探偵はBARにいる3

2017年 日本
rating 3.4 3.4
10 6

「探偵はBARにいる3」のスタッフ・キャスト

「探偵はBARにいる3」の感想・評価・ネタバレ

  • amazon02
    amazon02 3.5 2017年12月2日

    邦画としては珍しく安定高品質のススキノ探偵シリーズ第3弾。 今回もしっかり災難に巻き込まれています。 映画的、という意味では確かにキャッチコピーにあるようにシリーズ最高傑作。 笑いも涙もアクションも、しっかり謎解きに絡めて日本人らしいウエットさを纏ったハードボイルドに仕上がっている。 が、今回のヒロイン 岬マリ(北川景子)は、 前2作と比べて最後までバックボーンが腑に落ちない点がとても惜しいと感じる。 ミステリアスな雰囲気を演出するためなのか、事件を引っ張る動機が結局最後まで理解できるような演出がされていない。 ノベライズ版を確認すれば補完される部分はあるものの、映像からそこを削ったら結局ボケるよね、という重要な要素がごっそりと映画にはないのである。(おそらく大人の事情でその描写はNGという判断が出たのだろうが)今回は劇中で「探偵」がマリに入れ込んでしまい、観客は置いてけぼりを食らう。 マリだけ、もしくはマリと探偵しかわからない事についての描写が少なく、そのあたりはセリフや雰囲気で類推して、という事?いや、むしろそれをナシにして映像を絡めるべきでは? と、鑑賞中の私の中で葛藤が始まってしまった。 「そんな事でこれだけの事件を!?」というシリーズ共通の感覚やおなじみのヤクザ松重の回りくどい「手を引け」警告やサウナのくだりも健在。 無敵高田の敗北や、探偵との別れ(?)など演出もツボを押さえてあるだけに、やはりどうしてもマリの描写の残念さがアラに見えてしまう。 探偵=大泉洋のシンクロ率がますます上がってススキノシリーズとしてはエンターテイメント性も高く、作品としてはおススメ。 私のように細かいことは考えないで鑑賞するにはぜひ。 2017.12.1 TOHOシネマズ ベイシティ W.H

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