妻よ薔薇のやうに

妻よ薔薇のやうに

1935年製作 日本 1935年8月15日上映
rating 3.5 3.5
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『妻よ薔薇のやうに』のスタッフ・キャスト

『妻よ薔薇のやうに』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2019年11月10日

    母と娘を残して父は出て行ってしまった。それから18年。大人になった娘は偶然街で父を見かける。 成瀬巳喜男監督作品。女性映画の名手と言われるだけあり、そのきめ細やかな脚本は見事。現代映画のようにポリティカルコレクトで、まるでNetflix配給の映画のようである。男に平気でお茶を作らせ「この家では客がお茶を作るのか」と言われ舌を出す。なんとキュートなことか。この映画、結局は夢を捨てきれない一人の男がそれぞれで家庭を作り、それに女が振り回されるという映画である。しかし女はその男に対して批判的な視線を与えない。映画はその男女を具に捉えている。1935年で既にこの視点を持っていた成瀬巳喜男恐るべしか。

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