A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー

A Ghost Story
2017年製作 アメリカ 92分 2018年11月17日上映
rating 3.9 3.9
13 10

『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』とは

『セインツ -約束の果て-』、『ピートと秘密の友達』で知られるデビッド・ロウリーが監督を務めるファンタジー映画。交通事故で突然命を失った男が、シーツを被ったゴーストの姿となって妻を見守る。妻が前を向いて進もうと決めた時、ゴーストは……。 ローリー監督の『セインツ -約束の果て-』で共演をした、『ジェシー・ジェームズの暗殺』、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で知られるケイシー・アフレックと、『ドラゴン・タトゥーの女』、『キャロル』で知られるルーニー・マーラの再びの共演となる。『ムーンライト』で初めてアカデミー賞を受賞し、『ウィッチ』、『ヘレディタリー(原題)』で知られる映画会社・A24の配給。

『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』のあらすじ

テキサス州のダラスにある小さな家に、若い夫婦が暮らしていた。妻は引っ越したがったが、夫は反対した。ある晩、2人にはピアノの音が聞こえたが、なぜ聞こえたのかは分からないままだった。 ある日、夫は交通事故で亡くなってしまう。病院で、妻はシーツで覆われて横たわる夫の姿を見ることになる。そして、夫はシーツを被ったままゴーストとなって、誰からも気づかれることなく病院を彷徨い始める。家に戻ると、悲しみにくれる妻の姿があり、夫はそれを見守ることしかできない。 妻はある日、男を連れて家に戻り、男にキスをする。ゴーストは本を本棚から投げ飛ばし、電気をつけたり消したりする。妻には夫がかつて作った歌が聞こえてくる。妻はついに引っ越すことを決意する。そして、ゴーストは取り残され……。

『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』のスタッフ・キャスト

『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 1月21日

    主に幽霊視点、ひとりぼっちで残された妻を傍で見守るゴースト。ところがもはや概念としてのゴースト。白い布を被ったオバQみたいな幽体はその家に地続きで存在し、地続きで時間を超える。ひとりぼっちで取り残されたのは妻でなく幽霊だ。その想いとピアノを残して、家も人類も宇宙もすべてのものに始まりと終わりがあり、終わりは始まり。それはオカルトでもスピリチャルでもなく、角丸の狭くプライベートな視野で切り取られたフォークロア。少しだけ怖くて孤独で不安にさせる静謐なタッチは、何となくアリス・マンローの短編小説に通じるかも。 言ってみれば地縛霊みたいなものだけど、あの白い風体の醸すトボけた愛らしさときたらズルいよ(中の人はケイシー・アフレックなのに)。しかもズルズルと引きずりながらきれいなドレープが出る、あの丈の長さが絶妙。佇むだけで画になるし、その背景がシームレスにエンドレスに移り変わる様は優雅ですらある。自然光のような撮影、長く固定されたショット、がらんとした空間の静かな気配と外から聞こえる物音、反射する光、台詞代わりの音楽。最小限とも言えるシンプルな映画のイマジネーション。幽霊同士の会話と、フッと萎む姿はその極め付けだった。

  • Kozai Szatosi
    Kozai Szatosi 4 2018年12月10日

    かわいい。 ずっとシーツかぶってるケイシー・アフレックも、こんな映画作るデヴィッド・ロウリーも、ルーニー・マーラもかわいい。ただただかわいい。 噺は結局のところ「インターステラー」みたいな感じなんだが、時間と空間の感性がかなりトチ狂っていてスゴい。あえていうなら、「2001年宇宙の旅」のラストシークエンスに近い時間表現か。凄すぎ。窓から入る光や反射もいちいち凄い。 「綺麗な映画」ではあるが、PVやインスタの感性にならないで、どこまでも映画。素晴らしい!

  • chuchupachups
    chuchupachups 3 2018年11月27日

    あくまでもお化けのアイコンとして登場するシーツ姿のCだけど、初めはなぜかこわい、アイコンだと思っていてもちょっとこわい。隣の家にもう1匹いるのに気づいたときはさらにもう少しこわい。 映画は想像以上に静かだった。私も手紙の内容知りたかったな。

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