劇場版 マジンガーZ INFINITY
劇場版 マジンガーZ INFINITY
2018年製作 日本 95分 2018年1月13日上映
rating 3.3 3.3
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『劇場版 マジンガーZ INFINITY』のamazon02の感想・評価・ネタバレ

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amazon02 2 2018年1月14日

ぐりぐりよく動く、21世紀のマジンガーZ、みんなキミを待っていた!技や武器の名前を叫んでぶっ放せ! …だけれども、うーん。 マジンガールズ、要る?(おかずクラブ起用は何のバーター⁇) Zのタイトルはマジンガー?ドラ○ンボール? Dr.ヘル復活の背景は? マジンガーが、いわゆるリアルロボット路線の文脈で縛られるような事は望まないし、かといって半世紀近く前のお子様向けのストーリテリングのまま、解像度だけ向上したアニメを劇場にかける筈はない。 じゃあどうなる?の答えを、この作品はリアルロボットものとスーパーロボットものの入れ子構造で提示した。 光子力を巡る舞台背景をリアル路線で、メカや機械獣の戦闘はスーパーロボット路線で処理している。だから狂言回しとして両方に登場機会の多いキャラクター達は、どうしても言動の振れ幅が大きく、兜甲児、弓さやか、リサの主要3キャストは特にその傾向が顕著で、観ているこちらは居心地が悪い。 ストーリーも、直近のリブートマンガ「マジンガーZERO」と近似の量子宇宙論的な展開が、物語後半かなり乱暴に力押しで展開される。映画の前半と全くストーリーベースのトーンが変わってしまい、今回95分で公開されたものの、実は140分位の完全版があるんじゃないかと思いたくなるほど、状況説明をセリフの洪水で押しまくってくるのだ。 有り体な言い方をするなら、もっともっと上手くまとめて欲しかった。 どれだけ無尽蔵にミサイル撃てるんだとか、衝撃でパイロットは脳震盪だろ、とか野暮なことは言わない。 そのかわり、現実に寄せようとした舞台設定と、明らかなスパロボ演出のもう少し高いレベルでの融合を観せて欲しかったと思うのである。 初日、初回上映。 終劇後、灯りがつくと、ほとんど私と同じかそれ以上の、半世紀前の少年達でかなりの席が埋め尽くされていた。 TOHOシネマズベイシティ 2018.01.13