サニー 32

サニー 32

2018年製作 日本 2018年2月上映
rating 2.6 2.6
4 2

『サニー 32』のスタッフ・キャスト

『サニー 32』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2018年2月18日

    教師の女が突然二人組の男に拉致監禁される。彼らはサニーと呼ばれる元殺人犯の大ファン。女=サニーであるとするが、女はそれを否定する。 上のオープニングまでは『悪魔のいけにえ』的ホラー映画。サイコパスと被害者で食卓を囲むシーン、被害者が逃亡し車に助けを求めるシーンなど明らかに意識しています。そこから映画が暴走。次々と登場する新キャラクターが、想像できない展開を引っさげて登場します。映画は怒涛の展開を迎え、懺悔祭りとなり第一部が終了。第二部からはさらにテーマは色濃くなります。この映画のテーマは歪な偶像崇拝。崇拝される偶像は、実は偽物だったり、実は大した人間ではなかったりする。偶像ではなく、生身の人間なのです。崇拝する側とされる側とのミスマッチを問いかける映画です。その映画の偶像として北原里英という(元?)アイドルをキャスティングしているのがとても面白い。 と、絶賛レビューを残そうと思ったのですが、他レビュアーの意見に流されそうです。監督の白石和彌の作風と合っていないのでは?という指摘。硬派でロジカルな暴力を描いてきた白石和彌(多分『狐狼の血』もこっち)ですが、本作ではロジックを外して意表を突くことに重きを置き、時にコメディなシーンも挟む。他レビュアーの指摘では、園子温的だというのです。これはなるほどです。そう言われてみればロジカルと非ロジカルが同時に描かれているものの、非ロジカル側がロジカルの足を引っ張っているようにも見えなくない。園子温だったら非ロジカルだけで映画を終えていたと思います。なるほどねえ。

  • べし

    強制ジェットコースターって感じでした。アイドル出身(特にAKB系列)の女の子が主演の映画は演技が私の鼻につくことが多いので正直見るの少し怖いんですけど、彼女はかなりハマり役でした。ちょっと変なセリフとかも不自然なんですけど、それが自然というか、主演きたりえだからできた映画だったと思う。作品の内容としては音声読み上げソフトを使ったyoutube動画、LINEに酷似したチャットツールMINE、殺人犯の神格化、showroomみたいな動画配信サービスなど、作りやテーマは面白かった。面白かったけど私には響かなかったなあ。

『サニー 32』に関連する作品