンドクレジットでご本人、板野一郎氏のお名前を発見して納得。3DCGになっても、いや、なったからこそ、アニメーターの感性や技量が重要な意味を持つ事の証だろう。元々は手描きのアニメもディズニーを追いこせでやってきた日本のアニメ界なのだから、いつの日か3DCGでも必ずやそれが出来ると確信している。
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秀作。 単純に楽しかったSFアニメ。 14.11.16 @新宿バルト9
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いい神谷、三木、くぎゅでした
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2014.11.24 新宿バルト9にて。 面白かった。 ストーリーはわかりやすいエンタメ感溢れた展開。かなり親切設計だったように思う。 電脳世界とリアルワールドの荒野、人工知能という設定もよい。トライガン読みたくなった。 戦闘は板野サーカス凄い。 驚いたのがスタッフの数。このクオリティーの作品をこの人数でできるのか。
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2014.11.22 女性客がほぼいなかったけど、SFアニメ好きには最高でした。 まどマギとかサイコパスとか見てたので、鬱展開とかドキドキしてたけど、どっちかというとウルッな展開で安心しました笑。 映像が本当にかっこよくて!特に戦闘シーンが。もう息出来ないくらいでした。 やっぱり観に行って正解だったな。
(C)東映アニメーション・ニトロプラス/楽園追放ソサエティ