人魚の眠る家

人魚の眠る家

2018年製作 日本 120分 2018年11月16日上映
rating 4 4
15 4

『人魚の眠る家』とは

離婚予定だった夫婦が、娘が事故にあったことから究極の選択に直面するヒューマンミステリー。原作は、人気作家・東野圭吾による同名ベストセラー小説。1つの決断がそれぞれの運命を変える……。別居中で離婚予定にある夫婦、播磨薫子と和昌を演じるのは、篠原涼子と西島秀俊の2人。本作で夫婦役として映画初共演を果たす。その他、坂口健太郎、川栄李奈や山口紗弥加らが脇を固める。本作でメガホンを取るのは、『明日の記憶』で2015年に日本アカデミー賞優秀作品賞を受賞した堤幸彦監督。

『人魚の眠る家』のあらすじ

別居中の仮面夫婦、播磨薫子とその夫・和昌は、娘の小学校受験がひと段落したら離婚する予定だった。しかし、ある日娘の瑞穂がプールで溺れたとの知らせが耳に入る。瑞穂は意識不明であり、医師から脳死の診断を受ける。2人に与えられた選択は、脳死を選択し臓器提供を申し出るか、娘の心臓が止まるのを待つかの2つであった。2人は話し合いの末、臓器提供をすることに決める。 しかし、娘との最後の時、薫子は瑞穂の手が一瞬動くのを見て、臓器提供を拒否する。夫・和昌は、家族のため、自分の会社の最先端技術を駆使して誰も試したことのない延命治療を娘に施し始める。しかし、彼らの決断は、薫子の人格を変えていくことになる……。

『人魚の眠る家』のスタッフ・キャスト

『人魚の眠る家』の感想・評価・ネタバレ

  • kjhyk
    kjhyk 4 6月24日

    切ない。とっても切ない。刹那い。娘がいる身としては篠原涼子扮する奥さんの想いは分かる。特に腹を痛めて産んだ母親はそうなるよねと。実際初めての子を産んでしばらくは端から見ると狂気に見えちゃうようなときもあるし。そして家族以外の人たちの見る目。怖い物を見るような目。変人を見るような目。そっちもわかるわ。公園ですれ違ったおばはんの目嫌な感じだったなー。終盤篠原涼子の狂気を沸点に達したところでの姪っ子の告白。号泣しかない。つらいよ。映画としては面白かったが、もう2度と見たくはない作品。つらいから。

  • yuka

    誰の気持ちにも共感できてしまうので、誰が正しいとか何が間違っているとかがなく、ただひたすら辛くて切ない。 母親も、研究者も、弟も、祖母もいとこも、みんなそれぞれに必死。 心臓移植が必要な娘を持つお父さんが「ドナーを待つのはやめようと思っている」といった台詞が、苦しみを越えて悟った人の言葉のようで沁みました。 二時間があっという間。

  • とし

    2018/10/1松竹試写室(東劇)試写会にて。東野圭吾原作で未読な上、予備知識全くなしで観に行った。尊厳死がテーマでかなり重くいろいろ考えさせられた。プールの排水溝に挟まって脳死になってしまった娘を母親の観点、父親の観点、息子の観点、医者の観点、研究者の観点、関わる人たちの観点など様々な方向から見れ希望を信じるからこそ狂気じみた人格になっていく人たち。誰もが悪くない、ただ娘を思うからこそ歯車が狂う。自分も親の立場だけど実際に息子がそのような状況になった時にどのような判断をするのか考えたけど答えは見つからなかった。全てにおいて正解でもあり不正解でもあるような気がしたからだ。出演者全員が迫真の演技で圧倒されたし子供達の気持ちに最後は体の水分がすべて出てしまい泣かされてグッタリ。

『人魚の眠る家』に関連する作品