沈黙 サイレンス

沈黙 サイレンス

Silence
2016年製作 アメリカ 162分 2017年1月21日上映
rating 3.7 3.7
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『沈黙 サイレンス』のあらすじ

17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教 (信仰を捨てる事)したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは 日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。 日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の 井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。そして次々と犠牲になる人々。 守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じた事でわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは_。

『沈黙 サイレンス』のスタッフ・キャスト

『沈黙 サイレンス』の感想・評価・ネタバレ

  • Yuzukappa
    Yuzukappa 4 6月11日

    クリスチャンとして育った私にとって、これほど、キリスト教信仰の歪みを上手く捉えた話はないと思う。 その映画化、結論は すばらしかった。 もともと最後の誘惑でスコセッシの勇気に刺激をうけたが、今回は結局、ラストで癒されたのだとおもう。 僕は神との関係は個人が基礎であり、どの考えがが正しい正しくないという議論は最も神から遠い議論だと思っている。この作品にでてくる登場人物たちのその点の考えの複雑さと言ったらすごい。演技がすごい。またその中で神がいない世界ではなく、いるのに、沈黙をして、見える、という世界観の演出。完璧だった。 ほぼ、僕としては全キャラクターの気持ちがわかるんではないだろうか。特にキチジローへの感情移入は小説もそうだが、いつも嬉しい悲鳴をあげそうになる。キチジローがいるから僕は助けられてるんだといつも思う。その弱さの象徴にまで成り下がった姿に現代のクリスチャンは、自分は救われる側だと、癒されているのだ。 問題なのは、その癒しにクリスチャンは気づいていないことが多い、ということだ。

  • おにぎり
    おにぎり 5 6月2日

    布教と信仰は違うのだということ。 仏を信じようが神を信じようが、太陽を神と崇めようが、全ては人間がつくりだした精神であり存在で、それにより人間が人間を痛めつけるという構図が皮肉だった。

  • Yudai Hirano
    Yudai Hirano 3 3月29日

    簡単に踏み絵して、早足で逃げていくキチジローが結構面白い。 パライソはポルトガル語なのに、ポルトガル人がパラダイスと言い直してたのは、なんでだろうとちょっと気になったね。

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