エンジェル、見えない恋人

エンジェル、見えない恋人

Mon Ange
2016年製作 ベルギー 79分 2018年10月13日上映
rating 3 3
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『エンジェル、見えない恋人』とは

“ベルギーの至宝”と呼ばれ、1991年の『トト・ザ・ヒーロー』や2016年の『神様メール』で監督を務めたジャコ・バン・ドルマルが製作を担当し、ドルマルの古くからの友人であり、俳優としてドルマルの作品に出演経験のあるハリー・クレフェンが監督を務めたベルギー産のラブストーリー。目に見えない男の子が盲目の少女と恋に落ち、自分の秘密に悩みながらも愛を育んでいく姿を描く。 盲目の少女・マドレーヌ役を演じるのは、本作が長編映画デビューとなったフルール・ジフリエ。目に見えない男の子・エンジェルの母親役を『シンプルメン』や『愛・アマチュア』に出演したエリナ・レーベンソンが演じる。

『エンジェル、見えない恋人』のあらすじ

マジシャンの恋人が失踪し、精神を病んだルイーズは、とある精神病院に入ることになる。その後、ルイーズは男の子を出産するが、生まれてきた子供は姿が見えないという特別な体質を持っていた。ルイーズはその子をエンジェルと名付け、他人との一切の関りを絶つように、施設内で隔離して育てていた。 ある日、ふとしたことから病院を抜け出したエンジェルは、そこでマドレーヌという少女と出会う。彼女は盲目で目が見えなかった。マドレーヌは盲目であるが故、姿が見えないというエンジェルの特異体質に気づくことはなく、2人は恋に落ち、愛し合うようになる。 しかし、ある時、マドレーヌの視力を回復させるための手術が行われることになって……。

『エンジェル、見えない恋人』のスタッフ・キャスト

『エンジェル、見えない恋人』の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2018年12月27日

    異形の恋人ということで、『ゆれる人魚』もこれもシェイプ・オブ・ウォーター、いや言葉通りの意味ではデル・トロ以上にシェイプ・オブ・ウォーターだったのでは。 食べたものはどうなるんだとか透明人間の仕様については疑問だらけだけど、そこは完全にお伽話に振り切ってあって、あくまで邪魔なものは何も出てこない2人だけの閉じた世界。ガーゼっぽいテクスチャを被せたソフトフォーカスを多用し、夢見るようなエンジェルの視点に徹してる。 おそらく、ギミックに凝りがちなジャコ・ヴァン・ドルマル監督は『赤い風船』をやりたかったんだろう。宙に浮かぶブラシや触れる痕跡は今ならCGだろうが、映画らしいマジックと戯れているかのよう。ブランコを漕ぐ少女は『ピクニック』を彷彿。 とはいえ、やっぱ透明人間のすることといったら…。でもって、ずっと全裸だよねキミ。どうしても着ないんだ。むしろああなった後の方が面白そうだった。

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