ドクター・スリープ

ドクター・スリープ

Doctor Sleep
2019年製作 アメリカ 2019年11月29日上映
rating 3.5 3.5
10 9

『ドクター・スリープ』とは

スティーブン・キングの同名小説を原作としたホラー映画『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ (原題)』が映画化。 前作から30年後を舞台に、不思議な「シャイニング」の力を持つジャックの息子ダニー・トランスが、今もなおトラウマに憑りつかれながらも、新たな恐怖と対面する様子が描かれる。 監督は『オキュラス 怨霊鏡』などで知られるマイク・フラナガンが務め、『ビューティフル・マインド』でアカデミー脚色賞を受賞したアキヴァ・ゴールズマンが脚本を務める。全米では2020年1月24日に公開予定。

『ドクター・スリープ』のスタッフ・キャスト

『ドクター・スリープ』の感想・評価・ネタバレ

  • ひら

    2019/12/05 映画館

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2019年12月4日

    キューブリック版『シャイニング』をふりかけたパンとSキングが染み込んだパンでマイク・フラナガン100%の具をたっぷり挟んだサンドウィッチみたいな。ガブッと一口頬張ると、そのコンビネーションが美味しいかどうかはともかく思った通りの味がするし、フラナガン味はしっかり出てる。 暗躍する闇の力、ダニーの現在、シャイニングを持つ少女が3部構成的に連なって、いよいよ辿り着いたオーバールック・ホテルでやはり気分が盛り上がる。一番ニヤニヤしたのは、ダニーが仕事をもらう部屋!とはいえ正直あそこまで『シャイニング』引用(というかリメイク?)する必要あったかな長いし…という気もしなくはなかった。そのせいで好き嫌い分かれると思う。今更キューブリックの真似事観たい訳じゃないし似てねーとか。 但し他人の褌で相撲を取る訳でなくて、あくまで本家キング版『シャイニング』とキングが認めなかったキューブリック版『シャイニング』を接続する意味があったのではないかと。相反しながらどちらにも共通する要素を橋渡しするような、この続編があのカーペットの廊下からボイラー室へと、2つの間のミッシングリンクみたいな。 それはちょうどダニーの物語とも重なる。父親ジャックを狂わせたものを受け継ぐ呪縛と恐怖を断ち切る(文字通り斧で血を失う)ために、かつてのトニーではなく新たなシャイニングがダニーを導く。フラナガンもキング原作と映画シャイニングを40年ぶりに繋ぐ友達になろうとしたのではないか。 同時にキング原作映画に期待するケレン味はちゃんとあり、恐怖や悪や能力を実体化した身も蓋もない見せ方がキャンピィだ。子供に容赦しないし、痛ーい描写も。あと、そこはヘンリー・トーマス(瞬きしてなかった!)なんだね…フラナガンだから。

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