フランケンシュタイン (1931)

Frankenstein
アメリカ
rating 3.3 3.3
3 2

「フランケンシュタイン (1931)」のスタッフ・キャスト

「フランケンシュタイン (1931)」の感想・評価・ネタバレ

  • 1231netabare
    1231netabare 4.5 2015年1月18日

    DVD 登録ありがとうございます。 多くの人が想像するフランケンシュタインの怪物は本作のボリス・カーロフの演じた怪物がそのイメージのもととなっています。背が高く、首にボルトが刺さり、継ぎはぎでおでこの広いあの怪物です。ちなみにフランケンシュタインは怪物ではなく博士の名前であり、怪物には名前がありません。「怪物」もしくは「フランケンシュタインの怪物」と呼称するのが正しいです。 このように、この怪物は後世に多大な影響を与えたキャラクターで映画本編のなかでも圧倒的な存在感を放っています。 怪物はヘンリー・フランケンシュタイン(原作では確かヴィクター・フランケンシュタイン)によって死体に手違いで凶悪犯の脳を移植し生まれました。知能は低く、言葉もあまり理解ができない。愛情の欠片も与えられなかった存在です。殺人を繰り返し、町の人々に追われ、最後は立てこもった小屋に火を放たれます。なんのために生まれたかわからない怪物のことを考えると哀れな最期出会ったと言えます。燃え盛る火のなかで響く怪物の悲鳴は悲愴感のあるエンディングでした。 少女とのふれあいのシーンでは怪物の無垢な一面が見られます。結果的には少女を殺害してしまいますが恐らくこれまでの殺人のような殺意はなかったように見えました。 もし、善人の脳を移植されていたら別の結末があったのかもしれないとおもわされました。 怪物の異形の殺人者として恐怖と生まれてはならなかったのに生み出されてしまったある意味無垢な哀愁をあわせ持つのキャラクター性が本作の一番の魅力出会ったと思います。